カスカイス駅
カスカイス駅(ポルトガル語: Estação Ferroviária de Cascais)はポルトガルのリスボン県カスカイスにある、リスボン近郊鉄道カスカイス線の駅。ユーラシア大陸最西端に位置する駅でもある。
カスカイス駅 | |
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駅舎 | |
Cascais | |
◄モンテ・エストリル (1.094 km) | |
所在地 | リスボン県カスカイス |
管理者 |
リスボン近郊鉄道(電車) Infraestruturas de Portugal(駅施設・線路) |
所属路線 | カスカイス線 |
キロ程 | 25.450 km(カイス・ド・ソドレ起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 3面5線 |
開業年月日 | 1889年9月30日 |
沿革
編集1887年4月9日、ポルトガル鉄道会社はサンタ・アポローニャ駅からテージョ川沿いにアルカンタラ地区・カスカイス方面に鉄道を建設することが認可された[1]。こうして建設が開始され、1889年9月30日にカスカイス線カスカイス-ペドロウソス間が開通時に駅が開業[2]。カスカイス線は1895年9月4日のカイス・ド・ソドレの延伸開通をもって完成したが[3]、技術的問題とリスボン市街地の景観問題により、サンタ・アポローニャまで延伸は叶わなかった[4]。
1908年8月7日、ポルトガル鉄道会社はカスカイス線及び当駅の運営権をソシエダーデ・エストリルに貸し出した[5]。1934年に、ソシエダーデ・エストリルは当駅の補修工事を行った[6]。1976年12月13日にはソシエダーデ・エストリルとのリース契約が終了し[7]、1977年1月からカスカイス線及び当駅はポルトガル鉄道会社の後継にあたるポルトガル鉄道(CP)運営となった[8][9]。
1980年代〜1990年代に、ポルトガル鉄道はリスボン首都圏の郊外鉄道網の大規模再開発プロジェクトを開始し、当駅及びカスカイス線も対象に含まれ駅の改修や車両の更新が行われた[10]。
駅構造
編集頭端式ホームは2面5線を有する地上駅。ホームの長さは119メートルまたは142メートルあり、高さは全て100センチメートルに統一されている。5線中4線は2-5番線が割り振られているが、1線のみ番号が割り振られておらず、なおかつ旅客用に使用されていない。
のりば
編集ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
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2-5 | カスカイス線 | 東行 | カイス・ド・ソドレ方面 |
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コンコース
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改札口
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プラットホーム頭端部
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プラットホーム
駅周辺
編集隣の駅
編集- ポルトガル国鉄
- カスカイス線
- モンテ・エストリル駅 - カスカイス駅
脚注
編集- ^ “Sociedade "Estoril"”. Gazeta dos Caminhos de Ferro Ano 62 (1476): 423-425. (16 de Junho de 1949) 7 de Outubro de 2014閲覧。.
- ^ “Troços de linhas férreas portuguesas abertas à exploração desde 1856, e a sua extensão”. Gazeta dos Caminhos de Ferro Ano 69 (1652). (16 de Outubro de 1956) .
- ^ MARTINS et al, 1996:251
- ^ MARTINS et al, 1996:29
- ^ MARTINS et al, 1996:252
- ^ “O que se fez nos caminhos de ferro em Portugal, em 1934”. Gazeta dos Caminhos de Ferro 47 (1129): 27-29. (1 de Janeiro de 1935) 16 de Fevereiro de 2013閲覧。.
- ^ MARTINS et al, 1996:279
- ^ REIS et al, 2006:62,151
- ^ MARTINS et al, 1996:64
- ^ MARTINS et al, 1996:214-219
関連項目
編集外部リンク
編集- カスカイス駅 - ポルトガル鉄道
- Wikimapia - カスカイス駅
- Railfaneurope カスカイス駅の写真
- カスカイス駅 - 文化遺産総局SIPAデータベース