イングリッシュ・シヴィル・ウォー
「イングリッシュ・シヴィル・ウォー(英国内乱)」 (English Civil War) はザ・クラッシュのセカンドアルバム『動乱』の収録曲で、シングルとしてもリリースされた。
「イングリッシュ・シヴィル・ウォー」 | ||||
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ザ・クラッシュ の シングル | ||||
初出アルバム『動乱(獣を野に放て)』 | ||||
B面 | プレッシャー・ドロップ | |||
リリース | ||||
規格 | 7インチシングル | |||
録音 | 1978年 | |||
ジャンル | パンク・ロック、フォークソング | |||
時間 | ||||
レーベル | CBS 7082 | |||
作詞・作曲 | アメリカの伝承曲をジョー・ストラマーとミック・ジョーンズがアレンジ | |||
プロデュース | サンディ・パールマン | |||
ザ・クラッシュ シングル 年表 | ||||
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南北戦争時の歌、「ジョニーが凱旋するとき (When Johnny Comes Marching Home)」を元に作られた。この曲はアイルランド生まれ、マサチューセッツで合衆国側にいたパトリック・ギルモアが作った物で、これ自体もアイルランドの反戦歌「あのジョニーはもういない (Johnny I Hardly Knew Ye)」を元に作られた物である。南北戦争の歌は、戦争の両陣営から支持を受けた。
この曲を学校で学んでいたジョー・ストラマーは、この現代版を作ろうとバンドに持ちかけた。バンドメンバーは1970年代中盤のイギリス国民戦線のような極右勢力の台頭を、イギリスの未来への切迫した危険な予兆と感じていた。 曲はこのようなイギリスの政治状況を描いたものであり、制服を着た不吉なものに対する警告である。『ロック・アゲンスト・レイシズム』のライヴでこの曲を演奏した直後、ストラマーは「レコード・ミラー」誌に語っている:
- 戦争はそこの街角まで来ている。ジョニーの凱旋も遠くはない。だから、彼はバスか地下鉄で帰って来るんだ。
ジャケットデザインはジョージ・オーウェルの「動物農場」をジョン・ハラスが1954年にアニメーション化した作品中の1コマである。
全英シングルチャートで最高25位になった。
クラッシュヴァージョンは、オリジナルとは大きく歌詞が異なっている。
順位
編集チャート | 最高順位 | 日付 |
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全英シングルチャート | 25 | |
アイルランドシングルチャート | 29 | 1979年3月 |