ジミー (小売店)
日本の沖縄県宜野湾市にある洋菓子を製造・販売する企業
株式会社ジミー(英: JIMMYS Co.,Ltd.)は、沖縄県宜野湾市に本社を置き、菓子・パンの製造および販売、レストランなどを運営する企業である。
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒901-2223 沖縄県宜野湾市大山7丁目2番20号 |
設立 | 1984年7月[1] |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 6360001008843 |
事業内容 | 菓子、パン製造小売業、レストラン、スーパーマーケット |
代表者 | 稲嶺盛一郎(代表取締役) |
資本金 | 1000万円 |
売上高 | 27億8000万円 |
従業員数 | 203人(2008年4月1日現在) |
主要子会社 | 有限会社ジミーベーカリー |
関係する人物 | 稲嶺盛保(創業者) |
外部リンク | www.jimmys.co.jp/ |
特記事項:直営店舗:10店舗、テナント店舗:10店舗、工場:3工場 |
概要
編集1956年5月、米軍基地内で働いていた創業者が宜野湾市で開業した食品や日用品を扱うアメリカンスタイルの雑貨店「ジミーグロセリー」がルーツである[2]。その後、沖縄県の本土復帰を機に直面した経済変動から、主要事業をスーパーマーケット、レストラン、ベーカリーを3本柱として[3]注力し、現在に至る同社の中心的な事業として確立した。
アメリカ風のケーキやクッキーといった洋菓子に加え、パンや総菜で知られ、とりわけクリームチーズとチェダーチーズを使用したチーズケーキは地元で「ジミーのチーズケーキ」として親しまれている。しかしながらチーズケーキは配送が困難で本土への持ち帰りや通信販売ができず、観光客にはクッキーやマフィンなどが知られている[独自研究?]。
社名である「ジミー」は、創業者である稲嶺盛保(いなみね せいほう)が、米軍基地内で働いていた際にアメリカ人の友人から呼ばれていたニックネームが由来である[4]。
沿革
編集- 1956年(昭和31年)5月 - 宜野湾市大山に「ジミーグロセリー」を創業。
- 1958年(昭和33年)5月 - 「ジミーベーカリー」に社名変更。輸入品販売のほか、パンやケーキの製造を手掛けるようになる[2]。
- 1976年(昭和51年)
- 1981年(昭和56年)10月1日 - 県内初のPOSシステムを導入。
- 1982年(昭和57年)11月12日 - 那覇市銘苅に「ジミー那覇店」をオープン。
- 1984年(昭和59年)7月27日 - ジミーベーカリーから販売部門を分離し、「株式会社ジミー」を設立。
- 1985年(昭和60年)
- 1989年(平成元年)11月28日 - 宜野湾市大山に本社工場を開設。
- 1990年(平成2年)6月25日 - 惣菜工場を開設。
- 1991年(平成3年)5月2日 - 沖縄市美原に「ジミー美里店」をオープン。
- 1993年(平成5年)
- 10月20日 - 那覇店にミニベーカリーをオープン。
- 11月12日 - 那覇市金城のイオン那覇ショッピングセンター内に「ジミージャスコ那覇店」がオープン。
- 1994年(平成6年)
- 1995年(平成7年)12月20日 - 沖縄市泡瀬に「ジミー泡瀬店」をオープン。
- 1996年(平成8年)
- 1999年(平成11年)5月26日 - 那覇空港国内線旅客ターミナルビル内に「ジミー空港店」をオープン。
- 2000年(平成12年)
- 2001年(平成13年)
- 2002年(平成14年)8月8日 - 宜野湾市にファクトリーショップがオープン。
- 2003年(平成15年)
- 2005年(平成17年)1月1日 - 那覇市おもろまちのDFSギャラリア・沖縄内に「ジミーDFS店」をオープン。
- 2007年(平成19年)12月19日 - 那覇市牧志の国際通り沿いに「ジミー国際通り店」をオープン[6]。
