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実名が記載された事件当事者の性別について

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事件記事を見ていると、実名が記載された事件に関わった人物(削除方針ケースB-2適用の有無を問わず)の性別が記載されていない物が非常に多いのを見ます。

この事からウィキペディア日本語版においては、実名が記載された人物の性別は書いてはいけない事となっているのでしょうか?

この点については様々な表記ガイドを探しても見つからず、ウィキペディア日本語版で自然に形成されたルールに見えているのですが…。

実名が記載されていない人物の性別は書いてある物を見るのに、実名が記載されている人物の性別を見ない事が多いのはどうかと思いまして…。

今後の事件記事の編集のためにも、この点について明確な答えを出すべきと判断し、議論を立ち上げます。

--ディークエステン会話2014年11月15日 (土) 00:27 (UTC)[返信]

基本的には、性別の明記は不要でしょう。でも禁止はされているわけではないでしょう。実名が記載できない人物を記述する際、ただ単に代名詞的に性別を用いているだけなんではないですか。そもそも実名で記載されている人物の場合、容易に性別が判別できるため、わざわざ明記する必要性が薄いというのも要因かもしれませんが(最近は名前だけ見ても性別が判断しがたい人も増えているでしょうが)。たとえば実名の人物が頻出する事件記事の例を考えてみましょう。たとえば、この記事↓を例にしてみますと、
実名の人物に性別を記載していない例
この事件は、国内航空大手の全日本空輸(全日空)の新ワイドボディ旅客機導入選定に絡み、自由民主党衆議院議員で前内閣総理大臣田中角栄が、1976年昭和51年)7月27日受託収賄外国為替・外国貿易管理法違反の疑いで逮捕され、その前後に田中以外にも運輸政務次官佐藤孝行や元運輸大臣橋本登美三郎2名の政治家が逮捕された。さらに、収賄、贈賄双方の立場となった全日空社長若狭得治以下数名の役員及び社員、ロッキードの販売代理店の丸紅の役員と社員、行動派右翼の大物と呼ばれ暴力団CIAと深い関係にあった児玉誉士夫や、児玉の友人で「政商」と呼ばれた国際興業社主の小佐野賢治と相次いで逮捕者を出した。また、関係者の中から多数の不審死者が出るなど、第二次世界大戦後の日本の疑獄を代表する大事件となった。この事件は1976年昭和51年)2月にアメリカ合衆国上院で行われた上院外交委員会多国籍企業小委員会(委員長フランク・チャーチの名から「チャーチ委員会」)における公聴会にて発覚しており、アメリカとの間の外交問題にも発展した。
「ロッキード事件」2014年11月13日 (木) 11:20‎ (UTC)の版
この記事↑に対して、もし性別を明記すべきだというなら、こんな記事↓になってしまいますよ。
実名の人物に性別を記載した例
この事件は、国内航空大手の全日本空輸(全日空)の新ワイドボディ旅客機導入選定に絡み、自由民主党衆議院議員で前内閣総理大臣田中角栄という男性が、1976年昭和51年)7月27日受託収賄外国為替・外国貿易管理法違反の疑いで逮捕され、その前後に田中以外にも運輸政務次官の佐藤孝行という男性や元運輸大臣橋本登美三郎という男性の2名の政治家が逮捕された。さらに、収賄、贈賄双方の立場となった全日空社長若狭得治という男性以下数名の役員及び社員、ロッキードの販売代理店の丸紅の役員と社員、行動派右翼の大物と呼ばれ暴力団CIAと深い関係にあった児玉誉士夫という男性や、児玉の友人で「政商」と呼ばれた国際興業社主の小佐野賢治という男性と相次いで逮捕者を出した。また、関係者の中から多数の不審死者が出るなど、第二次世界大戦後の日本の疑獄を代表する大事件となった。この事件は1976年昭和51年)2月にアメリカ合衆国上院で行われた上院外交委員会多国籍企業小委員会(委員長フランク・チャーチという男性の名から「チャーチ委員会」)における公聴会にて発覚しており、アメリカとの間の外交問題にも発展した。
