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ビューロクラットが管理者フラグの除去を可能にする提案
編集- Proposal to allow bureaucrats to remove sysop flags.
既に最初の議論から2年以上、仕切り直しの議論から1年以上経過していますが、ビューロクラットによる管理者権限の除去を可能にするのはどうかという提案にはコミュニティから可能にしても良いのではないかという意見がありました。そこで、ビューロクラットに割り当てられている権限に管理者グループの除去を追加することにのみ焦点を絞り、これを提案します。
ビューロクラットが管理者権限を除去できるようになることのメリットとして、
- ローカルプロジェクト内で管理者権限の与奪が行えることにより、より柔軟に運用が行えるようになる。
- 2016年1月に発生した大規模荒らし等の緊急に臨時の管理者権限の付与を必要とする場合にビューロクラットの管理者権限付与のハードルを下げることが出来る。
などが挙げられます。
次のような順序で進めていければと思っています。
- 議論期間
7日程度を想定しています。本変更により考えられる問題点等を確認する期間です。
- 合意方法の決定
3日程度を想定しています。過去の大きな提案である半保護設定の変更提案や利用者グループの追加提案に倣い、投票形式にするべきかなどについての確認の期間です。
- 合意形成
- Wikipedia:お知らせ、Wikipedia:コメント依頼、Wikipedia:コミュニティ・ポータルなど適切な場所に告知の上で Bugzilla に依頼するための合意形成を行います。期間・方法は合意方法の決定で決定します。
--mirinano (talk) 2017年5月6日 (土) 17:42 (UTC)
参考議論
編集コメント (comment)
編集- コメント BC によるローカルでの管理者権限除去可能化には賛成よりではありますが、昔ほど積極的には賛成できません。臨時の付与については最近の機能変更のおかげで別に無理にビューロクラットに除去権限を与える必要性がなくなってしまったんですよね [1]。で、スチュワードがビューロクラットによる権限除去を認めるにはコミュニティ規模に見合った相当数の投票と合理的な賛成割合が必要となりますので、正直現時点ではコストに対するメリットが合わないように感じます。sitenotice で告知した半保護条件引き上げ時程度の投票数は必要になるかと考えられます。もしやるとなれば、結局解任や辞任等の権限除去周りにも最終的には手を入れざるを得なくなりますし、そうなると関連方針はフルスクラッチしたほうが速いと個人的には思うのです…--rxy(会話) 2017年5月6日 (土) 18:09 (UTC) 追記: 想定上の必要規模に対して、ご提示いただいた日程での実施は現実的ではないと考えます。--rxy(会話) 2017年5月6日 (土) 18:12 (UTC)
- 確かにこの日程ではどう考えても無理ですね...失礼しました。一応投票時にはsitenoticeでの告知はする予定でしたが、現在のコミュ二ティでは(投票権要件のレベルにもよりますが、)賛成票が100票以上集まるかと言われると微妙な所です。ただ、退任などのローカルでの変更はスチュワードに依頼するほどの手間ではないので、今回は余計な事を盛り込まず、ビューロクラットが管理者フラグを除去可能にするの1点に絞って提案しました。floodフラグなどを追加するという話もありましたが、それを含め一気に行うと議論の拡散が起こるのではないかと考えたからというのもあります。権限まわりは整理した方が良いところが多々あるのは私も理解していますが、いっぺんに行うのは難しいので一つ一つ片付けて行ければと思います。--mirinano (talk) 2017年5月6日 (土) 18:37 (UTC)
- 概ねその方向性でよいかとは思いますが、権限除去可能化は現行方針を維持するにせよそうでないにせよ、「技術的に権限除去を可能とした時点でローカルでの操作が可能な権限をスチュワードは余程の緊急事態以外での変更を受け付けなくなることが考えられうる」ので、最低限の経過措置を事前に決めておかないと「方針上では誰も管理者権限を除去できなくなる」(現行方針を無視するなら別)という事態になりかねません。このため、移行措置として下記の事項を定めておくことを提案しておきます。