- 2008年(平成20年)11月11日 - 浦添市宮城に「ジミーカフェ浦添店」をオープン[7]。
- 2011年(平成23年)
- 2012年(平成24年)
- 2013年(平成25年)
- 2014年(平成26年)1月9日 - 豊見城市高安に「ジミー豊見城店」をオープン[14]。
店舗
編集- 那覇店 - 沖縄県那覇市銘苅3-8-5
- 首里店 - 沖縄県那覇市首里石嶺町1丁目156-6
- イオン那覇店 - 沖縄県那覇市金城5丁目10-2(イオン那覇ショッピングセンター内)
- 空港店 - 沖縄県那覇市字鏡水150(那覇空港内) - チーズケーキなどの生菓子の販売は行っていない。
- アイランドグリル那覇 - 沖縄県那覇市銘苅3-8-5
- 糸満店 - 沖縄県糸満市潮平724-1
- 大里店 - 沖縄県南城市大里字仲間1155
- とよみ店 - 沖縄県豊見城市字根差部710
- 豊見城店 - 沖縄県豊見城市高安931番地
- 南風原店 - 沖縄県島尻郡南風原町字兼城571
- 大山店 - 沖縄県宜野湾市大山2-22-5
- ファクトリーショップ - 沖縄県宜野湾市大山7丁目2-20
- アイランドグリル大山 - 沖縄県宜野湾市大山2-22-5
- 嘉手納店 - 沖縄県中頭郡嘉手納町字嘉手納512-3
- 美里店 - 沖縄県沖縄市美原2-16-1
- 泡瀬店 - 沖縄県沖縄市泡瀬4丁目11-11
- アイランドグリル美里 - 沖縄県沖縄市美原2-16-1
- 浦添店 - 沖縄県浦添市宮城3丁目3-6
- 北谷店 - 沖縄県北谷町字桑江617-5
- うるま店 - 沖縄県うるま市赤道540
- あげな店 - 沖縄県うるま市字田場1220-1
- ニューマン店 - 沖縄県中頭郡西原町字小那覇1565
- 大学院大学店 - 沖縄県恩納村谷茶1919-1 ビレッジゾーン内アクシス西棟1階
- なご店 - 沖縄県名護市字宮里1592
脚注
編集- ^ 会社概要
- ^ a b 「<志を継いで・沖縄経済 戦後70年>12/ジミー 稲嶺盛一郎社長/米国文化を背に/豊かな食 ハワイに学ぶ」『琉球新報』2015年9月27日、朝刊、5面。
- ^ a b c d “会社概要”. 株式会社ジミー. 2009年2月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月24日閲覧。
- ^ 「[ダ~ヴァ総研]/社名にまつわるエトセトラ/歴史ものから造語まで/だれもがほめるウチナームン/感謝の意味込め滋味たっぷりにみなさんへ」『沖縄タイムス』2000年2月16日、朝刊、27面。「ジミー(稲嶺盛一郎社長)は、先代の稲嶺盛保さんが米軍基地で働いていたときに外国人に付けられた、お気に入りのあだ名。」
- ^ 「[業界短信]/▽ジミーあいち店オープン」『沖縄タイムス』2003年8月23日、朝刊、13面。
- ^ 「<経済短信>ジミー国際通り店がオープン」『琉球新報』2007年12月22日、朝刊、10面。
- ^ 「[業界短信]/ジミーカフェ浦添店オープン」『沖縄タイムス』2008年11月18日、朝刊、7面。
- ^ 「[クリップ]/▽ジミー糸満店オープン」『沖縄タイムス』2011年1月28日、朝刊、9面。
- ^ 「[クリップ]/▽ジミー北谷店オープン」『沖縄タイムス』2011年3月29日、朝刊、9面。
- ^ 「ジミー、新カード導入/顧客サービスを充実」『沖縄タイムス』2011年5月31日、朝刊、8面。
- ^ 「[企業短信]/▽ジミーうるま店オープン」『沖縄タイムス』2012年6月3日、朝刊、8面。
- ^ 「[企業短信]/▽ジミー泉崎店がオープン」『沖縄タイムス』2013年10月6日、朝刊、8面。
- ^ 「[企業短信]/▽ジミーさつきプラザ店オープン」『沖縄タイムス』2013年10月30日、朝刊、8面。
- ^ 「<経済短信>ジミー豊見城店オープン」『琉球新報』2014年1月11日、朝刊、4面。