ハイランダーズ (ラグビー)
ハイランダーズ（英: Highlanders）は、スーパーラグビー・パシフィックに参加するニュージーランドのラグビーユニオンチーム。本拠地はダニーデンのカリスブルックだったが2011年からはフォーサイスバースタジアム。
| 正式名称 | Highlanders | ||
|---|---|---|---|
| ユニオン | ニュージーランドラグビー協会 | ||
| 愛称 | The Highlanders, Landers | ||
| 創設年 | 1996年 | ||
| 本拠地 |
 ダニーデン | ||
| グラウンド | フォーサイス・バー・スタジアム | ||
| 収容人数 | 30,748 | ||
| ヘッドコーチ | ジェイミー・ジョセフ | ||
| 最多キャップ | アントン・オリバー (127) | ||
| 最多得点選手 | トニー・ブラウン (857) | ||
| 所属リーグ | スーパーラグビー・パシフィック | ||
| 2024 | 6th(プレーオフ:準々決勝敗退) | ||
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| 公式サイト | |||
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www | |||
概要
編集ニュージーランド南島南部に位置するオタゴ、ノースオタゴ、サウスオタゴの各ラグビー協会所属選手とドラフト選手により編成され、毎年2月から5月まで開催されるスーパーラグビーに参加するプロフェッショナルラグビーチーム。1996-1999シーズンのチーム名はオタゴ・ハイランダーズ。
ラグビーニュージーランド代表（オールブラックス）に多くの選手を輩出する名門チームである。スコットランド移民が多く住むダニーデンにあるチームのため、ハイランダーから名を取りチーム名に採用している。
チームカラーは青と黄色。
歴史
編集1996年創設。
2013シーズンにパナソニックワイルドナイツの田中史朗が加入、2016年まで在籍した。
2015シーズン、スーパーラグビーのプレーオフ決勝でハリケーンズを破り、悲願の初優勝を果たした。
2016年までヘッドコーチを務めたジェイミー・ジョセフがラグビー日本代表ヘッドコーチに就任したことから、翌2017シーズンは同チームのOBであるトニー・ブラウンがヘッドコーチに就任。アシスタントコーチには前年までサンウルブズのヘッドコーチを務めたマーク・ハメットが就いた。
2021シーズンにトヨタ自動車ヴェルブリッツの姫野和樹が加入[1]。
タイトル
編集- スーパー12準優勝 1回（1999年)
- スーパーラグビー優勝 1回（2015年)
- スーパーラグビートランスタスマン準優勝 1回（2021年）
成績
編集スーパーラグビー戦績
編集| シーズン | 試合数 | 勝 | 分 | 敗 | 順位 | プレーオフ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1996 | 11 | 5 | 0 | 6 | 8位 | ― |
| 1997 | 11 | 3 | 0 | 8 | 12位 | ― |
| 1998 | 11 | 7 | 0 | 4 | 4位 | ベスト4 |
| 1999 | 11 | 8 | 0 | 3 | 3位 | 準優勝 |
| 2000 | 11 | 6 | 0 | 5 | 3位 | ベスト4 |
| 2001 | 11 | 6 | 0 | 5 | 5位 | ― |
| 2002 | 11 | 8 | 0 | 3 | 2位 | ベスト4 |
| 2003 | 11 | 6 | 0 | 5 | 7位 | ― |
| 2004 | 11 | 4 | 1 | 6 | 9位 | ― |
| 2005 | 11 | 6 | 1 | 4 | 8位 | ― |
| 2006 | 13 | 6 | 0 | 7 | 9位 | ― |
| 2007 | 13 | 5 | 0 | 8 | 9位 | ― |
| 2008 | 13 | 3 | 0 | 10 | 11位 | ― |
| 2009 | 13 | 4 | 0 | 9 | 11位 | ― |
| 2010 | 13 | 3 | 0 | 10 | 12位 | ― |
| 2011 | 16 | 8 | 0 | 8 | 8位 | ― |
| 2012 | 16 | 9 | 0 | 7 | 9位 | ― |
| 2013 | 16 | 3 | 0 | 13 | 14位 | ― |
| 2014 | 16 | 8 | 0 | 8 | 6位 | ベスト6 |
| 2015 | 16 | 11 | 0 | 5 | 4位 | 優勝 |
