ジェイアール東日本都市開発
株式会社ジェイアール東日本都市開発(ジェイアールひがしにほんとしかいはつ、英:JR East Urban Development Corporation)は、東京都渋谷区に本社を置く日本の不動産会社、デベロッパー。
本社が入居するJR東日本本社ビル | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
略称 | JR東日本都市開発、JRTK |
本社所在地 |
日本 〒151-0053 東京都渋谷区代々木二丁目2番2号 JR東日本本社ビル13階 |
設立 | 1989年4月20日[1] |
業種 | 不動産業 |
法人番号 | 5011001029881 |
事業内容 | 鉄道会社の土地・建物・高架下・附属用地の管理・運営・調査受託、不動産の売買・賃貸・仲介・管理業、店舗・事務所等の建設・管理・運営等 |
代表者 | 代表取締役社長 根本 英紀 |
資本金 | 14億5,000万円 |
売上高 |
173億3,000万円 (2024年3月期)[2] |
営業利益 |
108億2,500万円 (2024年3月期)[2] |
経常利益 |
108億7,200万円 (2024年3月期)[2] |
純利益 |
65億7,400万円 (2024年3月期)[2] |
純資産 |
681億5,600万円 (2024年3月期)[2] |
総資産 |
1,061億5,500万円 (2024年3月期)[2] |
従業員数 | 713名(2020年2月時点) |
決算期 | 毎年3月31日 |
主要株主 | 東日本旅客鉄道 100% |
主要部門 | 開発事業本部,ショッピングセンター事業本部,オフィス・住宅事業本部,物販・飲食事業本部 |
主要子会社 | 株式会社ジェイアール東日本高架サービス |
外部リンク | https://www.jrtk.jp/ |
概要
編集東日本旅客鉄道(JR東日本)の完全子会社(連結子会社)で、JR東日本グループのデベロッパー。首都圏を中心に、JR東日本の所有地(駅ナカや高架下など)や鉄道沿線の開発に強みを持つ。
「地域と一体となった活気ある街づくり。」をスローガンとして掲げ、街と一体となった開発・事業展開を進め、「沿線価値の創造、住みたくなる街づくり」の実現に向けて取り組む。
沿革
編集- 1989年(平成元年)4月20日 - 東京近郊のJR東日本の高架下を開発するグループ企業6社が合併し、「ジェイアール東日本高架開発株式会社」発足[1]。
- 1992年(平成4年) - 現在の社名「株式会社ジェイアール東日本都市開発」に変更[3]。
- 1997年(平成9年) - JR東日本本社屋竣工。
- 2009年(平成21年) - 「株式会社ジェイアール東日本住宅開発」を吸収合併。
- 2010年(平成22年) - 2k540 AKI-OKA ARTISAN(秋葉原駅 - 御徒町駅間高架下)を開業。
- 2011年(平成23年) - エキュート赤羽(赤羽駅構内)を開業。
- 2014年(平成26年) - 阿佐ヶ谷アニメストリート(阿佐ケ谷駅 - 高円寺駅間高架下)を開業。
- 2016年(平成28年) - −両国−江戸NOREN(両国駅)を開業。Train Hostel 北斗星(馬喰町駅)を開業。
- 2017年(平成29年) - ナインアワーズウーマン神田(神田駅)を開業。
- 2018年(平成30年) - コトニアガーデン新川崎を開業。
- 2019年(平成31年) - 阿佐ヶ谷アニメストリート営業終了[4]。
主な開発施設・実績
編集開発管理事業
編集- 複合施設(商業、賃貸住宅、介護・育児施設など)
- 商業施設
- 2k540 AKI-OKA ARTISAN
- CHABARA AKI-OKA MARCHE
- 阿佐ヶ谷アニメストリート 2019年営業終了
- al:ku阿佐ヶ谷
- GUNDAM Café
- AKB48 CAFE&SHOP
- -両国-江戸NOREN
- 日比谷OKUROJI
- 集合店舗
- ミニ駅ビル
- 子育て支援施設
- コトニア赤羽
- コトニア吉祥寺
- コトニア西船橋
- グローバルキッズ大口園
- その他の店舗
ショッピングセンター事業
編集シャポー
- シャポーロコ平井(平井駅)
- シャポー新小岩(新小岩駅、2023年10月1日開業[7])
- シャポー小岩(小岩駅)2016年4月15日 「ポポ小岩」[注釈 1] より改称。
- シャポー市川(市川駅)
- シャポー本八幡(本八幡駅)
- シャポー船橋(船橋駅)
