クロニキシン(Clonixin)は、非ステロイド性抗炎症薬の1つである。鎮痛薬解熱薬抗血小板剤としての作用も持つ。主に慢性関節炎や、痛みや炎症を伴う特定の軟組織障害の治療に用いられる。

クロニキシン
識別情報
CAS登録番号 17737-65-4 チェック
PubChem 28718
ChemSpider 26711 ×
UNII V7DXN0M42R チェック
KEGG D03555 チェック
ChEBI
ChEMBL CHEMBL1332971 ×
特性
化学式 C13H11ClN2O2
モル質量 262.69 g mol−1
薬理学
投与経路 経口投与
代謝 UGT2B7によるグルクロン酸抱合
法的状況 ?(US)
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

合成

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クロニキシン合成: M. H. Sherlock, N. Sperber, BE 679271 ; eidem, アメリカ合衆国特許第 3,337,570号 (1966, 1967 both to Schering).

クロニキセリル

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クロニキセリル合成:[2][3]

クロニキシンのグリセリルエステルであるクロニキセリルも非ステロイド性抗炎症薬である。いくらか遠回りの方法で合成される。

クロニキシンはクロロアセトニトリル及びトリエチルアミンと反応し、2を与える。炭酸カリウム及びグリセロールアセトニドとともに加熱することで活性基が置換されてエステル3が生成する。エステル3は、酢酸中で解重合し、クロニキセリル(4)が生じる。

関連項目

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出典

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  1. ^ Finch, Jay S.; Dekornfeld, Thomas J. (1971). “Clonixin: A Clinical Evaluation of a New Oral Analgesic”. The Journal of Clinical Pharmacology and New Drugs 11 (5): 371–377. doi:10.1177/009127007101100508. hdl:2027.42/67636. PMID 4935715. http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1177/009127007101100508/abstract 2015年5月21日閲覧。. 
  2. ^ M. H. Sherlock, ZA 6802185  (1968); Chem. Abstr., 70: 96640c (1969).
  3. ^ CH 534129  (1973); Chem. Abstr., 79: 18582g (1973).