ジェームズ・ロビンソン (ランニングバック)
ジェームズ・ロビンソン(James Robinson, 1998年8月9日 - )は、アメリカ合衆国イリノイ州ロックフォード出身のプロアメリカンフットボール選手。現在NFLのニューオーリンズ・セインツに所属している。ポジションはランニングバック。
James Robinson | |||||||||||||||
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ジャクソンビル・ジャガーズでのロビンソン (2022年) | |||||||||||||||
ニューオーリンズ・セインツ | |||||||||||||||
ポジション | ランニングバック | ||||||||||||||
生年月日 | 1998年8月9日(26歳) | ||||||||||||||
出身地 |
アメリカ合衆国 イリノイ州ロックフォード | ||||||||||||||
身長: | 5' 9" =約175.3cm | ||||||||||||||
体重: | 219 lb =約99.3kg | ||||||||||||||
経歴 | |||||||||||||||
高校 | ロックフォード・ルーザラン高等学校 | ||||||||||||||
大学 | イリノイ州立大学 | ||||||||||||||
ドラフト外 | 2020年 | ||||||||||||||
所属歴 | |||||||||||||||
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受賞歴・記録 | |||||||||||||||
その他受賞・記録 | |||||||||||||||
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NFL 通算成績 (2022年終了時点) | |||||||||||||||
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Player stats at PFR |
経歴
編集カレッジ
編集イリノイ州立大学では、1年目に9試合出場し322ヤード、2タッチダウンをあげた。2年目の2017年からチームの先発ランニングバックとなり、933ヤード、12タッチダウンをあげてオールミズーリ・バレー・フットボール・カンファレンスのファーストチームに選出された[1]。3年目の2018年には、1290ヤード、12タッチダウンをあげて再びオールミズーリ・バレー・フットボール・カンファレンスに選出され、AP通信のオールアメリカンサードチームに選ばれ、ウォルター・ペイトン賞の最終候補選手となった[2][3][4]。4年目の2019年には、1899ヤード、18タッチダウンをあげてオールフットボール・チャンピオンシップ・サブディビジョン(FCS)のファーストチームの候補となった[5]。
大学での4年間で通算4,444ラン獲得ヤードを記録し、学校記録で2位となった[6]。
身長 | 体重 | 腕 の 長 さ |
手 の 大 き さ |
40Yrd ダ ッ シ ュ |
10Yrd ス プ リ ッ ト |
20Yrd ス プ リ ッ ト |
20Yrd シ ャ ト ル |
3 コ 丨 ン ド リ ル |
垂 直 跳 び |
立 ち 幅 跳 び |
ベ ン チ プ レ ス | |
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5 ft 9 in (175 cm) |
219 lb (99 kg) |
29+5⁄8 in (75 cm) |
8+3⁄4 in (22 cm) |
4.64 s | 1.61 s | 2.71 s | 4.19 s | 7.03 s | 40.0 in (102 cm) |
10 ft 5 in (3.18 m) |
24 回 | |
All values from NFL Combine[7] |
ジャクソンビル・ジャガーズ
編集2020年のNFLドラフトでは指名されず、2020年4月27日にドラフト外フリーエージェントとしてジャクソンビル・ジャガーズと契約した[8]。
2020年シーズン
編集トレーニングキャンプが終わると、チームの先発ランニングバックに任命され、レギュラーシーズン第1週のインディアナポリス・コルツ戦でNFLデビューを果たした[9]。第2週のテネシー・タイタンズ戦では、合計120ヤード、キャリア初のタッチダウンを記録した[10]。翌週のマイアミ・ドルフィンズ戦では、ランパス合計129ヤード、2タッチダウンを記録した[11]。この1ヶ月の活躍で、9月のNFL月間最優秀新人選手賞に選出された[12]。第7週のロサンゼルス・チャージャーズ戦では22回のキャリーで119ヤード、1ラン獲得タッチダウン、4回のキャッチで18ヤード、1レシーブ獲得タッチダウンを記録した[13]。第10週のグリーンベイ・パッカーズ戦では、23回のキャリーで109ヤードを記録した[14]。第12週のクリーブランド・ブラウンズでは、22回のキャリーで128ヤード、1ラン獲得タッチダウン、5回のキャッチで31ヤードを記録した[15]。
このシーズンは、240回のキャリーで1,070ヤード、7ラン獲得タッチダウンを記録し、NFLトップ100で100位にランクインした[16]。
2021年シーズン
編集レギュラーシーズン第16週のニューヨーク・ジェッツ戦でアキレス腱を断裂し、シーズンを終えた[17]。
このシーズンは、767ラン獲得ヤード、8タッチダウンを記録した[18]。
ニューヨーク・ジェッツ
編集2022年シーズン
編集10月22日、ニューヨーク・ジェッツの先発ランニングバックのブリース・ホールがアキレス腱を断裂したため、その穴を埋めるべく、6巡目指名権と引き換えにジェッツへとトレードされた[19]。シーズン途中でのトレードだったため、出場は4試合にとどまったが、このシーズンは110回のキャリーで425ヤード、3ラン獲得タッチダウン、11回のキャッチで51ヤード、2レシーブ獲得タッチダウンを記録した[20]。
ジェッツ退団以降
編集3月17日にニューイングランド・ペイトリオッツと2年800万ドルの契約を結んだ[21]。ペイトリオッツではバッファロー・ビルズに去ったデイミアン・ハリスの代役としてショートヤーデージでのプレーを期待されたが6月12日に解雇された。のちにチームが健康を不安視したことが解雇の理由であるとメディアによって報道された。
7月21日にニューヨーク・ジャイアンツと契約したが8月27日に解雇された。10月17日にグリーンベイ・パッカーズとプラクティス・スクワッド契約を結んだ。その後いったんは解雇されるがプラクティス・スクワッド契約を経て11月22日にアクティブロースターに昇格、11月27日に再び解雇、11月29日にプラクティス・スクワッド契約を結んだが12月5日に解雇された。12月13日にニューオーリンズ・セインツとプラクティス・スクワッド契約を結んだ。
詳細情報
編集年度別成績
編集シーズン | チーム | 試合 | ラン | レシーブ | ファンブル | ||||||||||
