みょんふぁ

日本の女優、通訳者

みょんふぁ(本名:洪明花ハングル홍명화)は、女優、司会、ナレーター、韓国語通訳・翻訳、プロデューサー、演技講師、大阪府大阪市出身[1]。SORIFA所属[2](代表)

少年の声や、落ちついた低めの大人の声、少しハスキーで甘えた感じの色気のある声など。大原麗子の声に似ている。役柄は、少年役からキャリアウーマン、優しい母親、意地悪な母親、虫の役やおばあさんなど幅広い演技に定評がある[誰によって?]

来歴

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在日韓国籍三世として大阪市生野区に生まれる。西成の民族学校、金剛小学校に入学。

小学1年生の担任の先生が舞踊団“グループ黎明”を創立し、母親と共に立ち上げメンバーとして参加。舞踊一色の小学校時代を送り、大阪フェスティバルホールなど数々の舞台に出演。

中学からは日本の学校に通わせるという両親の意向のもと、私立追手門学院大手前中学校に入学し、演劇部に入部。

大阪芸術大学演劇学科を志望するが、両親が反対するであろうと察し、高校一年生からピアノを習い、音楽学科に入学。 音楽学科に通いながら、劇団そとばこまちに入団(リコモーション所属)と二足の草鞋を履くが、両親の猛反対と大学卒業が危なくなってきたこともあり、劇団と事務所を辞め、通学に専念する。

卒業後は演劇界に戻らず、韓国語の勉強を始め、イベントの司会やラジオパーソナリティなどの活動。 27歳でニュージーランドに渡り、現地に滞在するフリースクールの日本学生たちと「男はつらいよ」のミュージカルを創作。演出や広報活動など、1年かけて向き合い、演劇に対する情熱が目覚め始める。

帰国後すぐに上京し、女優としての活動を始める。2005年〜2015年、劇団ユニークポイントに所属し、当劇団の全公演に出演。

日韓交流も盛んになり、韓流イベントの司会や、両国の戯曲翻訳、映画や演劇の現場通訳、プロデュースなど仕事の幅を広げる。 2014年、文化庁新進芸術家海外研修制度にて、韓国国立劇団で1年間俳優の訓練を受け、2015年に韓国国立劇場にて韓国デビューを果たす。

2017年、第9回小田島雄志・翻訳戯曲賞を受賞[3]。 2021年12月、幼少より憧れていた世界を魅了した舞姫、崔承喜のひとり芝居『母MyMother』を、鄭義信に書き下ろしてもらい公演。コロナ禍で約800名の動員を果たす。

2023年現在は日韓交流を活性化すべく、SORIFAを設立。様々な戯曲の翻訳・紹介やプロデュースを行なっているほか、演劇講師や韓国語講師としても活動しており、K-POP練習生の育成のために韓国語で演技レッスンも行なっている。

人物

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  • 大阪芸術大学音楽学科ピアノ専攻 卒業
  • 特技は、韓国語、英語、関西弁、ダンス、ピアノ、ギター、三線、三味線、韓国舞踊、韓国打楽器、ゴルフ、乗馬
  • 資格は、スキューバダイビングオープニングライセンス、自動車普通免許

