Yahoo! Messenger
Yahoo! Messengerは米国Yahoo!が提供していた広告付きのインスタントメッセンジャークライアントおよびプロトコルである。ダウンロードは無料であり、Yahoo! IDを取得することで利用可能となる。1998年3月9日、Yahoo! Pagerの名前で開始されたサービスである[1]。1999年6月21日に機能拡張版としてYahoo! Messengerを公開[2]。2018年7月17日にサポートを終了している[3][4]。
開発元 | Yahoo! |
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最新版 | |
対応OS | Windows 98 / ME / 2000 / XP / Vista、Mac OS X v10.4以上、Linux / UNIX |
種別 | VoIP / インスタントメッセンジャー クライアント |
ライセンス | プロプライエタリ フリーウェア |
公式サイト | messenger.yahoo.com |
機能
編集- Yahoo! Voice
- アメリカ合衆国でのPC同士およびPCと電話間のVoIPサービスであり[5][6]、Yahoo! Messenger を使って提供される。
- ボイスメールとファイル共有
- ボイスメールとファイル転送機能がある。ファイル共有は1GBまで可能。
- プラグイン
- 8.0で、ユーザーがプラグインを作ることが可能になった(フリーなYahoo! Messenger Plug-in SDKを利用)。ユーザーの作ったプラグインはYahoo! Plug-in gallery に置いて展示できる。特に海外に暮らす人々には便利なサービスである。
- Yahoo! Mailの統合
- 2007年11月9日、Yahoo!はYahoo! MailとYahoo! Messengerの統合を計画している[1]。チャットとメールが同じ形式で格納されるようになる。これにより、チャットログの検索が容易になる。
- オフライン・メッセージング
- 相手がオンラインでなくてもメッセージを送っておくことができる機能。相手が次回オンラインとなった際にメッセージを受け取る。他にもGoogle Talkなどにも同様の機能がある。
- Windows Live Messenger との相互運用
- 2005年10月13日、Yahoo!とマイクロソフトはメッセージャー同士の相互運用を発表した。これで世界2位のユーザー数(約40%)となる(1位はAOL Instant Messengerで約56%)。マイクロソフトはAOLにも相互運用を持ちかけているが、AOL側から色よい返事は得てない。実際の相互運用は2006年7月12日に開始された。これにより、双方のユーザーが相互にチャットすることが可能となっているが、今のところ音声は使えない。
- ゲーム
- 会話ウィンドウでアイコンをクリックすることでゲームなどのアプリケーションにアクセスし、チャットの相手とゲームを楽しむことができる。
クライアント
編集公式のWindows版、Mac OS X版、Linux/Unix版、BlackBerry版が存在した。
その他のクライアント
編集- Adium (macOS)
- Meetro (macOS & Windows)
- Pidgin (クロスプラットフォーム)
- Miranda IM
- Naim(キャラクタユーザインタフェース)
- Trillian (macOS & Windows)
- Meebo
脚注
編集外部リンク
編集- Yahoo! Messenger(英語版)
- Yahoo! Messenger Blog(英語)