うきは市(うきはし)は、福岡県の南東部に位置するである。

うきはし ウィキデータを編集
うきは市
筑後吉井の白壁通り
うきは市旗 うきは市章
うきは市旗 うきは市章
2005年3月20日制定
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 福岡県
市町村コード 40225-7
法人番号 1000020402257 ウィキデータを編集
面積 117.46km2
総人口 26,598[編集]
推計人口、2024年5月1日)
人口密度 226人/km2
隣接自治体 久留米市朝倉市八女市
大分県日田市
市の木 柿の木
市の花 彼岸花
市の鳥 カワセミ
うきは市役所
市長 髙木典雄
所在地 839-1393
福岡県うきは市吉井町新治316番地
北緯33度20分51秒 東経130度45分18秒 / 北緯33.34744度 東経130.75503度 / 33.34744; 130.75503座標: 北緯33度20分51秒 東経130度45分18秒 / 北緯33.34744度 東経130.75503度 / 33.34744; 130.75503
地図
市庁舎位置

うきは市役所
うきは市役所
外部リンク 公式ウェブサイト

うきは市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

特記事項 市役所のデータは吉井庁舎のもの
ウィキプロジェクト

地理

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うきは市主要部の空中写真。
2018年4月28日撮影の10枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

福岡県の南部、筑後地方に位置しており、大分県日田市と隣接する。筑後川を挟んで朝倉市と接し、西は久留米市田主丸町、南は八女市星野村と隣接する。市内を久大本線国道210号が東西に横断する。

経済的には久留米市、朝倉市との関係が強く、両市への通勤通学人口が多い。また、県を越えた大分県の日田市との経済的結びつきもある。久留米市への通勤率は13.6%となっている(平成22年国勢調査)。

森林セラピー基地認定。

隣接する自治体

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福岡県
大分県

地名

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従来の大字の前に旧町名を冠する。

吉井町
  • (町制当初の吉井町の区域は、従来から大字が設置されておらず、うきは市市制後も吉井町の後に番地を続ける。)
  • 生葉(旧江南村
  • 江南(旧江南村)
  • 新治(旧江南村)
  • 八和田(旧江南村)
  • 清瀬(旧千年村
  • 桜井(旧千年村)
  • 橘田(旧千年村)
  • 千年(旧千年村)
  • 徳丸(旧千年村)
  • 福永(旧千年村)
  • 宮田(旧千年村)
  • 若宮(旧千年村)
  • 富永(旧福富村
  • 福益(旧福富村)
  • 屋部(旧福富村)
  • 鷹取(旧船越村
  • 長栖(旧船越村)
浮羽町
  • 朝田(旧御幸村
  • 浮羽(旧御幸村)
  • 流川(旧御幸村)
  • 西隈上(旧御幸村)
  • 東隈上(旧御幸村)
  • 高見(旧大石村
  • 古川(旧大石村)
  • 三春(旧山春村
  • 山北(旧山春村)
  • 妹川(旧姫治村
  • 小塩(旧姫治村)
  • 田篭(旧姫治村)
  • 新川(旧姫治村)

歴史

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的邑(いくはのむら)→ 生葉郡浮羽郡うきは市 と変遷してきた。

近現代

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合併前の旧市町村については各項目を参照。

歴代市長

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氏名 就任年月日 退任年月日 備考
  堀万治 2005年3月20日 2005年4月24日 職務執行者[3]・旧浮羽町長
初-2 怡土康男 2005年4月24日 2012年5月25日 旧吉井町助役。任期中死去
  鎌田康秀 2012年5月25日 2012年7月15日 職務代理者・副市長
3-5 髙木典雄 2012年7月15日 現職

行政

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市長

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市議会

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  • 定数:14人
  • 任期:2026年4月30日

市役所

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  • 吉井庁舎:
    • 【1階】市民生活課、人権・同和対策室、農林振興課、農業委員会事務局、税務課(徴収対策室)、会計課
    • 【2階】総務課(選挙管理委員会)、企画財政課(公共経営戦略室)、市民協働推進課、建設課、水環境課、都市計画準備課
    • 【3階】議会事務局、監査委員事務局
    • 【西別館】保健課、福祉事務所、学校教育課
  • うきは市民センター:
    • 【1階】生涯学習課〈図書館〉
    • 【2階】浮羽市民課、うきはブランド推進課(山村振興推進室)〈ブランド戦略係、地域振興係〉、男女共同参画推進室
    • 【別館:U-BiC】うきはブランド推進課(山村振興推進室)〈商工振興係〉
  • るり色ふるさと館:
    • 生涯学習課〈社会教育係、文化財保護係、スポーツ文化振興係〉