受賞

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出演

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映画

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テレビドラマ

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テレビ

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ラジオ

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舞台

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  • 劇団そとばこまち在団(1991年〜1993年)
  • 劇団ユニークポイント(2005年〜2015年)
  • 韓国国立劇団「プラトーノフ」 @韓国国立劇場
  • 燐光群
    • 「裏屋根裏」@下北沢ザ・スズナリ
    • 「たった一人の戦争」@座・高円寺1
  • 椿組「かなかぬち」@花園神社
  • 風琴工房「無頼茫茫」@下北沢ザ・スズナリ
  • 桃唄309「死すべき母の石」@中野BONBON
  • ワンツーワークス
    • 「奇妙旅行」@中野ポケット 
    • 「ビーイングアライブ」@赤坂レッドシアター
    • 「消滅寸前〜あるいは逃げ出すネズミ」@中野ポケット
    • 原作宮部みゆき「R.P.Gロールプレイングゲーム」@赤坂レッドシアター
    • 「神[GOTT]」@下北沢駅前劇場[5]
  • 劇団ユニークポイント
    • 「あこがれ」「雨の一瞬前」@ザ・スズナリ&@韓国2都市公演
    • 「THE TUNNEL」「通りゃんせ」@座・高円寺1
    • 「フェルマーの最終定理」@シアター711など、全作品
  • ラ・カンパニーアン「ここにおいで」@シアター雑遊 
  • アトリエセンターフォワード
    • 「あられもない貴婦人」@シアター風姿花伝
    • 「路地裏海賊譚〜カコノユクエ」@両国シアターカイ
    • 「三人姉妹(チェーホフ)」@両国シアターカイ
  • 流山児☆事務所
  • 劇団桟敷童子 「蝉の詩」@すみだパーク
  • ポかリン記憶舎(二人芝居)「花音」@下北沢&@ソウル大学路
  • 名取事務所「渇愛」@下北沢B1劇場 演出:寺十吾
  • 野生児童「春暁」@下北沢「劇」小劇場 
  • チャリT企画「パパは死刑囚」@座・高円寺1
  • TOKYOハンバーグ「へたくそな字たち」@座・高円寺1
  • 伊東由美子プロデュース「楽屋」清水邦夫作・西沢栄治演出@下北沢OffOffシアター
  • 下北澤姉妹社『焔』@下北沢駅前劇場 演出:西山水木
  • 下北沢スズナリ企画『カーテン』 @下北沢ザ・スズナリ 
  • HOTSKY主催『ほおずきの家』演出:横内謙介 @座・高円寺1 
  • 玉造小劇店『長い長い恋の物語』 作・演出:わかぎゑふ @下北沢ザ・スズナリ/  大阪Independent シアター
  • みょんふぁ一人芝居『母My Mother』作・演出 鄭義信 @下北沢シアター711 

出演・プロデュース

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  • 『花の秘密』 @赤坂レッドシアター 演出:横内謙介/作 チャンジン
  • 『韓国戯曲朗読まつり〜オ・セヒョク風刺コメディ3部作』 @下北沢OFFOFFシアター[2]   
  • 『わったりがったり〜JAPAN×KOREA芸能の夕べ』@あさがやドラム[2]
  • 「ピンクボーイ」「ドメスト」「アクロン」「養命酒」
  • 「沖縄観光Web CM-Happy Surprise in Okinawa」[6]
  • 「桜が見た幸せ」Webドラマ 三橋の森ウエディング

ナレーション

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  • BS TBS『世界遺産の旅]』 - 世界観光機構 首脳会議 映像ナレーション(日・英)
  • 東京都庁災害VP(日・英・韓) - 宮城博物館ナレーション(日・英・韓)
  • 映画「労働組合ドキュメンタリー」

司会

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  • 韓流アーティストファンミ及びトークショー(日韓)
    • 超新星・sgWannabe・イヨンエ ・ヤンミギョン・ユヨル・Zero …他
  • 「マルハン売上げ達成記念式典」(日英韓)
  • 引田天光マジックショー/葉加瀬太郎演奏会
  • 韓国大使館主催「日韓観光交流拡大のゆうべ(日韓)」、「コリアフードフェスタ(日韓)」、「韓国伝統酒との出会い(日韓)」、「京畿道世界陶磁ビエンナーレ(日韓)」
  • 韓国文化院主催「韓国語落語と韓国民話のおもしろ競演(日韓)」
  • 韓国農水産物流公社「日韓交流まつり」、「東京国際映画祭」〜無声映画部門〜
  • 「AXA-SEOUL韓国ツアー(日韓)」「K-POPニューイヤーセレクト(日韓)」
  • 記者発表会 韓国ドラマ「変わった女変わった男」 (日韓)
  • 「高須国際美容外科学会(日英)」
  • 「マイクロソフトプライベートショー(日英)」
  • 「ワーナーホームビデオ新製品発表(日英)」
  • 「アイティイット式典(日英)」
  • 「ローランド音楽フェア」
  • アメリカ観光局主催「ブランドUSA(日英)」
  • 各種トークショー(うつみ宮土理、中尾彬、笛木祐子、辰巳琢郎など)
  • 各種韓国関連プレス発表会、マッコリ大使任命式典
  • 婚礼司会(日英韓トリリンガル)