「ロッキード事件」2014年11月13日 (木) 11:20‎ (UTC)の版を加工
これでは読みづらくて仕方がないと思います。「田中角栄という男」「田中角栄(男性)」「田中角栄(男)」でも同じことだと思いますが、そんなことをいちいち明記する必要性は薄いと思います。--126.184.125.132 2014年11月15日 (土) 04:39 (UTC)[返信]
また、実名を出していない人物が頻出する事件記事の例を考えてみましょう。たとえば、この記事↓を例にしてみますと、
匿名の人物に性別が記載されている例
犯人である土浦市内に住んでいた当時24歳の無職の男Kは、2008年1月2月に渡って凶器となる包丁とサバイバルナイフを購入した。3月19日、土浦市内の住宅の玄関前で、当時72歳の男性が背後から刃物で刺され、死亡しているのが見つかる。犯行時間は同日午前9時20分頃とされ、現場に放置された自転車から被疑者としてKが浮上した。老夫が殺害された二日後の3月21日茨城県警はKを指名手配とした。当時Kは最寄りの荒川沖駅から常磐線の列車に乗り、東京秋葉原に向かった。Kは都内のホテルに宿泊し、髪を切るなどの変装を行った。3月22日にKは携帯電話で茨城県警に電話し、「早く捕まえてごらん」などと挑発した。その後Kは土地勘のある常磐線ひたち野うしく駅から荒川沖駅に向かって歩いたが、殺害できそうな通行人がいないため断念、秋葉原に戻った。3月23日午前11時ごろ、Kは黒い上着に黒いニット帽を被り、荒川沖駅付近のさんぱる(長崎屋)前、西口から東口にかけて、通行人と警察官の8人を刃物で刺した。5人は駅改札近く、2人はさんぱる前、1人は通路を降りた所で刺され、通路を降りた阿見町の27歳の男性が死亡した。Kは血の付いた包丁を持ったまま、駅からおよそ200m離れた荒川沖地区交番に行き、交番に備え付けてある呼び出し電話機から「私が犯人です」と自ら通報した。そして、駆けつけた警察官に現行犯逮捕された。
「土浦連続殺傷事件」2014年5月24日 (土) 14:15‎‎ (UTC)の版
この記事↑では「当時24歳の無職の男K」「当時72歳の男性」「27歳の男性」と記載されていますが、これは固有名詞である実名が出せないから、代わりに「男」とか「男性」とか表記しているわけですよね。仮に性別使わないで表記するとして「当時24歳の無職の人間K」「当時72歳の人間」「27歳の人間」というような書き方はさすがに違和感あるでしょうから、まぁこの場合は適当な言い回しが「男」とか「男性」とかになったというだけでしょう。別に性別を書かなくてはならないとかいう理由も、特にないと思います。性別をわざわざ書かなくても職業がわかっている場合はそれを代名詞的に使う場合もあるでしょうし(上の例で言えば「駆けつけた警察官」など)、別に「当時24歳の無職K」「当時72歳の会社役員」「27歳のフリーター」(職業はあくまで例です)というような表記でも特に問題ないと思いますよ。ただ、被害者の職業などが詳細に報じられることは少ないでしょうから、結果的にせいぜい性別と年齢くらいしか書きようがないというのも、事件記事で性別をよく見かける一因かと思います。一方、性犯罪など性が事件として重要なファクターなのであれば、むしろ性別は明記した方がよいでしょうし、性別を書くかどうかはケースバイケースでしょう。「表記ガイドで一律に決める」というものではないと思います。--126.184.125.132 2014年11月15日 (土) 05:34 (UTC)[返信]

ご意見ありがとうございました。事件当事者の性別記載について理解は得られました。--ディークエステン会話2014年11月15日 (土) 16:59 (UTC)[返信]