スクワートルスクワート
スクワートルスクワート (Squirtle Squirt) は、アメリカ合衆国の競走馬。おもな勝ち鞍は、2001年のブリーダーズカップ・スプリント、キングズビショップステークス。同年にエクリプス賞チャンピオンスプリンターを受賞。引退後、種牡馬として日本に輸出された。
スクワートルスクワート | |||||||||
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欧字表記 | Squirtle Squirt | ||||||||
品種 | サラブレッド | ||||||||
性別 | 牡 | ||||||||
毛色 | 黒鹿毛 | ||||||||
生誕 | 1998年2月12日 | ||||||||
父 | Marquetry | ||||||||
母 | Lost the Code | ||||||||
母の父 | Lost Code | ||||||||
生国 | アメリカ合衆国 (ケンタッキー州) | ||||||||
生産者 | Dr. Audrey Narducci | ||||||||
馬主 | David J. Lanzman | ||||||||
調教師 | Robert J. Frankel | ||||||||
競走成績 | |||||||||
タイトル | エクリプス賞最優秀短距離馬(2001年)[1] | ||||||||
生涯成績 | 16戦8勝 | ||||||||
獲得賞金 | 1,112,220ドル | ||||||||
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戦績
編集2000年4月にサンタアニタ競馬場でデビュー。初戦こそ4着だったが、2戦目で初勝利を挙げると、4連勝で重賞を勝利するなど、8戦5勝の成績で2歳シーズンを終えた。
3歳となった2001年は、三冠路線ではなく短距離路線に向かい、8月にキングズビショップステークスでG1初制覇。 続くヴォスバーグステークスを2着としてブリーダーズカップスプリントに臨んだ。 連覇を狙うコナゴールドが7着に沈むなか、逃げるエクストラヒートを半馬身交わして優勝した。
翌年は、ドバイゴールデンシャヒーンを目標としたものの、パロスヴェルデスハンデキャップを4着とした後左前脚を故障し、長期休養を余儀なくされた。 その後は、9月のフォアゴーハンデキャップで復帰したが4着に終わり、この競走を最後に引退した。
引退後
編集引退後は、日本軽種馬協会(JBBA)に購買され、日本で種牡馬入りした。2003年から供用され、同協会の管理する種馬場を移動しながら種付けを行っている。初年度産駒は2006年にデビューした。
特に九州種馬場への繋養時に優秀な九州産馬を輩出しており、九州の生産者の要望を受ける形で2016年から同場に再度移動している[2]。
2021年には15世代目産駒ヨカヨカが北九州記念(GIII)を制覇し、本馬産駒として初のJRA重賞勝ち馬となった。なお、この15世代という期間は、平地ではオランテ[注 1]およびカリスタグローリ[注 2]が9世代目産駒で、障害ではシングンオペラ[注 3]が10世代目産駒でそれぞれJRA重賞勝利種牡馬になったことを大きく上回る、グレード制導入以来の最長記録であった[3]。
26歳での種付けを終えた後の2024年10月26日に種牡馬を引退し、静内種馬場に移動して功労馬となることが発表された[4]。
主な産駒
編集血統表
編集スクワートルスクワートの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | ミスタープロスペクター系 |
[§ 2] | ||
父 Marquetry 1987 栗毛 |
父の父 Conquistador Ciero1979 鹿毛 |
Mr. Prospector | Raise a Native | |
Gold Digger | ||||
K D Princess | Bold Commander | |||
*Tammy's Turn | ||||
父の母 Regent's Walk1981 栗毛 |
Vice Regent | Northern Dancer | ||
Victoria Regina | ||||
Lover's Walk | Never Bend | |||
Honey Lake | ||||
母 Lost the Code 1990 鹿毛 |
Lost Code 1984 黒鹿毛 |
Codex | Arts and Letters | |
Roundup Rose | ||||
Loss Or Gain | Ack Ack | |||
Gain Or Loss | ||||
母の母 Smarter by the Day1983 黒鹿毛 |
Smarten | Cyane | ||
Smartaire | ||||
Tentamara | Tentam | |||
Hardy Climber F-No.9-h | ||||
母系(F-No.) | 9号族(FN:9-h) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | Never Bend4×5=9.38%、Turn-to5×5=6.25% | [§ 4] | ||
出典 |
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ “スクワートルスクワートの5代血統表”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd.. 2019年9月11日閲覧。
- ^ スクワートルスクワートが移動 競走馬のふるさと案内所、2016年11月8日、2020年6月13日閲覧
- ^ 『優駿』㈱中央競馬ピーアール・センター、2021年9月25日、113頁。
- ^ “04年凱旋門賞バゴが種牡馬引退「功労馬として余生を過ごします」代表産駒クロノジェネシスなど”. 日刊スポーツ. 2024年10月26日閲覧。
- ^ a b c “スクワートルスクワート(USA) 血統情報:5代血統表”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2019年9月11日閲覧。
- ^ a b “スクワートルスクワートの5代血統表”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd.. 2019年9月11日閲覧。
外部リンク
編集- スクワートルスクワート - 日本軽種馬協会
- 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ、Racing Post
- スクワートルスクワート(USA) - 競走馬のふるさと案内所