サルヴァトーレ・トーダロ (潜水艦)

サルヴァトーレ・トーダロイタリア語Salvatore Todaro, S 526)は、イタリア海軍が採用した212A型潜水艦サルヴァトーレ・トーダロ級潜水艦の1番艦。艦名は第二次世界大戦期の潜水艦コマンダンテ・カッペリーニ(後の伊号第503潜水艦)の艦長であったサルヴァトーレ・トーダロ海軍少佐に由来する。

サルヴァトーレ・トーダロ
基本情報
建造所 フィンカンティエリ
ムッジャーノ造船所
運用者  イタリア海軍
艦種 AIP通常動力型潜水艦
級名 212A型潜水艦
サルヴァトーレ・トーダロ級潜水艦
モットー Osare l'inosabile
艦歴
起工 1999年7月3日
進水 2003年11月6日
就役 2006年3月29日
要目
排水量 水上 1,450t
水中 1,830t
全長 55.9m
最大幅 7.0m
吃水 6.0m
機関 ディーゼル・エレクトリック方式および
非大気依存推進方式、1軸推進
MTU16V 396 ディーゼルエンジン × 1基(3.12MW
HDW=シーメンス PEM A.I.P燃料蓄電池 × 8基+1基(306kW
シーメンス 永久磁石電動機 × 1基(2.85MW)
速力 水上 12ノット
水中 20ノット
航続距離 巡航20ノットで4,500海里
潜航深度 400m程度
乗員 27名
兵装 533mm魚雷発射管 × 6門
A184魚雷を発射可能、12発搭載)
機雷24個
レーダー SPN-748航海レーダー
SPS-702対空捜索レーダー
ソナー STNアトラス DBQS40ソナー
TAS-3 パッシブソナー・ナビゲーション
FAS-3 パッシブソナー
探索装置・
その他装置
MOA 3070 潜望鏡
カール・ツァイス SERO 14 赤外線遠隔測定装置
カール・ツァイス SERO 15 レーザー遠隔測定装置
電子戦
対抗手段
EADS FL 1800U ESMシステム
TAU 4対魚雷デコイ発射機付システム 40個
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艦歴

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「サルヴァトーレ・トーダロ」は、フィンカンティエリムッジャーノ造船所で建造され1999年7月3日に起工、2003年11月6日にトーダロ少佐の娘、グラツィエラ・マリナ・トーダロ夫人とカルロ・アツェリオ・チャンピ共和国大統領により命名・進水し、2006年3月26日に就役する。

脚注

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外部リンク

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関連項目

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