W51T
W51T(だぶりゅーごーいちてぃー)は、東芝、および東芝モバイルコミュニケーション社(現・FCNT)が開発した、auブランドを展開するKDDIおよび沖縄セルラー電話のCDMA 1X WIN対応携帯電話である。2007年2月9日より順次発売。 au向けの東芝製端末としては、初めてワンセグに対応した端末でもある。
キャリア | au |
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製造 | 東芝 |
発売日 | 2007年2月9日 |
概要 | |
OS | REX OS + KCP |
CPU | Qualcomm MSM6550 225MHz |
音声通信方式 | CDMA 1X WIN (CDMA2000 1xMC) (800MHz/2GHz) |
データ通信方式 | CDMA 1X WIN (CDMA2000 1xEV-DO Rel.0) |
形状 | 折りたたみ式 (回転2軸ヒンジ) |
サイズ | 103 × 51 × 21 mm |
質量 | 142 g |
連続通話時間 | 220分 |
連続待受時間 | 290時間 (移動と静止の組合せ) |
充電時間 | 130分(AC時) |
外部メモリ | microSD(最大2GB) |
日本語入力 | モバイルRupo |
FeliCa | なし |
赤外線通信機能 | IrDA |
Bluetooth | なし |
放送受信機能 | ワンセグ 地上デジタル音声放送実用化試験 FM放送対応 |
備考 | SAR値:0.347W/Kg |
メインディスプレイ | |
方式 | TFT液晶ディスプレイ |
解像度 | QVGA(240×320ドット) |
サイズ | 2.6インチ |
表示色数 | 262,144色 EZアプリ(BREW)とEZwebの表示画面は65,536色 |
サブディスプレイ | |
方式 | 有機ELディスプレイ |
解像度 | 96×39ドット |
サイズ | 0.8インチ |
表示色数 | モノクロ |
メインカメラ | |
画素数・方式 | 324万画素CMOS |
機能 | [オートフォーカス |
サブカメラ | |
なし | |
カラーバリエーション | |
グレイシャスオレンジ (Gracious Orange) | |
トランキルホワイト (Tranquil White) | |
ダイナミックシルバー (Dynamic Silver) | |
■テンプレート / ■ノート ■ウィキプロジェクト |
特徴
編集外見的にはW44T、機能的にはW45Tをベースにしている。2007年春モデルの中ではフラッグシップモデルのW52Tに対して、スタンダード端末の位置付けにある。W44Tと違いサブディスプレイも搭載している。機能面ではW45Tをベースに、ワンセグ放送やデジタルラジオに加え、LISMO!ビデオクリップなどのサービスに対応している。ただし、EZ FeliCaやBluetoothには非対応。3Dグラフィックアクセラレータは「MOBILE TURBO T4G」から進化した「MOBILE TURBO T5GP」が搭載されている。後にW52T、W53T、W54Tにも搭載された。カメラは東芝製CDMA 1X WIN端末ではW52Tとともに初めてオートフォーカスに対応している。
対応サービス
編集- au Smart Sports(アプリのダウンロードが必要)
- au LISTEN MOBILE SERVICE
- PCサイトビューアー
- 着うたフル
- 着うた
- au Media Tuner(ワンセグ・デジタルラジオ・EZチャンネルプラス)
- EZ・FM
- EZナビウォーク
- EZ助手席ナビ(3Dナビ対応)
- EZチャンネル
- EZアプリ (BREW)(オープンアプリプレイヤー非対応)
- LISMOビデオクリップ
- 安心ナビ
- EZチャンネルプラス
- EZニュースフラッシュ
- デコレーションメール
- 緊急通報位置通知
沿革
編集- 2012年(平成24年)7月22日 - L800MHz(旧800MHz帯・CDMA Banclass 3)帯エリアによる音声・通信サービスの停波によりそれ以降は2GHz(CDMA Bandclass 6)帯エリアの各音声・通信サービスで利用する事となる。
- 2022年3月31日 - 同キャリアにおける3Gサービスの完全終了・停波により、当機種は全て使用不可となる[1][2]。
脚注
編集- ^ auの3Gサービス「CDMA 1X WIN」が2022年3月末をもって終了 VoLTE非対応4G LTE端末も対象 - ITmedia 2018年11月16日
- ^ 「CDMA 1X WIN」サービスの終了について - KDDI 2018年11月16日