消防

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警察

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産業

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企業

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友好都市

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国内

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地域

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人口

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うきは市と全国の年齢別人口分布(2005年) うきは市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― うきは市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
うきは市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 37,301人
1975年(昭和50年) 36,487人
1980年(昭和55年) 36,762人
1985年(昭和60年) 36,845人
1990年(平成2年) 35,910人
1995年(平成7年) 35,179人
2000年(平成12年) 34,045人
2005年(平成17年) 32,902人
2010年(平成22年) 31,640人
2015年(平成27年) 29,509人
2020年(令和2年) 27,981人
総務省統計局 国勢調査より

教育

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高等学校

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中学校

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市立
  • 吉井中学校
  • 浮羽中学校

小学校

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市立
  • 小塩小学校(閉校)
  • 妹川小学校(閉校)
  • 山春小学校
  • 大石小学校
  • 御幸小学校
  • 姫治小学校(閉校)
  • 千年小学校
  • 吉井小学校
  • 福富小学校
  • 江南小学校

交通

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鉄道路線

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市名と同じうきは駅があるが、中心駅は旧吉井町の中心駅(同町唯一の駅)である筑後吉井駅である。うきは駅は旧浮羽町の中心駅で、かつては筑後千足駅という駅名であったが、うきは市成立以前の1990年に改称された。

バス路線

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浮羽町内線の終点

市内を走るバス路線の拠点は、旧吉井町地区が西鉄吉井営業所、旧浮羽町地区が浮羽発着所である。

一般路線バス

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かつては日田バスが浮羽発着所を経由して久留米市と日田市の日田バスセンター・高塚を結ぶ路線を運行していたが、浮羽発着所 - 日田バスセンター・高塚間の運行に短縮されたのち、2014年5月21日に廃止された。また、浮羽発着所(一部朝倉市杷木発着所)から小塩地区(県道105号経由)・妹川地区(県道52号線経由)を結ぶ2路線が存在したが、2014年9月30日の運行をもって廃止された[5]

うきは市成立以前には福岡市と吉井町を結ぶ高速バスが運行されていた時期もあったほか、久留米吉井線もうきは市以東の日田市まで延びており久留米 - 日田間で運行されていたが、現在はいずれも消滅している。

うきはバス

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うきはバスは、市が道路運送法第78条・第79条に定める自家用有償旅客運送(白ナンバー)として運行する自治体バス。うきは市民センターを拠点に運行し、市外の杷木へも乗り入れる。平日のみ運行。PayPay決済に対応。

  • 浮羽線:うきは市民センター - 道の駅うきは - 筑後大石駅前 - 杷木 - 筑後川温泉 - うきは市民センター
  • 吉井線:うきは市民センター - うきは駅 - うきは市役所 - 筑後吉井駅前 - 福富コミュニティセンター - うきは市民センター

うきは市予約制乗合タクシー

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西鉄バス久留米の小塩・妹川地区への路線廃止に伴い、2014年10月1日運行開始[6]。浮羽交通が受託運行する。

  • 小塩線:うきは市民センター - 牧の草 - 本宮 - 女子尾
  • 妹川線:うきは市民センター - 持木 - 内ケ原 - 笹尾

道路

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一般国道
主要地方道
道の駅

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

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平川家住宅
 
つづら
 
浮羽稲荷神社から見る浮羽町市街地

古墳・史跡

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百選

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うきは市をモデルにした漫画・ドラマ

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大字・字・ばさら駐在所
1980年から1983年の在住経験による漫画家うえやまとちの作品。
うきは〜少年たちの夏〜
2002年に放送された福岡発地域ドラマ(単発ドラマ)脚本は森下直
神霊狩/GHOST HOUND
2007年に放送されたProduction I.G20周年記念として制作されたテレビアニメ。うきは市とは明言されていないが、浮羽郡人会21のクレジットがあり、方言は浮羽町特有の言葉である。アニメに出てくるダムは合所ダムに、山頂への長い階段を登った所に有る神社は浮羽稲荷神社に似ている。柳川市とダムのある近隣の場所を見つけてきて架空の町を作り上げた作品だと、インタビューで語っている。

うきは市出身の有名人

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★は、故人

歴史・政治・学者など

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(江戸末期生まれ)

(明治生まれ)

(大正生まれ)

(昭和生まれ)

芸能・スポーツ・その他

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うきは市にゆかりのある人

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浮羽町高見にある「エリソン・オニヅカ橋」の下流側親柱に設けられた橋梁名のプレートとエリソン・オニヅカの略歴を記した説明板
(2009年3月19日撮影)
うきは市浮羽町高見にはオニヅカの功績を称えて命名された「エリソン・オニヅカ橋」がある[7]
  • うえやまとち - 漫画家。旧浮羽町に一時期在住し、漫画の創作活動を行っていた。
  • タモリ - お笑いタレント。妻がうきは市(旧生葉郡吉井町)出身で、その縁もあり2018年10月にうきは市の観光大使に就任[8]

市外局番

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  • 0943(田主丸MA。全域)

脚注

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関連項目

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外部リンク

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