| 2016 | 15 | 11 | 0 | 4 | 5位 | ベスト4 |
| 2017 | 15 | 11 | 0 | 4 | 7位 | ベスト8 |
| 2018 | 16 | 10 | 0 | 6 | 6位 | ベスト8 |
| 2019 | 16 | 6 | 3 | 7 | 8位 | ベスト8 |
| 2020 | 8 | 3 | 0 | 5 | 4位 | ― |
| 2021 | 8 | 3 | 0 | 5 | 4位 | ― |
| 2022 | 14 | 4 | 0 | 10 | 8位 | ベスト8 |
| 2023 | 14 | 5 | 0 | 9 | 9位 | ― |
| 2024 | 14 | 6 | 0 | 8 | 6位 | ベスト8 |
注：1996年シーズンから2005年シーズンまではスーパー12での成績、2006年シーズンから2010年シーズンまではスーパー14での成績、2011年シーズン以降はスーパーラグビーでの成績、2020年、2021年シーズンはスーパーラグビー・アオテアロアでの成績、2022年シーズン以降はスーパーラグビー・パシフィックでの成績となる。（全15チームに拡大、2016年、2017年シーズンのみ全18チーム、2020年、2021年シーズンのみ全5チーム、2022年以降は12チーム）
スコッド
編集2025シーズンのスコッド（2025年1月現在）
| ハイランダーズ スーパーラグビー・パシフィック スコッド[2] | ||
|---|---|---|
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プロップ フッカー ロック |
フランカー/No.8 スクラムハーフ フライハーフ |
センター ウイング フルバック |
 はキャプテン。
|
歴代所属選手
編集- ブライアン・リマ
- ジェフ・ウイルソン
- ベン・ヘリング
- ダニー・リー
- ビリモニ・デラサウ
- トニー・ブラウン
- モセ・トゥイアリイ
- アントン・オリバー
- ジェームス・ウィルソン
- ロスアイザック
- アーロン・スミス
- フィル・バーリー
- ジェームス・アレジ
- ニコラスライアン
- リマ・ソポアンガ
- セイララ・マプスア
- ブラッド・ソーン
- マリティノ・ネマニ
- ナシ・マヌ
- ジェイデン・ヘイワード
- ジェームス・ハスケル
- パトリック・オズボーン
- マーティー・バンクス
- ジョン・ハーディー
- リチャード・バックマン
- ヘイデン・パーカー
- TJ・イアオネ
- ジョー・ラタ
- マアフ・フィア
- テルサ・ベアイヌ
- ジャクソン・ヘモポ
- カート・ベイカー
- ボークコリン雷神
- タマティ・エリソン
- ジョー・ウィーラー
- ジョシュ・ベックハイス
- 田中史朗
- リアム・スクワイア
- マラカイ・フェキトア
- シウア・ハラヌコヌカ
- ジェイソン・エメリー
- ジェイミー・ブース
- フレッチャー・スミス
- レイ・ニウア
- ダン・プライアー
- セコナイア・ポール
- セフ・ファアガセ
- トム・フランクリン
- クレイグ・ミラー
- ロビー・ロビンソン
- テビタ・リー
- ザネ・カペリ
- ベン・スミス
- コナン・オドネル
- ティレル・ロマックス
- ティム・オマリー
- ネイサン・ベラ
- ブリン・ガットランド
- アッシュ・ディクソン
- 姫野和樹
- リアム・スクワイア
- シアテ・トコラヒ
- マイケル・コリンズ
- ロブ・トンプソン
- ネヘ・ミルナー＝スカッダー
- サム・ケアード
- リアム・コルトマン
- アンドリュー・マカリオ
- レニ・アピサイ
- ジョシュ・ディクソン
- パリパリ・パーキンソン
- シャノン・フリゼル
- ビリー・ハーモン
- マリノ・ミカエリ＝トゥウ
- アーロン・スミス
- マーティー・バンクス
- フレディー・バーンズ
- ジョシュ・ティム
- コナー・ガーデンバショップ
出典
編集- ^ 姫野がNZハイランダーズ加入で来季スーパーラグビー挑戦！ 「また1からハングリーに」 . ラグビー共和国(2020年10月12日). 2020年10月12日閲覧。
- ^ Highlanders name squad for 2025 DHL Super Rugby competition . Highlanders(2024年11月11日). 2025年1月14日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- The Highlanders
- ハイランダーズ (@Highlanders) - X（旧Twitter）
- ハイランダーズ (@highlandersteam) - Instagram
- Otago Rugby Football Union