オーストリア国章(オーストリアのこくしょう)は第一次世界大戦の終わり以来、ナチス・ドイツによる併合(アンシュルス)を挟んで、オーストリアの象徴として使用されている。かつてのオーストリア・ハンガリー帝国の国章でハプスブルク家の紋章でもあった双頭の鷲は、頭ひとつの普通のに置き換えられている。

オーストリアの国章
詳細
使用者  オーストリア
採用 1945年

構成

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鷲の胸には、現在のオーストリアの国旗のデザインの元となったオーストリア大公国がある。鷲の鉤爪はそれぞれと金のハンマーを握っている。これには、共産主義のシンボルである鎌と槌との関係はない。鷲の頭に載っている金の城壁冠自治都市の象徴)と合わせ、これら三つはカール・レンナーによって制定当時のオーストリアを代表する「三つの階級」(労働者農民ブルジョワ)の統一を意味するものとされた。

鷲の両足につながっている千切れた鉄の鎖は、ナチス・ドイツからの解放を示しており、第二次世界大戦後に付け加えられたものである。

ギャラリー

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関連項目

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外部リンク

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