カミノタサハラ
カミノタサハラ(英:Camino Tassajara)は、日本中央競馬会 (JRA) に登録されていた競走馬。おもな勝ち鞍は2013年の弥生賞。名前の由来はカリフォルニアに存在する通りの名前から。
カミノタサハラ | |
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2012年新馬戦 | |
欧字表記 | Camino tassajara |
品種 | サラブレッド |
性別 | 牡 |
毛色 | 鹿毛 |
生誕 | 2010年2月14日(14歳) |
登録日 | 2012年4月25日[1] |
抹消日 | 2015年5月15日[2] |
父 | ディープインパクト |
母 | クロウキャニオン |
母の父 | フレンチデピュティ |
生国 | 日本(北海道安平町) |
生産者 | ノーザンファーム |
馬主 | 金子真人ホールディングス |
調教師 | 国枝栄(美浦) |
競走成績 | |
生涯成績 | 5戦3勝 |
獲得賞金 | 8572万8000円 |
勝ち鞍 | GII:弥生賞(2013年) |
戦績
編集2012年
編集11月25日の東京の新馬戦芝2000mで2番人気に支持され2着馬に2馬身差をつけデビュー戦を飾った[3]。次走のホープフルステークスでは大外から追い込んだが3着に敗れる。
2013年以降
編集年明け初戦の500万条件で勝利を収める。3月3日の弥生賞では、このレースに無傷の3連勝で出走してきたエピファネイアや重賞2勝馬のコディーノなどを相手に単勝6番人気の評価であったが、レースは中団に位置し3コーナーから追い上げ、直線外を通ってゴール前でミヤジタイガをクビ差交わして優勝[4]。重賞初勝利を挙げた[5]。皐月賞では4コーナーで外に膨れるロスもあり、4着に敗れた[6]。4月17日、左前浅屈腱炎を発症したと発表された[7]。その後長期間休養していたが復帰は叶わず、2015年5月15日付けで競走馬登録を抹消[2][8]。引退後は当初ノーザンファーム空港牧場で乗馬として繋養されていた[2]が、その後帯広畜産大学へ移動した。2022年現在は山梨県の山中湖乗馬クラブ馬車道で繋養されている[9]。
競走成績
編集競走日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 距離(馬場) | 頭 数 |
枠 番 |
馬 番 |
オッズ (人気) |
着順 | タイム (上り3F) |
着差 | 騎手 | 斤量 | 1着馬(2着馬) |
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2012.11.25 | 東京 | 2歳新馬 | 芝2000m(良) | 11 | 8 | 10 | 3.8(2人) | 1着 | 2:03.3(33.5) | -0.3 | 蛯名正義 | 55kg | (ロンギングゴールド) | |
12.23 | 中山 | ホープフルS | OP | 芝2000m(良) | 13 | 4 | 5 | 4.6(2人) | 3着 | 2:01.8(35.1) | 0.2 | 蛯名正義 | 55kg | サトノネプチューン |
2013. 1.27 | 東京 | 3歳500万下 | 芝1800m(良) | 11 | 7 | 9 | 2.6(1人) | 1着 | 1:47.9(33.1) | -0.1 | 蛯名正義 | 56kg | (テンシンランマン) | |
3. 3 | 中山 | 弥生賞 | GII | 芝2000m(良) | 12 | 6 | 8 | 19.8(6人) | 1着 | 2:01.0(35.0) | -0.0 | 内田博幸 | 56kg | (ミヤジタイガ) |
4.14 | 中山 | 皐月賞 | GI | 芝2000m(良) | 18 | 7 | 15 | 7.0(4人) | 4着 | 1:58.5(35.7) | 0.5 | 蛯名正義 | 57kg | ロゴタイプ |
血統表
編集カミノタサハラの血統( *印は海外産の日本輸入馬) | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | サンデーサイレンス系 |
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父 ディープインパクト 2002 鹿毛 北海道早来町 |
父の父 *サンデーサイレンス Sunday Silence 1986 青鹿毛 アメリカ |
Halo | Hail to Reason | |
Cosmah | ||||
Wishing Well | Understanding | |||
Mountain Flower | ||||
父の母 *ウインドインハーヘアWind in Her Hair 1991 鹿毛 アイルランド |
Alzao | Lyphard | ||
Lady Rebecca | ||||
Burghclere | Burghclere | |||
Highclere | ||||
母 クロウキャニオン 2002 栗毛 北海道門別町 |
*フレンチデピュティ French Deputy 1992 栗毛 アメリカ |
Deputy Minister | Vice Regent | |
Mint Copy | ||||
Mitterand | Hold Your Peace | |||
Laredo Lass | ||||
母の母 *クロカミ 1993青鹿毛 アイルランド |
Caerleon | Nijinsky II | ||
Foreseer | ||||
*ミルド Milde |
Desert Wine | |||
Margie Belle F-No.4-n | ||||
母系(F-No.) | クロカミ系(FN:4-n) | [§ 2] | ||
5代内の近親交配 | Northern Dancer 5×5×5=9.38% | [§ 3] | ||
出典 |
- 母クロウキャニオンは1勝。兵庫ジュニアグランプリ3着。
- 全兄にレパードステークス優勝馬ボレアスと全弟に日経新春杯、鳴尾記念優勝馬ヨーホーレイクがいる。
- 祖母に京王杯オータムハンデキャップ、府中牝馬ステークスを制したクロカミがいる。祖母の姉の仔に東海ステークスやブリーダーズゴールドカップ勝ちのハードクリスタルがいる。
脚注
編集- ^ “競走馬情報:カミノタサハラ - @Keiba”. @Keiba - 競馬を楽しむさまざまなサービスを提供する競馬サービスプロバイダ. 2022年2月24日閲覧。
- ^ a b c “カミノタサハラ号が競走馬登録抹消”. 日本中央競馬会 (2015年5月15日). 2-15-05時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年5月15日閲覧。
- ^ “G1を狙える素材カミノタサハラ”. 栗山求の血統BLOG (2012年11月28日). 2022年2月15日閲覧。
- ^ “【弥生賞】カミノタサハラ 叩き合い制し大金星!”. スポーツニッポン. (2013年3月3日) 2022年2月15日閲覧。
- ^ “カミノタサハラが重賞初制覇 競馬の弥生賞”. 日本経済新聞. (2013年3月3日) 2022年2月15日閲覧。
- ^ “【皐月賞】カミノタサハラ4着 ダービーでの巻き返し誓う”. スポーツニッポン. (2013年4月15日) 2013年4月17日閲覧。
- ^ “カミノタサハラ号が故障”. 日本中央競馬会 (2013年4月17日). 2013年4月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年4月17日閲覧。
- ^ “カミノタサハラ復帰かなわず抹消 乗馬に”. サンケイスポーツ. (2015年5月15日) 2022年2月15日閲覧。
- ^ “馬たち”. 山中湖乗馬クラブ馬車道. 2022年7月16日閲覧。
- ^ a b c “血統情報:5代血統表|カミノタサハラ|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2022年2月15日閲覧。
外部リンク
編集- 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、JBISサーチ、Racing Post
- カミノタサハラ - 競走馬のふるさと案内所