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timelesz (アルバム)

『timelesz』（タイムレス）はtimeleszの1stEP[8]。2024年6月19日にユニバーサルミュージックから発売された[9]。

『timelesz』
timelesz の EP
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル Over The Top
チャート最高順位
ゴールドディスク
  • ゴールド（日本レコード協会）[7]
    • 『timelesz』収録のシングル
    1. 「本音と建前」
      リリース: 2023年9月20日
    2. 「人生遊戯」
      リリース: 2023年12月13日
    3. 「puzzle」
      リリース: 2024年3月6日
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    概要

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    2024年4月1日にグループ名を「Sexy Zone」から「timelesz」に改名後、初の作品[8]。Deluxe Edition（CD＋DVD、数量限定豪華盤）、Limited Edition（CD＋DVD）、Standard Edition（CDのみ）の3形態で発売された[8]。全形態にSexy Zone名義でリリースされた「本音と建前」「人生遊戯」「puzzle」を含む、全7曲が収録される[10]。

    リード曲「Anthem」は山下智久がプロデュースし、作詞も手掛けている[11]。メンバーの菊池は19歳のころにドラマで山下と共演してから交流が続いており、コロナ禍が明けたころ、勢いで「曲とかってお願いできないですかね」と相談してみたところ、「いいよ、それやろうよ」と山下が即答[12]。その時は具体的な話にまでは発展しなかったが、グループが3人になり、名前が変わるというタイミングで再び山下と食事に行く機会があり、話が進んだという[12]。歌詞には「龍のように力強く舞い上がってほしい」という想いを込め[13]、〈たちまちに世界を変えよう〉や〈そうさ獲物は逃がさん〉といった闘志みなぎるフレーズが並べられ[14]、〈茨の道だとわかってても行かなきゃならない時はあるさ〉や〈今継続の大地へと足並みを揃えてGO〉といったメンバーの決意や覚悟も言語化[11]。また、耳に残るパワーワードとして〈力 for us〉[注 1]というキャッチーなワードが使われた[15]。楽曲は低音が響くダンスチューンとなっており[13]、これからメンバーが増えても迫力を増して歌える曲になるよう、先を見越した曲作りが意識された[15]。退所した元ジャニーズ事務所（現SMILE-UP.）のタレントがSTARTO ENTERTAINMENTのタレントをプロデュースするのは今回が初であり、ファンからも「事務所越えてのプロデュースすごい」「伝説のコラボになる予感しかない」と反響があった[16][17]。

    楽曲は5月20日深夜放送の文化放送『timeleszのQrzone』で初オンエアされた[13]。5月22日にはMVが公開され、メンバーは「行き先は無限、どこにでも飛び立てる」をテーマとした空港で、アグレッシブな楽曲にキレのあるダンスを披露している[18]。振付はKANUが担当しており[19]、3人ならではのフォーメーションで[18]、パワフルに腕を動かす「リキリキ（力力）ダンス」など躍動感のあるダイナミックな動きを中心に、指先や手には繊細な動きが取り入れられている[11]。今まであまり挑戦してこなかったヒップホップ系のダンスをひたすら踊ったことで、菊池は「俺ダンス好きなのかも」と新たな発見があったことをのちに明かしている[20]。6月14日にはDance Practice動画も公開された[21]。7月6日放送の日本テレビ系夏の音楽特番『THE MUSIC DAY 2024』に出演し、この曲を披露した際には「腕を力強く動かすダンスにも注目です」という山下の曲振りでパフォーマンスがスタートし、「山Pの曲振りからのAnthem! 胸アツ過ぎる！」とネットが沸いた[22][23]。

    本作を引っ提げ、6月22日から全国7都市25公演を回るアリーナツアー「We're timelesz Live Tour 2024 episode 0」を開催[8]。

    仕様・特典

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    「Deluxe Edition」は初の試みであり、メンバーのアイデアも採用された8特典がつく豪華盤となっている[8]。また、全購入者を対象に『timelesz』B2サイズ告知ポスターがあたる抽選会が、6月22日と23日にタワーレコード渋谷店、新宿店、名古屋パルコ店、梅田NU茶屋町店で実施された[24]。