- Wikipedia:管理者の解任#投票フェイズ終了後の処理 4-2 項「そうでない場合は、」の後に「任意のビューロクラットは管理者権限の除去を行い、ビューロクラット、チェックユーザー、オーバーサイト権限については管理者権限の除去後に」を追加(参考 diff)
- Wikipedia:管理者の辞任(参考 diff)
- #自発的な辞任について: 1項目と2項目の間に「管理者の辞任手続きは本人が Wikipedia:管理者の辞任#管理者の自発的辞任 へ願い出た後、任意のビューロクラットによる権限除去が行われたことをもって完了とする。」
- #自発的な辞任について : 現行 2項目(前項追記実施後は3項目)「辞任の手続きは、」を「ビューロクラット、チェックユーザー、オーバーサイト権限の辞任手続きは、」に置き換え
- #他の参加者が管理者の辞任を望む場合: 「自発的な辞任が行われない場合、」の後ろに「任意のビューロクラットは管理者権限の除去を行い、ビューロクラット、チェックユーザー、オーバーサイト権限については管理者権限の除去後に」を追加
- Wikipedia:管理者の辞任#自動退任について: 2-4項目先頭、「Steward」の前に「任意のビューロクラットは管理者権限の除去を行い、ビューロクラット、チェックユーザー、オーバーサイト権限については管理者権限の除去後に」を追加
- 応急処置的ですがこれくらいは定めておいた方がよいかと思います。--rxy(会話) 2017年5月7日 (日) 03:13 (UTC)
- それに加え、
- Wikipedia:ビューロクラット(参考差分)
- #利用者に管理者権限を付与する: 節名を「#利用者に管理者権限を付与する/除去する」に変更。本文1文目を「任意の登録利用者に対して付与、または除去することができます。」とし、「ただし、~必要があります。」を除去。
- #利用者にビューロクラット権限を付与する: 「管理者権限の付与と同様に~」の部分を #利用者に管理者権限を付与する から削除した本文に置き換える。
- Help:管理者マニュアル 利用者権限の操作
- #設定可能な権限: 表を修正。
- #スチュワードへの依頼: 「管理者」を「ビューロクラット」に修正。
- Wikipedia:ビューロクラット(参考差分)
- の処理も必要だと思います。他にも応急処置を施しておいた方が良い所はありそうですのでそこを確認し、一緒に提案するという形でいかがでしょうか。--mirinano (talk) 2017年5月7日 (日) 04:02 (UTC)
- その辺は一応方針には含まれないはず…なので勝手にやっちゃえばいいと思います。wiki なのですから。--rxy(会話) 2017年5月7日 (日) 04:04 (UTC)
- 確かに方針でもガイドラインでもない機能の解説ですもんね。では方針のうち、変更しておかないと不都合が出るであろうWikipedia:管理者の解任とWikipedia:管理者の辞任はひとまずの応急処置的修正案を権限変更の提案と同時に提案するのが好ましそうですね。--mirinano (talk) 2017年5月7日 (日) 04:09 (UTC)
- 質問 そもそもなぜjawpではビューロクラットは管理者権限やビューロクラット権限を付与はできても除去はできないようになっているのですか。--プログラム(会話) 2017年5月7日 (日) 12:15 (UTC)
- 極めて簡単に申し上げますと、jawpというよりウィキメディア・プロジェクトではビューロクラットに対し、管理者及びビューロクラットフラグの剥奪権限を与えていないのが標準仕様です。草創期からそういう風になっているので、そもそもの経緯は私もよく知りません。
- さて、ここからは単なる私の感想です。フラグ除去を可能にするのは別に構わないのですが、現状管理者フラグ除去の頻度が低いため、積極的には推しづらいです。フラグ除去の頻度が増えることを見越しているなら現状に関わらず賛成するところですが、そういう風には見えない…。--Marine-Bluetalk✿contribs✿mail 2017年5月7日 (日) 12:49 (UTC)
- 仰る通り、頻度は極めて少ないです。直近5年でフラグの除去が行われたのは29件、1年以内だと2件です。管理者になりにくい(そもそも立候補しにくい)→現在の管理者は辞任しにくいという悪循環もありますが、本提案でわずかにでも管理者のハードルを下げることが出来るのではないかと考えています。様々なところでいろいろな方が仰っていますが、管理者のハードルがいたずらに上がっているのは紛れもない事実です。
