Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/ブックビルディング 20170311
選考終了日時:2017年3月25日 (土) 11:26 (UTC)
- (自動推薦)2017年2月度の月間新記事賞受賞記事。--totti(会話) 2017年3月11日 (土) 11:26 (UTC)
- コメント 株式投資などをやっている方にとっては常識的な内容なのでしょうが、そういう経験のない私には、何回読んでもイメージが湧きにくく、かなり理解困難な内容でした。しかしそれは記事のせいではなく、証券取引市場に関する私の予備知識が貧弱すぎるためであって、記事自体は、内容をきちんと理解している方がちゃんと文献を読み込んできっちり作られているものであることはわかります。
- その意味では良質な記事として推薦するにやぶさかではないのですが、残念なことに、出典情報について大きな瑕疵があり、このままでは良質な記事として推薦できません。出典そのものは細かく付けられていてそれはたいへん結構なのですが、書籍や報告書の類からの出典について、参照したページナンバーの記載がないのが致命的な問題点です。
- もちろん、数ページ程度の報告書とか小冊子、Webサイトのようなものであれば、いちいちページナンバーまで要求はしませんが、ページ数の多い書籍の場合は、参照箇所のページナンバーまで記載していただかないと検証困難です。特に、出典1の『エクイティファイナンスの理論と実務』は600ページもある書籍で、本文でも28回参照されているので、一回の参照ごとに参照したページナンバーを書いて欲しいです。出典14『判例六法 2017年版 』も、参照は1回だけですが、この本は2000ページ以上もある分厚い本のようなので、やはりページナンバーを記載していただかないと困ります。また、出典6の『会員におけるブックビルディングのあり方等について - 会員におけるブックビルディングのあり方等に関するワーキング・グループ報告書 - 』は、28ページ程度の報告書ですが、60回も参照されているので、これも参照ごとにページナンバーをお願いしたいと思います。その他の書籍や報告書についても同様です。
- その他、文章が特にわかりにくかった部分を挙げておきます。これは私の知識が貧弱なためだけではなく、文章構造自体にも問題があると思われる部分です。
- § 4. ブックビルディング方式導入のメリット
- 「日本郵政株の売出しを前に開催された財務省の財政制度等審議会において...合理的な価格形成を行うことができることが、指摘されている」
- 一文が長すぎて読みにくいです。「財務省の財政制度等審議会において以下のような内容が指摘されている。... 」などと続けて、指摘内容についてももう少し短い文章を重ねて書いたほうがわかりやすいと思います。
- §5.3 ブックビルディングとその後の配分との関係
- 「それゆえ、ブックビルディング制度導入当初は...整理していると、前述の報告書では記載がなされている」
- これも一文が長くて論旨がわかりにくいです。最初の「ブックビルディング制度導入当初は」が、どこまでかかっているのかよくわかりません。その直後の「ブックビルディングで需要の申告を行った」まででしょうか。それとも、最後までかかっていて「制度導入当初は...(以上のような解釈に)日本証券業協会が整理していた」ということでしょうか。「それゆえ...」、から「整理している」までを適切に分割して「日本証券業協会が整理した」内容をわかりやすいようにまとめなおしたほうが良いと思います。、
選考終了時点で、賛否なしのため、今回は見送りとなります。--Mogumin(会話) 2017年3月25日 (土) 12:13 (UTC)