イオンモール盛岡
イオンモール盛岡(イオンモールもりおか)は、岩手県盛岡市にある、イオンモール株式会社運営の大型ショッピングセンター。岩手県内では最大の施設規模を誇る[1]。
イオンモール盛岡 ÆON MALL MORIOKA | |
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地図 | |
店舗概要 | |
所在地 | 岩手県盛岡市前潟四丁目7番1号 |
座標 | 北緯39度42分41.8秒 東経141度5分55.4秒 / 北緯39.711611度 東経141.098722度座標: 北緯39度42分41.8秒 東経141度5分55.4秒 / 北緯39.711611度 東経141.098722度 |
開業日 | 2003年(平成15年)8月9日[1] |
施設所有者 |
イオンリート投資法人(信託受益権) 三井住友信託銀行株式会社(信託受託者) |
施設管理者 |
イオンディライト株式会社(PM) イオンモール株式会社(ML) |
敷地面積 | 約97,000 m2[1] |
延床面積 | 約99,000 m2[1] |
商業施設面積 | 52,000 m²[4] |
中核店舗 | イオン盛岡店 |
店舗数 | ÆONと135の専門店[2][3] |
営業時間 |
9:00 - 22:00 (直営売場2階) 10:00 - 21:00 (専門店街)[1] ※一部売場・専門店では異なる。 | 7:00 - 23:00 (直営売場1階)
駐車台数 | 2,600台[1] |
最寄駅 | 田沢湖線・前潟駅 |
最寄IC | 盛岡IC |
外部リンク |
イオンモール盛岡 イオン盛岡店 |
概要
編集2001年(平成13年)までにマイカル東北がサティを核とするマイカル盛岡を盛岡市前潟地区に出店する意向を示していたが、盛岡市が前潟地区を特別業務地区に指定したことで映画施設の建設が不可能となり計画を断念した[5]。この後、前潟土地区画整理組合がイオングループに出店要請を行った[6]。
開店による既存商店街への影響を懸念して2002年(平成14年)1月に盛岡市長桑島博が商工会議所会頭らとともにイオンの本社を訪問し、規模の適正化を訴えた[7]。盛岡市の肴町商店街では売上が前年比で2割落ちた例もあったが、全体としては3%から5%程度の落ち込みにとどまった[8]。
2003年(平成15年)8月9日に開店した[1]。開店1ヶ月あまりで来場客100万人を超えたと報道された[9]。開店1年で売上約220億円、来場客880万人近くになり、目標を約1割上回った[8]。2007年(平成19年)9月22日にはダイヤモンドシティ社との合併に伴う施設名称の見直しにより、「イオンモール盛岡」に改称されている。2015年(平成27年)秋と2016年(平成28年)春の2期に分けて大規模なリニューアルを行った[2][3]。
2023年(令和5年)3月18日には、田沢湖線の盛岡駅 - 大釜駅間に前潟駅が開業し、当施設へのアクセス駅となった[10][11][12]。駅整備時の2021年(令和3年)2月25日に盛岡市とイオンモールが当駅の整備に関する協定を締結した[13]。
社会貢献
編集前潟自治会に加盟し、盆踊り大会や展示会などに施設を提供している[14]。2008年(平成20年)10月の計画によればイオンモールはイオンモール盛岡でチャグチャグ馬コ前夜祭に施設を提供し、従業員を盛岡さんさ踊りに参加させる(地域の住民と従業員合わせて200名参加目標)とした[14]。
2006年(平成18年)に盛岡市とイオンモール株式会社イオン盛岡ショッピングセンターとイオン株式会社北日本カンパニーは防災活動協力に関する協定書を結んだ[15]。
沿革
編集- 2003年(平成15年)
- 7月27日 - 「イオン ふるさとの森づくり」植樹祭を開催。約10,000本を植樹。
- 8月7日・8日 - プレオープン。
- 8月9日 - 「イオン盛岡ショッピングセンター」として開業。
- 2007年(平成19年)9月22日 - ダイヤモンドシティ合併に伴い、「イオンモール盛岡」に改称。
- 2015年(平成27年)9月19日 - 新店18店を含む、専門店46店舗を刷新して、第1期リニューアルオープン[16]。
- 2016年(平成28年)3月4日 - 既存立体駐車場2階部分を店舗用として転用。増床部分を含む、専門店56店舗を刷新して、第2期リニューアルオープン[3]。
- 2020年(令和2年)
- 2021年(令和3年)9月1日 - イオン東北とイオンリテール東北事業本部の統合[19]に伴い、「イオン盛岡店」の管理・運営および衣料、住居余暇、H&BC各売場をイオン東北に移管。