    仕様[9]
    • Deluxe Edition（数量限定豪華盤） - timelesz BOX（A4サイズ仕様）
    • Limited Edition - BOX+デジパック仕様
    予約購入先着特典[9]
    • Deluxe Edition（数量限定豪華盤） - A5サイズクリアファイル（絵柄A）
    • Limited Edition - A5サイズクリアファイル（絵柄B）
    • Standard Edition - メンバーソロアナザージャケット
    封入特典[9]
    • Deluxe Edition（数量限定豪華盤） - A4サイズ60Pフォトブック、フォトカレンダー（2024年4月 - ）、B3サイズポスター（4つ折り）、timelesz IDカード（メンバー別3種）、timelesz ロゴステッカー
    3形態共通封入特典[9]
    • ランダムトレカ1種（ソロ6種+集合2種 全8種のうち1枚）
    • シリアルコード入り プレゼントカード[25]
      抽選特典
      特設サイトから応募することで抽選で2000人にオリジナルグッズプレゼント
      • A賞 - timelesz オリジナル ウォッチ（縦約10cm×横約3.5cm）：500名
      • B賞 - timelesz オリジナル クリアバッグ（縦約19cm×横約14cm×奥行約6.5cm）：500名
      • C賞 - timelesz オリジナル レザートレイ（組み立て時 縦約15cm×横約15cm）：1000名
      全員特典[9]
      • EP『timelesz』セルフライナーノーツ（撮り下ろしインタビュー映像） - メンバー自らが楽曲やMV、作品に込めたメッセージ、制作秘話を語る[26]
    • シリアルコード入り プレイリストカード
      『SZ10THアプリ』内ミュージックプレイヤー機能で楽曲が聴ける。
    ツアー会場限定特典[27]
    「We're timelesz Live Tour 2024 episode 0」各会場のCD販売所でアルバムを購入した人に先着でプレゼント
    • 缶バッジ2個セット

    収録曲

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    クレジット出典[1]

    CD

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    1. Anthem [3:18]
      作詞：山下智久 / 作曲：今井大介（D.I） 、Jaeyoung Yang / 編曲：今井大介（D.I）
      本作のリード曲[28]。
    2. dilemma [3:23]
      作詞：原田卓也 / 作曲：Ludwig Lindell、Christofer Erixon、Ricardo Burgrust / 編曲：Ludwig Lindell
      80's - 90'sのレトロなダンス曲で、歌詞ではひと夏の恋が描かれている。「THE FINEST」、「Purple Rain」に続き、NOSTALOOKが手掛けたアニメーションMVが制作された。[29]
    3. Selfish Love [3:22]
      作詞：Jacob Watson / 作曲・編曲：Josef Melin
    4. VIVID SUMMER DAYS [3:37]
      作詞：六ツ見純代 / 作曲：DAICHI、HIKARI
    5. 本音と建前 full ver. [4:22]
      作詞・作曲・編曲：椎名林檎
    6. 人生遊戯 [3:01]
      作詞：渡辺拓也、真崎エリカ、徳山優、深川琴美、Komei Kobayashi / RAP詞：菊池風磨 / 作曲：渡辺拓也 / 編曲：CHOKKAKU
    7. puzzle [4:11]
      作詞：金井政人（BIGMAMA） / 作曲：浪岡真太郎 / 編曲：石塚知生、浪岡真太郎

    DVD

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    Deluxe Edition

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    約37分収録[9]。

    • 「Anthem」MUSIC VIDEO
    • Making of「timelesz」

    Limited Edition

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    約71分収録[9]。

    • バラエティ映像「完全ノープラン!?自分たちで作る特典映像in千葉」

    チャート成績

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    初週9万9525枚を売り上げ、7月1日付「オリコン週間アルバムランキング」で初登場1位となり、1stアルバム『one Sexy Zone』から12作連続、通算12作目の1位を獲得した[2]。また、このCD売上枚数のポイントのみで合算アルバムでも1位となり、通算6作目の1位を獲得した[3]。

    Billboard JAPANでも104,744枚を売り上げ、"Top Albums Sales"では2位以下に6.4倍以上の差をつけ首位を獲得[5]。"Hot Albums"でも総合首位を獲得した[6]。

    脚注

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    [脚注の使い方]

    注釈

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    1. ^ 「力」と書いて「りき」と読む[15]。