展示会ナレーター

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  • 東京モーターショー(日産・YAMAHA・会場アナウンス(英語))、
  • TOYOTA世界大会(英語)、シーテック、セミコン、食博、ゲームショー、インターネプコン、i-Expo、ジャンプフェスタ、情報セキュリティ、エコプロダクツ、ツーリズム旅博(講談)、国際福祉機器展、働き方改革エクスポ …他      
  • 東京都庁災害VP(日英韓)
  • 国税庁WEBドラマ(韓国語)、
  • カシオ「プリン写ル」
  • Canonデジタルビデオカメラ
  • Canonファックスプリンター
  • 朝日安田生命企業VP
  • 第一生命保険企業VP
  • あいおい損保企業VP

通訳・翻訳

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通訳

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  • 「東アジア国際理解会議」(同時/逐次日⇔韓)
  • 仁川/成田 国際空港 社長会談(日韓)
  • ワーナーブラザーズ新商品発表会長挨拶(英日)
  • ワーナーブラザーズプレゼンテーション(英→韓)
  • 韓国国家食品産業プレゼンテーション(同時通訳 韓⇔日)
  • マイクロソフトセミナー (英日通訳)
  • HP社基調講演、プレス発表通訳(英⇔韓)
  • 東京都・ソウル市議会親交会(日韓)        
  • 韓国国楽芸術団 来日通訳(日韓)
  • 各種撮影現場通訳(映画・ドキュメンタリー等 日韓)
  • 商談取引会議(日韓)(サムスン半導体など)
  • 企業首脳会談 通訳(日韓)
  • 各種取材通訳(日英韓)
  • 各種イベント通訳(日英韓)
  • 取材通訳(映画「焼肉ドラゴン」新国立劇場公演など)
  • インタビュー通訳
  • 記者発表(韓流ドラマ)
  • YAMAHAゴルフ 契約記者発表…他

演劇通訳

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  • 新国立劇場「焼き肉ドラゴン」「アジア温泉」
  • ホリプロ「スリルミー」
  • シスカンパニー「エレガンス」
  • 青山劇場「Jack the Ripper」
  • 松竹主催ミュージカル「Run to You」
  • 日本演出者協会主催「日韓演劇フェスティバル」
  • アジア国際芸術祭
  • フェスティバルトーキョー
  • 映画通訳:「風の色クァク・ジェヨン監督通訳

翻訳

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メディア関連
  • アカデミー賞授賞スピーチ字幕(英語・韓国語)、
  • 報道関連(フジテレビ、TBS)
  • 映画字幕「冬のソナタ」「蟻の空」「チング」インタビューなど)
  • 映画インタビュー記事(韓国映画ファンジニなど)
  • 2020年アカデミー賞授賞スピーチ字幕(英語、韓国語)
企業関連
  • 会社概要(京セラ・村田製作所・住友電工・住友重機など)
  • 企業ホームページ(IT、情報セキュリティ、建設、通信、電子、貿易・芸術系など)
  • 司法・行政関連(中小企業基盤整備機構・世界安全保障貿易管理・即決裁判など)
  • 契約書関係(秘密保持契約書・会議要請書・協定書・覚書など)
  • パソコンソフト取扱説明書
  • CAD取扱指示書
    • 電子工学系(電源ボード・電子基盤・金型・金属・電子ワイヤーなど)
    • 半導体関連
    • 建設系 連陸橋設計・数理書(約2000ページ)
  • 京セラ・キッチン製品案内
  • 羽田空港概要・アンケート
  • 女性人権中央支援センター 教材
  • 性売買規書
  • 博物館などのガイド原稿(酒田・平泉・松島など)
  • IBM社内WEBテキスト
  • 横浜市観光ガイド(800ページ)
  • 日本各地の案内ガイドブック
  • 携帯電話取り扱いマニュアル
  • 食品ガイドライン
  • 各種施設案内
  • 展示会場案内・HP・資料
  • 各種新聞
  • 各種ビジネスレター
  • 会報ニュース(日英韓)
  • 日本演出者協会沿革・定款
  • ソウル演劇協会沿革・概要「ソウル演劇祭」パンフレット

