わが子は他人
『わが子は他人』(わがこはたにん)は、1974年4月3日から同年9月25日までTBS系列局で放送されたテレビドラマ。『木下恵介アワー』の作品最終作である。
わが子は他人 | |
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ジャンル | テレビドラマ |
企画 | 木下恵介(企画・演出) |
脚本 | 田向正健 |
演出 |
木下恵介(企画・演出) 岩城其美夫 今井雄五郎 |
出演者 |
松山省二 音無美紀子 杉浦直樹 林美智子 ほか |
ナレーター | 矢島正明 |
製作 | |
プロデューサー |
飯島敏宏 小梶正治 |
制作 |
木下恵介プロダクション TBS |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1974年4月3日 - 1974年9月25日 |
放送時間 | 水曜 22:00 - 22:30 |
放送枠 | 木下恵介アワー |
放送分 | 30分 |
回数 | 26 |
木下恵介プロダクション(現ドリマックス・テレビジョン)とTBSの共同製作。フィルムカラー作品。全26話。放送時間は毎週水曜 22:00 - 22:30 (日本標準時)。
放送データ
編集解説
編集手塩にかけた我が子が他人だった・・・赤ん坊の取り違い事件が巻き起こす人情喜劇。
あらすじ
編集待望の子宝に恵まれた二組の夫婦は幸せな生活をしており、やがて子どもが小学校に入学する時がきた。この時、同時に二組の親は、わが子の血液型に疑問をもってしまった。両親の血液型からは、決して生まれないはずの血液型を子どもが持っていたのだ。妻が浮気したのだろうか・・・?血液検査の間違いか・・・?それとも病院で取り違えたのか・・・?幸せな家庭は一瞬にして奈落の底に突き落とされた。血のつながりがこの世で一番の真実なのか?それとも真実の愛とはもっと違うものなのか?二組の夫婦はこの真実の愛を探し始めるのだが・・・
キャスト
編集- 福山大吉(太陽カッター社長):松山省二
- 福山紀子(大吉の妻):音無美紀子
- 福山ゆき(大吉の母):小夜福子
- 福山隆(大吉の弟):喜久川清
- 福山一郎(大吉と紀子の長男):春田和秀
- 和泉元(中学校教師):杉浦直樹
- 和泉和子(元の妻):林美智子
- 和泉晃(元と和子の長男):吉田友紀
- 滝沢春生(和子の姪):高沢順子
- 松林ハナ(産婦人科病院の看護婦):春川ますみ
- 早瀬(産婦人科病院の事務長):小栗一也
- 津島義孝(産婦人科病院の院長):北沢彪
- 西城(保健所の医師):佐々木功
- 田口(隆の友人):桐原新
- 原京子(元の教え子):安東結子
- 吉川(元の教え子):鈴木陽子
- 川島(元の教え子):鶴ひろみ
- 原周造(京子の義理の父):森幹太
- 原葉子(京子の母):阿部百合子
- 友二(太陽カッター従業員):鍋谷孝喜
- 洋介(太陽カッター従業員):田尻丈人
- 京子(一郎の同級生・克美の母):猪俣光世
- 妙子(一郎の担任):井口恭子
- ホステス:たくみさよ
- 久保:真鍋明子
- バーテンダー:近藤典弘
- 警官:城戸卓
- 公安官:名古屋章
- 三田村賢二
- 岡田和江
- 下川清子
- 戸川美子
- 坂本眸
- 久野泰子
- ナレーター:矢島正明
放送リスト
編集回 | 放送日 | サブタイトル |
---|---|---|
1 | 1974年 4月3日 |
(なし) |
2 | 4月10日 | |
3 | 4月17日 | |
4 | 4月24日 | 訪問者 |
5 | 5月1日 | 出合い |
6 | 5月8日 | 父親たち |
7 | 5月15日 | 喧嘩 |
8 | 5月22日 | 子供たち |
9 | 5月29日 | 不安な日々 |
10 | 6月5日 | 再会 |
11 | 6月12日 | 決心 |
12 | 6月19日 | 親戚づきあい |
13 | 6月26日 | 相互訪問 |
14 | 7月3日 | 夏のはじめ |
15 | 7月10日 | 噂 |
16 | 7月17日 | 提案 |
17 | 7月24日 | 夏休み |
18 | 7月31日 | 戸惑い |
19 | 8月7日 | 別れ |
20 | 8月14日 | 喜び |
21 | 8月21日 | 試み |
22 | 8月28日 | 夏の終り |
23 | 9月4日 | 行方知れず |
24 | 9月11日 | 希望 |
25 | 9月18日 | 秋になれば |
26 | 9月25日 | わが子よ |
スタッフ
編集外部リンク
編集TBS系列 水曜22:00枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
炎の旅路
(1973年10月3日 - 1974年3月27日) |