- 除去の頻度については期限付き管理者(Incubatorのテスト管理者とは別物)のようなものを整備し、jawikiでの管理者制度自体を改革していくことのが良いのではないかと考えています。実際に整備するにはそれこそこれまでにないほどの議論が必要になるのではないかと思いますが、meta:Administrator上問題はないはずですし、利用者権限の付与が期限付きで出来るようになったことから出来るのではないかと考えています。その際には同じプロジェクト内で素早く管理者権限を剥奪できるシステムが必要であるだろうというのがあります。
- ただ、これはまだ私自身こんなシステムどうだろう程度で、実際に運用するとなるととても難しいのは理解しています。それに本提案には関係ないので置いておくことにしましょう。
- 今回提案したのはこれまでの議論でも支持する利用者がおりjawiki内に需要が少なからずあると考えられたこと、管理者権限の付与/剥奪に関して柔軟に対応できるようにしておくことは長期的に考えるとメリットはあるがデメリットはないと考えられることなどがあります。ビューロクラットの人数的にも実務的な問題はないと考えています。--mirinano (talk) 2017年5月7日 (日) 14:05 (UTC)
- 「その際には同じプロジェクト内で素早く管理者権限を剥奪できるシステムが必要である」と仰られますが、何をもってそう思ったのですか。期限付き管理者の運用目的であれば、期限付き管理者の権限区分を作って自己ブロックの解除を禁じてしまうか、そもそも通常の管理者から自己ブロック解除を禁止してしまえば、濫用時に剥奪せずとも権限行使が不能になりますので、後は権限の期限切れまで放置するだけです。--rxy(会話) 2017年5月8日 (月) 11:05 (UTC)
- 私は管理者とは違うLimit-Administratorsのような権限を新設し、Administratorsから一部の権限、例えば「自身に対するブロックを解除」(unblockself)や「複数の利用者にメッセージを一括送信」(massmessage)などを除外した利用者グループを作るのが現実的なところだと思っています。期限付きとはいえ、コミュニティが試しに管理者権限を持っていただいても良いと判断された利用者です。乱用した際に止めるためにブロックするのは当然ですが、管理者権限は合わないが編集者としては問題ないだろうと判断されたとき、直ぐに通常編集者として再び活動して頂くのがプロジェクトにとって好ましい選択ではないかと思います。権限を除去した上でブロック解除するためにスチュワードに依頼することになるとかなりの手間です。そもそもスチュワードが動いてくれるかどうかすら怪しい。それに、jawikiのコミュニティなら明らかに乱用しそうな利用者に対してはしっかりと反対するでしょう。--mirinano (talk) 2017年5月8日 (月) 13:06 (UTC)
- 「その際には同じプロジェクト内で素早く管理者権限を剥奪できるシステムが必要である」と仰られますが、何をもってそう思ったのですか。期限付き管理者の運用目的であれば、期限付き管理者の権限区分を作って自己ブロックの解除を禁じてしまうか、そもそも通常の管理者から自己ブロック解除を禁止してしまえば、濫用時に剥奪せずとも権限行使が不能になりますので、後は権限の期限切れまで放置するだけです。--rxy(会話) 2017年5月8日 (月) 11:05 (UTC)
- 質問 そもそもなぜjawpではビューロクラットは管理者権限やビューロクラット権限を付与はできても除去はできないようになっているのですか。--プログラム(会話) 2017年5月7日 (日) 12:15 (UTC)
- 確かに方針でもガイドラインでもない機能の解説ですもんね。では方針のうち、変更しておかないと不都合が出るであろうWikipedia:管理者の解任とWikipedia:管理者の辞任はひとまずの応急処置的修正案を権限変更の提案と同時に提案するのが好ましそうですね。--mirinano (talk) 2017年5月7日 (日) 04:09 (UTC)
- その辺は一応方針には含まれないはず…なので勝手にやっちゃえばいいと思います。wiki なのですから。--rxy(会話) 2017年5月7日 (日) 04:04 (UTC)
- それに加え、