戯曲翻訳

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  • チャンジン「トンマッコルへようこそ」「花の秘密」
  • オ・セヒョク「クリスマスに3万円手に入れる方法」「粉愛」「地上最後の冗談」「楽屋のお掃除」
  • 李根三「流浪劇団」(韓国現代戯曲集Ⅴ巻2013年)
  • ユン・チョビョン「うぐいす」(韓国現代戯曲集Ⅵ巻2015年)
  • チャン・ウジェ「アメリカの怒れる父」(韓国現代戯曲Ⅶ巻2017年)
  • ソン・ヨン「護身術」(韓国現代戯曲集Ⅷ巻2019年)
  • ク・ジャヘ「加害者探求_付録謝罪文作成ガイド(韓国現代戯曲Ⅹ巻2021年)
  • パク・クニョン「代代孫孫」
  • 朴章烈「スーパーマンとターザン」「お母さんの十八番」
  • イ・ソング「メディアの詩」
  • 三島由紀夫「班女」「葵の上」
  • 武田泰淳「ひかりごけ」
  • 太宰治「斜陽」脚色版
  • 各種日韓戯曲の翻訳と字幕

コーディネート

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  • 日韓演劇フェスティバル(日本演出者協会主催)、若手演出家コンクール、ソウル演劇祭、アジア演出家展、韓国D-Festival、韓国大田演劇祭、韓国演出家ワークショップ

演出

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  • 亜細亜の骨「粉愛」「クリスマスに3万円手に入れる方法」
  • グランツ「地上最後の冗談」

レッスン

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  • 神戸モデル事務所 演劇科(2002年 - 2004年)
  • 横浜K2フリースクール(2003年 - 2005年)
  • 女優が教えるハングル講座(個人&グループ)(2015年 - )
  • 静岡藤枝市 市民劇ワークショップ(2016年)
  • テアトルアカデミー 幼児、児童部 演技科(2018年 - 2021年)
  • オフィスミナミカゼ、グランツ演技レッスン講師(2018年 - )
  • コスモランドK2アカデミー 演技レッスン(K-popタレント練習生特別クラス)(2020年 - )

メディア掲載

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  • 演劇サイト 日刊えんぶ(2023年〜連載)
  • 毎日新聞(2019年2月21日) - 人物紹介
  • エンタメサイト「SPICE」(2019年1月)
  • 日刊ゲンダイ(2019年2月)
  • 月刊誌「イオ」FACE(2017年10月)
  • シアターガイド(2016年7月号)「気になるあの人」
  • 日本劇団協議会発行「JOIN」(2015年11月)
  • シアターガイド(2014年4月〜9月連載)

出典

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  1. ^ "『ラヴィット』大反響の"通訳さん"を直撃!実はスゴい人だった「韓国でも話題になって…」". 女子SPA!. 扶桑社. 6 March 2024. 2024年3月6日閲覧
  2. ^ a b c みょんふぁ〜花笑み時間〜”. みょんふぁ〜花笑み時間〜 (2021年9月7日). 2023年8月4日閲覧。
  3. ^ 小田島雄志・翻訳戯曲賞 「小田島雄志・翻訳戯曲賞」ホームページ 2023年8月14日閲覧
  4. ^ a b "『ラヴィット!』で話題の女性がドラマにも出演! SNSで大バズリ「全然わからなかったよ」". まいじつ. 株式会社日本ジャーナル出版. 25 January 2024. 2024年1月25日閲覧
  5. ^ ワンツーワークス、安楽死をテーマにしたシーラッハ「神」を上演”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年5月1日). 2024年5月1日閲覧。
  6. ^ (日本語) 사랑하는 엄마 / Happy Surprise in Okinawa, https://www.youtube.com/watch?v=brtEBSUV-ts 2023年8月4日閲覧。