Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/チャイコフスキーとロシア5人組 20230211

選考終了日時:2023年2月25日 (土) 23:42 (UTC)2023年3月11日 (金) 23:42 (UTC)

2週間選考期間を延長を要請。--ぽめらん会話2023年2月24日 (金) 10:02 (UTC)[返信]

  •   賛成 良さそうです。この時期のロシアの音楽界の状況がうまく説明されているように思います。--Tam0031会話2023年3月1日 (水) 13:36 (UTC)[返信]
  •   コメント 読み物として興味深いだけでなく、使われているタラスキンやマースの文献はソ連崩壊後に出た新しい資料や知見に基づいたもので、日本ではまだあまり知られていない貴重な内容だと考えます。
ただし、記事主題としてこれでいいのかという点ではやや疑問があります。チャイコフスキーと5人組の関係は、チャイコフスキーの師であるルビンシテインに対するバラキレフ(5人組のリーダー格)の反発がもとであり、その背景にはアカデミズムと民族主義の対立があるわけです。しかしここではまずタイトルが音楽史的な観点というよりもチャイコフスキー個人が中心的になっており、人物ごとに見れば、チャイコフスキーとリムスキー=コルサコフについては分量が多いですが、5人組の他のメンバーに関する言及は限定的です。本来なら「チャイコフスキー」あるいは「リムスキー=コルサコフ」、別の部分では「ロシア5人組」や「ベリャーエフ・グループ」といった個々の記事で述べるべき事柄が抽出されているという印象になっています。
この種の記事は得てして孤立気味で、他の記事からの有意な内部リンク先になりにくいという特徴があります。着眼点としては面白いのですが、百科事典的というよりもコラム的ではないかという点で、高いランクを与えることに躊躇があります。今後例えば「ベートーヴェンとゲーテ」とか、「ワーグナーとルートヴィヒ2世」とか、興味をひきそうな対象の組み合わせで記事を作れば評価される、ようなことになってもなあという気がするわけです。というわけで、コメントにとどめます。--みっち会話2023年3月1日 (水) 14:39 (UTC)[返信]