どうぶつの森e+
『どうぶつの森e+』(どうぶつのもりイープラス)は、任天堂より発売されたコミュニケーションゲーム。どうぶつの森シリーズの第3作目。
ジャンル | コミュニケーションゲーム |
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対応機種 | ニンテンドー ゲームキューブ |
開発元 | 任天堂 |
発売元 | 任天堂 |
プロデューサー | 手塚卓志 |
ディレクター |
江口勝也 野上恒 |
音楽 |
戸高一生(サウンドディレクター) 峰岸透 永田権太 |
シリーズ | どうぶつの森シリーズ |
人数 | 1人 |
メディア | 8cm光ディスク |
発売日 | 2003年6月27日 |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
デバイス |
GBAケーブル SDカードアダプタ カードeリーダー+ |
売上本数 | 23万5668本[1] |
その他 | カードeリーダー+同梱 |
概要
編集『どうぶつの森+』をベースにし日本国外の文化に合わせて作成された『Animal Crossing』に多少の追加要素を含めて日本で発売された作品である。そのため、前作までにあった日本ならではのイベントが一部削除され、代わりに日本国外のイベントが追加されている。
開発
編集『どうぶつの森+』の海外版の開発が終わった後の2002年末から海外版を日本でも発売を求める声が上がったがそのままだと意味が無かった為、カードeリーダー+を取り入れる事になった[2]。
力を入れた部分は住人の会話内容で海外版を翻訳したのではなく本作用に書き下ろした。手塚は一番時間が掛かったと述べている[2]。
SDカードアダプタの導入は「何らかのカタチで村のデータを離れた人とやりとりしたい」とのリクエストがあった事とブロードバンドアダプタはコストに相応しく無かった事とSDカードの準備がやりやすい事で実現した[2]。
とたけけの新曲は海外から「アジア的すぎる」という意見があった事で一新した。新曲の体制は戸高と峰岸と永田で整え、戸高はボーカルバージョンにアレンジを担当。当初は2人で音楽のジャンルを書き並べるところからスタート、全ての曲をギター演奏する[2]。
過去作品との違い
編集キャラクター
編集- どうぶつの住民の種類が増えた。
- セリフの中で漢字を表示できるようになった。
- SDカードアダプタを使って写真を保存することができるようになった。
- 住民が風邪をひくなどの要素が増えた。
- 住人に対して自らお手伝いを頼むことができなくなった。
- 村長(コトブキ)の帽子がベレットからシルクハットになった。
施設
編集- 「おやしろ」が「願いの泉」に変わった。
- お店の看板などの表記が英語になった。
- ゲームボーイアドバンスを用いなくても島へ行けるようになった(ただし、ゲームを進めてたぬきちから購入する必要がある)。
- オブジェを置く事ができるようになった。
- 閉店中のたぬきちの店をスコップで無理やり開けることができるようになった(ただし、その日が福引デーや店が改装中の場合は開けることができない。それ以外の場合でも開けられないことがある。)。
その他
編集ゲームボーイアドバンスを用いる要素
編集GBAケーブルを用いてニンテンドー ゲームキューブ本体とゲームボーイアドバンスを接続することで、以下のようなことが出来る。
- 願いの泉
- カードeリーダー+を使って新しい住人を呼ぶことができる。
- ミニゲームで遊ぶことができる。
- あさみときぬよの店
- あさみときぬよの店に行き、そこでアドバンスの項目を選択すればアドバンスでデザインを書くことが出来る。この場合、お金は使わない。
- カードeリーダー+を使ってデザインを読み込むことができる。
- 村メロ
- カードeリーダー+を使って村メロを読み込むことができる。読み込むととたけけのレパートリーが増える。
SDカードアダプタを用いる要素
編集「SDカードアダプタ」を用いることで、以下のようなことが出来る。
漫画作品
編集脚注
編集外部リンク
編集- どうぶつの森e+ - 公式ホームページ
- あたらしい楽しさがいっぱい! 「どうぶつの森e+」がついにその姿をあらわす!! - Nintendo Online Magazine 2003年6月号
- 大貫さんと日笠さんの、ふたりで「どうぶつの森e+」!! - ほぼ日刊イトイ新聞(音楽家の大貫妙子と手相観の日笠雅水へのインタビュー)