ジャン・リュック・ロメロ
フランスの政治家
ジャン・リュック・ロメロ (フランス語:Jean-Luc Roméro) | |
名前: | ジャン・リュック・ロメロ |
生年: | 1959年6月30日 |
生地: | フランス共和国・ベテューヌ |
政治的立場: | 寛容、民主主義、LGBT |
所属: | 国民運動連合 |
役職: | イル=ド=フランス地域圏議会議員 |
現在: | 市民政党今日、別のあり方で代表 |
ウェブサイト: | 公式サイト |
ジャン・リュック・ロメロ(Jean-Luc Roméro, 1959年6月30日 - )は、初めてHIVに感染していることを告白したフランスの政治家である。作家。ゲイであることを公言。国民運動連合所属。現イル=ド=フランス地域圏議会議員。市民政党「今日、別のあり方で」(仏:Aujourd'hui, Autrement)代表。
学歴
編集職歴
編集エイズで恋人を失った過去
編集1984年5月、ロメロはユベールとパリのゲイバーで知り合い、パリ9区のアパルトマンで同棲生活を始める。恋人・ユベールとロメロは愛を深めてゆき、お互いが欠くべからざるをえない存在になった。しかし、ロメロは1993年にHIV抗体検査で自身がHIVに感染していることを知る。エイズ発症を防ぐための治療をロメロは始め、ユベールにも検査を勧めるが、拒否された。その結果、1994年にユベールはエイズを発症して、急死する。ロメロはHIVに感染していることはカミングアウトしていたが、自身がゲイであり恋人をエイズで失ったことは明かさず、政治活動を続けていた。2000年10月にゲイ向けの週刊ニュースがロメロの性的指向を暴露したことをきっかけに、ロメロは自身が同性愛者であることを公表し、ユベールとの関係も告白した。ユベールとの思い出については自著の中で詳しく綴っている。
政治経歴
編集議員歴
編集選挙経験
編集役職
編集主張
編集著書
編集- 「La Nuit des petits couteaux : qui gagnera la bataille de Paris ?」(JC Gawsewitch)、2006年
- 「私は一度も春のアムステルダムを知らない」(仏:Je n'ai jamais connu Amsterdam au printemps) (Ramsay)、2004年9月
- 「Contribution à « Addictions et toxicomanie »」(éditions Frison Roche)、2004年9月
- 「Lettre à une droite maladroite」(Ramsay)、2003年3月
- 「Virus de vie」(Éditions Florent-Massot)、2002年5月)
- 「On m'a volé ma vérité」(Le Seuil)、2001年6月
共著
編集- 「Le cadrage politique de la drogue」(éditions Pepper)、2004年4月
- 「Dans le secret des drogues et des virus」(éditions Frison Roche)、2002年5月