ビーンズ
- ビーンズ阿佐ケ谷(阿佐ケ谷駅、2017年7月25日「阿佐ケ谷ダイヤ街」「阿佐ケ谷ゴールド街」「Dila阿佐ケ谷」を統合・改称)
- ビーンズ赤羽(赤羽駅、2014年11月13日「アルカード赤羽」より改称)
- ビーンズ亀有(亀有駅、2014年7月25日「アルカード亀有」より改称)
- ビーンズ戸田公園(戸田公園駅、1991年11月22日開店[8])
- ビーンズ戸田(戸田駅)
- ビーンズ武蔵浦和(武蔵浦和駅、改札内・改札外、1991年11月15日「武蔵浦和ウィセカンド」より改称[8])
- ビーンズ与野本町(与野本町駅、1991年11月15日「アルカード与野本町」より改称[8])
- ビーンズ西川口(西川口駅)
- ビーンズ武蔵中原(武蔵中原駅、2011年5月29日「アルカード武蔵中原」より改称)
- ビーンズ武蔵新城(武蔵新城駅)
- ビーンズ中山(中山駅、2013年8月29日「中山ロンロン」より改称[9])
- ビーンズ新杉田(新杉田駅)
- ビーンズ保土ケ谷(保土ケ谷駅、西館・東館)
エキュート
オフィス・住宅事業
編集オフィス事業
- オフィスビル
- アーバンハイツ巣鴨A
- アーバンハイツ巣鴨B
- アーバン・I 保土ケ谷駅ビル
- 西国分寺JRT3ビル
- JR外神田ビル
- ビーンズ・アネックス西国分寺ビル
- アーバン・V 北与野ビル[10]
- アーバン立川ビル
- JR東日本独身寮
- ドミトリー亀戸北砂
- ドルミエール新保土ヶ谷
- ドミトリー西国分寺
- ドミトリー武蔵浦和
- ドミエール大宮
- ドミトリー大宮桜木
- ドミエール新大宮
住宅事業
- 住宅事業
- 賃貸住宅
- アーバンハイツ巣鴨B棟
- 駒込ガーデンテラス(リノベーション賃貸)
- びゅうリエット赤羽西が丘
- サウダージ自由が丘
- びゅうリエット北小金(保育園+賃貸住宅)
- びゅうリエット板橋宿
- アールリエット浦和常盤(リノベーション賃貸)
- アールリエット津田沼(リノベーション賃貸)
- びゅうリエット北浦和(リノベーション賃貸)
- グループ会社向け賃貸住宅
- びゅうコート杉並天沼
- ヴィサージュ東日暮里
- びゅうコート中浦和
- びゅうコート東中野
- びゅうコートさいたま新都心(保育園+グループ会社寮)
- びゅうコート国府津
物販・飲食事業
編集直営店(自社ブランド)
- 生そば彩むさし
- めん処一ぷく
直営店(フランチャイズ)
委託店
脚注
編集注釈
編集- ^ ポポからシャポーへの改称以前より、ポポ・シャポー(PoPo・Shapo)として事実上一括りとなっていた。
出典
編集- ^ a b “ジェイアール東日本高架開発 新会社、正式スタート”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1989年4月21日)
- ^ a b c d e f 株式会社ジェイアール東日本都市開発 第35期決算公告
- ^ “車窓”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1992年4月4日)
- ^ “阿佐ヶ谷アニメストリート、2019年2月末で終了 定期借地契約終了に伴い”. ねとらぼ. ITmedia (2018年11月2日). 2018年11月2日閲覧。
- ^ コトニアガーデン新川崎(2018年5月18日閲覧)
- ^ 旬鮮館 閉店のお知らせ
- ^ 『新小岩駅直結 「JR 新小岩南口ビル」が開業します!』(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2023年6月21日 。2023年6月21日閲覧。
- ^ a b c 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '92年版』ジェー・アール・アール、1992年7月1日、181頁。ISBN 4-88283-113-9。
- ^ “8月29日(木)、ロンロン中山はビーンズ中山へ。 - トピックス|ビーンズ中山” (2013年8月14日). 2013年8月29日閲覧。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '02年版』ジェー・アール・アール、2002年7月1日、185頁。ISBN 4-88283-123-6。
関連項目
編集外部リンク
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