クイズとっても偉人伝』(クイズとってもいじんでん)は、1984年4月18日から同年5月23日までテレビ東京で放送されていた歴史系クイズ番組である。全6回。

クイズとっても偉人伝
ジャンル クイズ番組
出演者 高田純次
松金よね子
ほか
製作
制作 テレビ東京
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1984年4月18日 - 1984年5月23日
放送時間水曜 19:30 - 20:00
放送分30分
回数6
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歴史上に名を残した偉人たちの生涯を、タレントが演じるドキュメンタリードラマで再現。そして、時代考証に基づいたクイズを出題していた[1]

放送当時、歴史をテーマとしたクイズ番組は、NHKの『クイズ面白ゼミナール』の「歴史クイズ」ぐらいなもので民放で歴史をテーマとしたクイズ番組は極めて珍しく歴史にテーマを絞ったクイズ番組はレギュラー番組としては初の試みだった。

番組は裏番組のNHKの『連想ゲーム』、フジテレビの『うる星やつら』、テレビ朝日の『水曜スペシャル』のほか日本テレビの『歌のワイド90分!』、TBSの連続ドラマ『ぼくたちの疾走[2][3]、民放各局の巨人戦ナイターに大きく水をあけられ一人負けの状態だった。番組は、6回で打ち切られたが同局で制作されたクイズ番組では最も短命に終わった[4]

そのため、前年NHKの『大河ドラマ』の主人公だった徳川家康豊臣秀吉などが本番組で取り上げられなかった。また明治以降の人物も取り上げられなかった。

番組終了後、民放各局も歴史をテーマとしたクイズ番組を数多く制作するようになった。1986年には、現在も放送中のTBSの『日立 世界・ふしぎ発見!』がスタートしたほか、1988年には、フジテレビの『クイズなっとく歴史館[5]、TBSの『クイズ日本昔がおもしろい』、1993年にはテレビ朝日の『世界とんでも!?ヒストリー』がそれぞれ放送された。特に『クイズなっとく歴史館』と『クイズ日本昔がおもしろい』は『クイズ面白ゼミナール』終了直後にスタートしただけでなく放送開始日が同じで放送時間帯がほぼ同じだったことから「ポスト面白ゼミナール」、「ポスト歴史クイズ」の様相を呈していた。

出演者

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司会

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解答者

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VTR出演者

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取り上げた偉人

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  1. 坂本龍馬
  2. 宮本武蔵
  3. 源義経
  4. 紫式部
  5. 織田信長
  6. 平賀源内

脚注

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  1. ^ 毎日新聞縮刷版』毎日新聞社、1984年4月18日付夕刊のラジオ・テレビ欄頁。 
  2. ^ 原作は、山本おさむ。「漫画アクション」(双葉社)に1981年から1985年にかけて連載されたほか1984年にはTBSでテレビドラマ化された。
  3. ^ TBS. “ぼくたちの疾走|ドラマ・時代劇|TBS CS[TBSチャンネル]”. TBS CS[TBSチャンネル]. 2021年10月9日閲覧。
  4. ^ 同局では1982年にも『手塚治虫のドンドラキュラ』がすでに脚本が完成していた21話中4話で、1980年にも『あいつと俺』が当初予定されていた全24話中4話でそれぞれ打ち切られた。いずれも当初の予定よりも最も少ない話数で打ち切られた作品である。
  5. ^ 放送開始時のタイトルは『おもしろニッポン! なっとく歴史館』だった。
テレビ東京 水曜19:30枠
前番組 番組名 次番組
香港カンフー ドラゴン少林寺
(1984年1月11日 - 1984年3月28日)
クイズとっても偉人伝
(1984年4月18日 - 1984年5月23日)
POPくじら基地
(1984年5月30日 - 1984年6月27日)
※19:00 - 20:00、30分拡大して継続