ほっとゆだ駅

岩手県和賀郡西和賀町川尻にある東日本旅客鉄道の駅

ほっとゆだ駅(ほっとゆだえき)は、岩手県和賀郡西和賀町川尻[2]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)北上線である。

ほっとゆだ駅[* 1]
駅舎(2023年10月)
ほっとゆだ
Hotto-Yuda
ゆだ錦秋湖 (6.4 km)
(3.9 km) ゆだ高原
地図
岩手県和賀郡西和賀町川尻40地割53番地[2]
北緯39度18分52.48秒 東経140度46分32.72秒 / 北緯39.3145778度 東経140.7757556度 / 39.3145778; 140.7757556 (ほっとゆだ駅)座標: 北緯39度18分52.48秒 東経140度46分32.72秒 / 北緯39.3145778度 東経140.7757556度 / 39.3145778; 140.7757556 (ほっとゆだ駅)
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 北上線
キロ程 35.2 km(北上起点)
電報略号 ホユ←ワリ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
107人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1922年大正11年)12月16日[2][1]
備考
  1. ^ 1991年(平成3年)に陸中川尻駅から改称[1]
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入浴施設であるほっとゆだを併設している。

歴史

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駅構造

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相対式ホーム2面2線を有する地上駅である[7]。以前は単式・島式混合の計2面3線のホームを有していたが、2019年(令和元年)9月現在は2面2線での運用である[7]。なお、互いのホームは構内踏切で連絡している。

北上駅が管理し、JR東日本東北総合サービスが受託する業務委託駅である。駅舎にはみどりの窓口乗車駅証明書発券機、売店がある。

現在の駅舎は1989年に建設された木造2階建てのもので、総工費は1億2千万円[4]。このうち、当時の駅の所在地であった湯田町が3分の2を負担し、残りをJR東日本が負担して建設されている[4]。元は国鉄の所有地を当時の湯田町が譲り受け、温泉を掘ったことで町おこしを兼ねて温泉付き駅舎となった[4]

駅舎は「全国的にも珍しい温泉付き駅舎」として、東北の駅百選に選定された。

のりば

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番線 路線 方向 行先 備考
1 北上線 下り 横手方面[7]  
上り 北上方面[7] 当駅始発
2  
  • 3番線に当たるホームは柵が施されており、客扱いはない。

利用状況

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JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員107人である[利用客数 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。

1日平均乗車人員推移
年度 定期外 定期 合計 出典
2000年(平成12年)     201 [利用客数 2]
2001年(平成13年)     188 [利用客数 3]
2002年(平成14年)     166 [利用客数 4]
2003年(平成15年)     184 [利用客数 5]
2004年(平成16年)     191 [利用客数 6]
2005年(平成17年)     193 [利用客数 7]
2006年(平成18年)     194 [利用客数 8]
2007年(平成19年)     204 [利用客数 9]
2008年(平成20年)     191 [利用客数 10]
2009年(平成21年)     200 [利用客数 11]
2010年(平成22年)     186 [利用客数 12]
2011年(平成23年)     181 [利用客数 13]
2012年(平成24年) 39 134 173 [利用客数 14]
2013年(平成25年) 37 114 152 [利用客数 15]
2014年(平成26年) 34 95 129 [利用客数 16]
2015年(平成27年) 34 74 109 [利用客数 17]
2016年(平成28年) 31 73 105 [利用客数 18]
2017年(平成29年) 30 68 98 [利用客数 19]
2018年(平成30年) 29 91 120 [利用客数 20]
2019年(令和元年) 24 87 111 [利用客数 21]
2020年(令和02年) 10 79 89 [利用客数 22]
2021年(令和03年) 14 61 76 [利用客数 23]
2022年(令和04年) 17 77 95 [利用客数 24]
2023年(令和05年) 20 87 107 [利用客数 1]

駅周辺

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駅前

西和賀町役場の最寄り駅となっている。

ほっとゆだ

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  ほっとゆだ
温泉情報
所在地 岩手県和賀郡西和賀町川尻40-53
座標 北緯39度18分52.48秒 東経140度46分32.72秒 / 北緯39.3145778度 東経140.7757556度 / 39.3145778; 140.7757556 (ほっとゆだ)
泉質 ナトリウムカルシウム - 硫酸塩化物温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
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利用できる時間は早朝 - 夜間(一部を除く)となっている。なお入場は閉館時間の30分前までである。12月31日1月1日2日は、利用できる時間が短縮される。

休館日は毎月第2水曜日(ただし、当日が休日[注 1]の場合は翌日に。また、8月については変更あり)となっている。

利用料金(2023年〈令和5年〉10月1日時点)
  • 入浴料:大人440円(西和賀町居住で65歳以上は350円)、子供(小・中学生)260円(回数券定期券あり)
  • 貸切風呂(夕方前まで利用可):2,000円
効能など
浴槽の位置
  • 西側から、あつめ、ふつう、ぬるめ(子供および寝湯)
備考
  • 浴場の壁には列車の接近を知らせる信号機が設置されていて、上下線関係なく表示される。これは発車時間が45分前になると「青」、30分前になると「黄」、15分前になると「赤」を点灯。まれに両方向から来る場合は「青」「黄」など2色同時に点灯することもある。

バス路線

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「ほっとゆだ駅」停留所にて、以下の路線バスが発着する。

  • 西和賀町民バス[8]
    • 貝沢線:貝沢
    • 沢内線:沢内庁舎前
    • 湯田おでかけバス:湯田庁舎・湯本地区方面 / さわうち病院方面
    • 沢内おでかけバス:沢内庁舎・湯田庁舎・さわうち病院・湯本地区方面
    • 山伏線[8]:盛岡バスセンター

その他

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北上線に特急・急行列車が運行されていた時期は、線内の駅で唯一、特急・急行列車の停車駅となっていた。1996年(平成8年)から翌年までの秋田新幹線工事に伴う約1年間のみの一時的な運行であった特急「秋田リレー」も一部の列車が停車していた。

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
北上線
快速・普通
ゆだ錦秋湖駅 - ほっとゆだ駅 - ゆだ高原駅

脚注

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記事本文

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注釈

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  1. ^ 祝日法による休日。

出典

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  1. ^ a b c d e f g 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 21号 釜石線・山田線・岩泉線・北上線・八戸線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年12月6日、23頁。 
  2. ^ a b c d 駅の情報(ほっとゆだ駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月31日閲覧。
  3. ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、489頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  4. ^ a b c d e 「列車待ちにひと風呂いかが JR北上線陸中川尻駅」『交通新聞』交通新聞社、1989年4月11日、2面。
  5. ^ RailMagazine通巻139号(1995年4月号)P130
  6. ^ Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240711051550/https://www.jreast.co.jp/press/2024/20240711_ho02.pdf2024年8月11日閲覧 
  7. ^ a b c d JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(ほっとゆだ駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年4月8日閲覧。
  8. ^ a b 町民バスの運行について(2022年4月1日改正)”. 西和賀町 (2022年3月29日). 2022年5月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月16日閲覧。

利用状況

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  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月24日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  20. ^ 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月7日閲覧。
  21. ^ 各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月16日閲覧。
  22. ^ 各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月31日閲覧。
  23. ^ 各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月13日閲覧。
  24. ^ 各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月14日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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