おおつ (掃海艇)

かさど型掃海艇

おおつローマ字JDS Ōtsu, MSC-621MST-474)は、海上自衛隊掃海艇かさど型掃海艇の18番艇。艇名は大津島に由来する。旧海軍日振型海防艦大津」に次いで日本の艦艇としては2代目。

おおつ
基本情報
建造所 日本鋼管鶴見造船所
運用者  海上自衛隊
艦種 掃海艇
級名 かさど型掃海艇
艦歴
発注 1963年
起工 1964年3月7日
進水 1964年11月5日
就役 1965年2月24日
1981年3月18日(掃海母艇に種別変更)
除籍 1986年12月16日
要目
基準排水量 330トン
満載排水量 365トン
全長 45.7m
最大幅 8.6m
深さ 4.0m
吃水 2.34m
機関 三菱YV10ZC15/201ディーゼル × 2基
出力 1,200仏馬力 (0.88 MW)
推進器 スクリュープロペラ × 2軸
最大速力 14ノット
乗員 43名
兵装 Mk.10 20mm機銃 × 1門
レーダー OPS-4 水上
ソナー ZQS-1 機雷探知機
その他 掃海装備
53式普通掃海具一式
56式浮上式掃海電線一式
音響掃海電線2型一式
テンプレートを表示

艦歴

編集

「おおつ」は、第2次防衛力整備計画に基づく昭和38年度計画掃海艇321号艇として、日本鋼管鶴見造船所で1964年3月7日に起工され、1964年11月5日に進水、1965年2月24日に就役し、第2掃海隊群第36掃海隊に編入された。

1966年2月21日、第36掃海隊が大湊地方隊函館基地隊に編入。

1976年11月18日、第36掃海隊が廃止となり、第2掃海隊群第44掃海隊に編入。

1981年3月18日、掃海母艇に種別変更され、船籍番号がMST-474に変更。呉地方隊第101掃海隊に編入。

1986年12月16日、除籍。

参考文献

編集

関連項目

編集