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GP | GS | Att | Yds | Avg | Lng | TD | Rec | Yds | Avg | Lng | TD | Fum | Lost | ||
2020 | JAX | 14 | 14 | 240 | 1,070 | 4.5 | 47 | 7 | 49 | 344 | 7.0 | 28 | 3 | 3 | 1 |
2021 | 14 | 13 | 164 | 767 | 4.7 | 58 | 8 | 31 | 222 | 7.2 | 26 | 0 | 4 | 2 | |
2022 | JAX | 7 | 5 | 81 | 340 | 4.2 | 50T | 3 | 9 | 46 | 5.1 | 10 | 1 | 1 | 0 |
NYJ | 4 | 0 | 29 | 85 | 2.9 | 16 | 0 | 2 | 5 | 2.5 | 7 | 1 | 0 | 0 | |
キャリア:3年 | 39 | 32 | 514 | 2,262 | 4.4 | 58 | 18 | 91 | 617 | 6.8 | 28 | 5 | 8 | 3 |
脚注
編集- ^ Taft, Jay (November 29, 2017). “James Robinson, Sean Slattery earn 1st-team MVC honors”. Rockford Register Star. April 26, 2020閲覧。
- ^ Reinhardt, Randy (August 30, 2019). “ISU star RB James Robinson storms into senior season”. The Pantagraph. April 26, 2020閲覧。
- ^ “Former Lutheran running back James Robinson named AP All-American”. Rock River Times (December 12, 2018). August 21, 2019時点のオリジナルよりアーカイブ。April 26, 2020閲覧。
- ^ Leber, Scott (August 7, 2019). “A national spotlight is being cast on Rockford Lutheran graduate James Robinson at Illinois State”. MyStateline.com. April 26, 2020閲覧。
- ^ Fishbain, Kevin (February 27, 2020). “James Robinson reps Rockford at NFL combine, and other Chicago connections”. The Athletic. April 26, 2020閲覧。
- ^ Taft, Jay (April 22, 2020). “Why James Robinson should hear his name called at NFL draft”. The Journal Standard. April 26, 2020閲覧。
- ^ “James Robinson Combine Profile”. NFL.com. September 7, 2020閲覧。
- ^ “Rockford's James Robinson signs with Jaguars as a priority free agent”. WIFR.com (April 25, 2020). September 22, 2020時点のオリジナルよりアーカイブ。April 26, 2020閲覧。
- ^ “Indianapolis Colts at Jacksonville Jaguars – September 13th, 2020” (英語). Pro-Football-Reference.com. September 18, 2020閲覧。
- ^ “Jaguars' James Robinson: Scores first career TD”. CBSSports.com (September 20, 2020). September 22, 2020閲覧。
- ^ “Miami Dolphins at Jacksonville Jaguars – September 24th, 2020” (英語). Pro-Football-Reference.com. September 25, 2020閲覧。
- ^ Gordon, Grant (October 1, 2020). “Seahawks QB Russell Wilson, Bills QB Josh Allen among NFL Players of the Month”. www.nfl.com. October 1, 2020閲覧。
- ^ “Jacksonville Jaguars at Los Angeles Chargers – October 25th, 2020” (英語). Pro-Football-Reference.com. October 29, 2020閲覧。
- ^ “Jacksonville Jaguars at Green Bay Packers – November 15th, 2020” (英語). Pro-Football-Reference.com. November 20, 2020閲覧。
- ^ “Cleveland Browns at Jacksonville Jaguars – November 29th, 2020” (英語). Pro-Football-Reference.com. December 1, 2020閲覧。
- ^ “2021 NFL Top 100”. Pro-Football-Reference.com. January 28, 2023閲覧。
- ^ “Jaguars RB James Robinson suffers torn Achilles vs. Jets”. NFL.com. December 26, 2021閲覧。
- ^ “James Robinson 2021 Game Log”. Pro-Football-Reference.com. January 28, 2023閲覧。
- ^ Greenberg, Ethan (October 25, 2022). “Jets Trade for RB James Robinson”. NewYorkJets.com. October 25, 2022閲覧。
- ^ “James Robinson 2022 Game Log”. Pro-Football-Reference.com. January 28, 2023閲覧。
- ^ New England Patriots (March 17, 2023). “Patriots Sign Three Free Agents”. Patriots.com. March 19, 2023閲覧。
外部リンク
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