- 概ねその方向性でよいかとは思いますが、権限除去可能化は現行方針を維持するにせよそうでないにせよ、「技術的に権限除去を可能とした時点でローカルでの操作が可能な権限をスチュワードは余程の緊急事態以外での変更を受け付けなくなることが考えられうる」ので、最低限の経過措置を事前に決めておかないと「方針上では誰も管理者権限を除去できなくなる」(現行方針を無視するなら別)という事態になりかねません。このため、移行措置として下記の事項を定めておくことを提案しておきます。
- 確かにこの日程ではどう考えても無理ですね...失礼しました。一応投票時にはsitenoticeでの告知はする予定でしたが、現在のコミュ二ティでは(投票権要件のレベルにもよりますが、)賛成票が100票以上集まるかと言われると微妙な所です。ただ、退任などのローカルでの変更はスチュワードに依頼するほどの手間ではないので、今回は余計な事を盛り込まず、ビューロクラットが管理者フラグを除去可能にするの1点に絞って提案しました。floodフラグなどを追加するという話もありましたが、それを含め一気に行うと議論の拡散が起こるのではないかと考えたからというのもあります。権限まわりは整理した方が良いところが多々あるのは私も理解していますが、いっぺんに行うのは難しいので一つ一つ片付けて行ければと思います。--mirinano (talk) 2017年5月6日 (土) 18:37 (UTC)
ブレーンストーミング
編集とりあえず考え付くメリット、デメリットを思いつく人は適当に書き連ねていきましょう。このフェーズ内での批判や反論はご遠慮ください。具体的な検討は次のフェーズで行いましょう--rxy(会話) 2017年5月8日 (月) 11:05 (UTC)
- メリット
- rxy(会話) 2017年5月8日 (月) 11:05 (UTC) : スチュワードに実質握られているに等しい管理者解任権を完全にウィキペディア日本語版ローカルに落とし込める - 現状、スチュワードは「どうも信頼できそうが人が、どうも信頼できそうな文書を根拠に権限除去手続きを依頼してきたら、ひとまず google 翻訳で根拠文書を確認してみて、翻訳が結果としてめちゃくちゃであてにならなくても、信用して除去してしまう」またはその逆に「怪しければ本来通っているはずのものでも拒否・保留してしまう」という現象があります。これは現在、解任議論ではなく「解任投票」となっている現状に鑑みると、あまり健全な合意形成とはいいがたいのではないかと考えます(日本語話者だけど jawp がホームウィキでないスチュワードが誕生しない限り、どうしようもありません)。
- mirinano (talk) 2017年5月8日 (月) 13:06 (UTC) : 基本的にはRxyさんと同じですが、管理者の解任についてjawiki内で完結させられるようになることは大きいと考えています。スチュワードだと自動退任はともかく管理者の解任時に上手く行っていないことがあります。
- プログラム(会話) 2017年5月19日 (金) 07:57 (UTC) : LTAが猫をかぶって管理者に就任して荒らし行為を行った場合などに被害を抑制しやすくなると考えています。
- eien20(会話) 2017年5月25日 (木) 08:28 (UTC): jawpのみで権限関連の事務が完結するため, 柔軟な対応が期待できる。
- デメリット
- rxy(会話) 2017年5月8日 (月) 11:05 (UTC) : ビューロクラットが暴走、乗っ取り等で明確かつ著しい権限濫用行為があった際、現状以上に暴走の阻止が困難になる(現状でもビューロクラットアカウントで悪意をもって暴走されると阻止困難ではありますが…)
- mirinano (talk) 2017年5月8日 (月) 13:06 (UTC) : その気になればjawikiで自分以外の全ての管理者から管理者フラグを除去できるようになるわけで、これまで以上に乗っ取られてしまった場合の問題が大きくなると考えられます。ただ、BCアカウントが暴走した時に止められるのがスチュワードしかいないのは変わらないです。これまでと同様、高度な管理権限の保持者のアカウントが暴走していた時はスチュワードに緊急事態を伝えてアカウントをロックしてもらうしかないでしょう。
- プログラム(会話) 2017年5月19日 (金) 07:57 (UTC) : 上記のメリットの裏返しでビューロクラットに就任した場合被害が拡大しやすくなると考えています。
- eien20(会話) 2017年5月25日 (木) 08:28 (UTC): ローカルで権限関連の事務ができるため, スチュワードが権限行使をためらう可能性。