- 2023年(令和5年)3月18日 - 本店に直結する田沢湖線前潟駅が開業[10][11]。
フロアとテナント
編集フロア概要
編集核店舗のイオン盛岡店と135の専門店で構成される[2][3]。
階 | フロア概要 |
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R階 | 屋上駐車場 |
2階 | 直営売場・専門店街(銀河モール)・フードコート(モリーオキッチン) |
1階 | 直営売場・専門店街・レストラン街(おあげんせ通り)・立体駐車場 |
B1階 | 地下駐車場 |
テナント
編集出店テナント全店の一覧・詳細情報は公式サイト「ショップリスト」「フロアガイド」を、営業時間およびATMを設置する金融機関の詳細は公式サイト「営業時間のご案内」を参照。
アクセス
編集- 鉄道
- 路線バス
運行事業者 | 乗車ターミナル | 路線・系統 | 下車停留所 |
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岩手県交通 | 盛岡駅東口10番 | 224/雫石線/つなぎ温泉線 | 「イオンモール盛岡」 |
滝沢営業所 | 225 | ||
西和賀町 | ほっとゆだ駅 | 山伏線[20][21] |
- 車
その他、無料シャトルバスが運行されている。詳細は公共交通機関のアクセス(公式サイト)を参照のこと
脚注
編集- ^ a b c d e f g モール概要 イオンモール盛岡
- ^ a b c イオンモール盛岡/第2期増床リニューアル、3月4日オープン 流通ニュース 2016年02月18日
- ^ a b c d 増床ゾーン「銀河モール」がいよいよオープン 「イオンモール盛岡」 3月4日(金) 9:00 増床リニューアルオープン イオンモール株式会社 2016年2月17日
- ^ “2020年度末都道府県・市町村別SC一覧” (PDF). 日本ショッピングセンター協会. 2022年5月6日閲覧。
- ^ 「マイカル東北、出店を見送る 盛岡・前潟地区 /岩手」朝日新聞朝刊岩手1 2001年7月3日 31ページ
- ^ 盛岡市議会平成13年 12月 定例会-12月10日-03号 P.58 ◎ 市長(桑島博君)
- ^ 盛岡市議会平成14年3月 定例会-03月08日-05号 P.136 ◆ 13番(庄子春治君)
- ^ a b 「売り上げ・来客、予想10%超 イオン盛岡出店1周年 /岩手」朝日新聞朝刊岩手1 2004年8月12日 25ページ
- ^ 盛岡市議会平成15年9月 定例会-09月18日-02号 P.18 ◆ 26番(村田芳三君)
- ^ a b 『2023年3月18日(土)に田沢湖線 前潟駅が開業します』(PDF)(プレスリリース)盛岡市/東日本旅客鉄道盛岡支社・東北建設プロジェクトマネジメントオフィス、2022年12月16日。オリジナルの2022年12月16日時点におけるアーカイブ 。
- ^ a b 「にぎわい創出期待 前潟駅が開業 JR田沢湖線」『岩手日日』岩手日日新聞社、2023年3月19日。オリジナルの2023年3月19日時点におけるアーカイブ。
- ^ “盛岡市、前潟新駅設置を請願 20年度にも用地交渉着手”. 岩手日報. (2020年1月18日). オリジナルの2020年5月18日時点におけるアーカイブ。 2020年5月18日閲覧。
- ^ 『盛岡市とイオンモール株式会社との 「(仮称)前潟駅整備に関する協定」締結について』(PDF)(プレスリリース)盛岡市/イオンモール、2021年2月25日。オリジナルの2021年2月25日時点におけるアーカイブ 。2021年2月25日閲覧。
- ^ a b 村上教行 イオンモール株式会社 地域貢献活動計画書 平成20年10月24日
- ^ 災害時における被災者に対する防災活動協力に関する協定書 盛岡市
- ^ “「イオンモール盛岡」9月19日(土) 9:00 第1期リニューアルオープン”. イオンモール株式会社. 20200511閲覧。
- ^ “イオン東北株式会社とイオンリテール株式会社東北事業本部の事業統合について”. イオン株式会社、イオン東北株式会社、イオンリテール株式会社. (2021年3月29日)
- ^ “4/1(水)全国の「イオン」直営全売り場でレジ袋の無料配布終了”. イオン株式会社、イオンリテール株式会社. (2020年2月28日)
- ^ 相沢一浩「「リテール」統合のイオン東北社長 シェア東北一を目指す」『秋田魁新報』2021年9月2日、4面。
- ^ 盛岡駅方面からの利用は不可
- ^ “町民バスのご案内”. 西和賀町. 2024年4月28日閲覧。