アンジェリク (宝塚歌劇)
『アンジェリク』は宝塚歌劇団のミュージカル作品。
公演記録
編集月組公演『アンジェリク』-炎の恋の物語-
編集1980年1月1日から2月12日[1](新人公演:1月22日[2])に宝塚大劇場で、同年4月3日から4月30日[3](新人公演:4月23日[2])に東京宝塚劇場で上演。
雪組公演『青き薔薇の軍神(マルス)』-アンジェリクⅡ-
編集1980年10月3日から11月11日[5](新人公演:10月31日[2])に宝塚大劇場で、1981年3月4日から3月30日[3](新人公演:3月18日[2])に東京宝塚劇場で上記月組の続編[5]を上演。
ジョフレは登場せず、主役がフィリップになっている。
フィリップとアンジェリクの屈折した愛を描いている[5]。
ストーリー
編集月組公演
編集※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演のページ[1]を参照
17世紀半ばのフランスが舞台。南フランスの貴族社会や王宮、パリの泥棒たちの世界も織り交ぜたドラマを展開している。貧乏貴族の娘・アンジェリクは南フランスの大富豪・ジョフレと結婚することになるが、彼は12歳も年上の上、足が不自由で顔に傷のある男だった。この公演では、ジョフレがルイ14世の嫉妬の罠に陥り、処刑されるまでを描いている。
雪組公演
編集※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演のページ[5]を参照
最初の夫・ジョフレとの別れの後、一人残されたアンジェリクは、少女時代から憧れていたいとこの美青年・フィリップと再開、屈折した二人の結婚を経て、フィリップの突然の戦死までを描いている。
主な配役
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※「()」は新人公演・配役
月組
編集雪組
編集宝塚大劇場公演のデータ
編集月組公演
編集スタッフ(宝塚大劇場公演)
編集- 脚本・演出:柴田侑宏[7]
- 作曲・編曲:寺田瀧雄[7]、中元清純[7]
- 編曲:河崎恒夫[7]
- 音楽指揮:野村陽児[7]
- 振付[7]:岡正躬、司このみ
- 装置:黒田利邦[7]
- 衣装:任田幾英[7]
- 照明:今井直次[8]
- 音響:松永浩志[8]
- 小道具:上田特市[8]
- 効果:扇野信夫[8]
- 演出助手[8]:村上信夫、正塚晴彦、谷正純
- 制作:橋本雅夫[8]
- ヘア・デザイン:和田好弘[8]
雪組公演
編集スタッフ(宝塚大劇場公演)
編集- 脚本・演出:柴田侑宏[7]
- 音楽[7]:寺田瀧雄、中元清純、鞍富誠三
- 音楽指揮:野村陽児[7]
- 振付[7]:岡正躬、司このみ、北原秀晃
- 装置:黒田利邦[7]
- 衣装:任田幾英[7]
- 照明:今井直次[8]
- 音響:松永浩志[8]
- 小道具:上田特市[8]
- 効果:扇野信夫[8]
- 演出助手[8]:正塚晴彦、谷正純
- 制作:武井泰治[8]
- ヘア・デザイン:和田好弘[8]
主な楽曲
編集- 薔薇ひとり
- ばらの名を君に
- 青き薔薇の軍神
脚注
編集- ^ a b c d e 100年史(舞台) 2014, p. 148.
- ^ a b c d e f g h 100年史(舞台) 2014, p. 297.
- ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 216.
- ^ 100年史(舞台) 2014, p. 148、216.
- ^ a b c d e f g 100年史(舞台) 2014, p. 149.
- ^ 100年史(舞台) 2014, p. 149、216.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 100年史(人物) 2014, p. 198.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 100年史(人物) 2014, p. 199.
参考文献
編集- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。