    出典

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    1. ^ a b “timelesz/timelesz（Standard Edition）”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード. 2024年6月27日閲覧。
    2. ^ a b “timelesz、改名後初のアルバムが初登場1位 1stアルバムから12作連続【オリコンランキング】”. ORICON NEWS. oricon ME (2024年6月25日). 2024年6月27日閲覧。
    3. ^ a b “timelesz、改名後初のアルバムで通算6作目の1位獲得【オリコンランキング】”. ORICON NEWS. oricon ME (2024年6月27日). 2024年6月30日閲覧。
    4. ^ “オリコン月間 アルバムランキング 2024年06月度”. ORICON NEWS. oricon ME. 2024年7月11日閲覧。
    5. ^ a b “【ビルボード】timelesz『timelesz』アルバム・セールス首位獲得　前週トップのなにわ男子が2位に”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2024年6月24日). 2024年6月27日閲覧。
    6. ^ a b “【ビルボード】timelesz『timelesz』総合アルバム首位獲得　なにわ男子／刀剣男士 formation of 花影が続く”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2024年6月26日). 2024年6月27日閲覧。
    7. ^ 日本レコード協会広報 [@riaj_prinfo] (2024年7月10日). "2024年6月度 #ゴールドディスク認定 公表🔔今月の認定作品は、以下18作品です 🎉…". X（旧Twitter）より2024年7月11日閲覧。
    8. ^ a b c d e “timelesz、改名後初EP『timelesz』発売決定 8大特典の超豪華盤も”. ORICON NEWS. oricon ME (2024年4月26日). 2024年6月27日閲覧。
    9. ^ a b c d e f g h “1st EP『timelesz』”. Over The Top. ユニバーサルミュージック. 2024年6月27日閲覧。
    10. ^ “timelesz、1st EP『timelesz』6月リリース　Sexy Zone名義楽曲＋新曲の全7曲”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2024年4月26日). 2024年6月27日閲覧。
    11. ^ a b c 真貝聡 (2024年5月31日). “timelesz改名後初MVから感じる松島聡の覚醒 / 世界が驚くXGのスキル、Mステ出演でついにお茶の間に”. 音楽ナタリー コラム. ナターシャ. 2024年6月29日閲覧。
    12. ^ a b “菊池風磨、timelesz楽曲を山下智久がプロデュースした経緯語る「背中をすごく押してもらった」”. モデルプレス. ネットネイティブ (2024年5月21日). 2024年6月29日閲覧。
    13. ^ a b c “Sexy Zone改めtimelesz新曲を山下智久がプロデュース「龍のように力強く舞い上がってほしい」”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2024年5月17日). 2024年6月29日閲覧。
    14. ^ ロッキン・ライフの中の人 (2024年5月29日). “山下智久がtimeleszに託したもの　改名後・新体制初楽曲「Anthem｣を“意欲作”とするポイント”. Real Sound. blueprint. 2024年6月29日閲覧。
    15. ^ a b c “山下智久　timeleszへの提供楽曲に込めた思い「メンバー増えた時も迫力が増して歌える曲を」”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2024年6月1日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/06/01/kiji/20240601s00041000705000c.html#goog_rewarded 2024年6月29日閲覧。 
    16. ^ “山下智久、timelesz楽曲プロデュースに反響 退所タレントとしては初「すごいコラボ」「嬉しすぎる」”. モデルプレス. ネットネイティブ (2024年5月17日). 2024年6月29日閲覧。
    17. ^ “timelesz　改名後第1作品を山下智久が手掛ける ファン「激アツ」「伝説のコラボになる予感」の声”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2024年5月17日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/05/17/kiji/20240517s00041000653000c.html 2024年6月29日閲覧。 
    18. ^ a b “timeleszが山下智久プロデュースの「Anthem」MVを公開！3人がパワフルに腕を動かす“リキリキダンス”に注目”. THE FIRST TIMES. THE FIRST TAKE (2024年5月22日). 2024年6月29日閲覧。
    19. ^ KANU [@kanu_k_] (2024年5月22日). "振付させていただきました🙇✨新たなスタートの第一曲目に携わることができた事、本当に光栄です。…". Instagramより2024年6月29日閲覧。
    20. ^ “timelesz菊池風磨、新曲「Anthem」きっかけで気持ちに変化 “過去曲の作り直し”も語る”. モデルプレス. ネットネイティブ (2024年6月25日). 2024年7月11日閲覧。
    21. ^ timelesz｜Over The Top【公式】 [@OVTT_official] (2024年6月14日). "timelesz ｢Anthem｣Dance Practice Video 公開！…". X（旧Twitter）より2024年6月29日閲覧。
    22. ^ “【MUSIC DAY】山下智久、timeleszに優しい笑顔「感極まります」 自身プロデュース曲を披露”. ORICON NEWS. oricon ME (2024年7月6日). 2024年7月11日閲覧。
    23. ^ “山下智久、ｔｉｍｅｌｅｓｚと生共演　自身プロデュースの新曲を曲振りにネット沸騰「胸アツ過ぎる！」”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2024年7月6日). https://hochi.news/articles/20240706-OHT1T51229.html?page=1 2024年7月11日閲覧。 
    24. ^ “EP『timelesz』購入者対象抽選会 決定！”. Over The Top. ユニバーサルミュージック (2024年6月17日). 2024年6月28日閲覧。
    25. ^ “EP『timelesz』封入特典 詳細公開！”. Over The Top. ユニバーサルミュージック (2024年6月7日). 2024年6月28日閲覧。
    26. ^ “EP『timelesz』シリアルコード入りプレゼントカード追加コンテンツ決定！”. Over The Top. ユニバーサルミュージック (2024年6月17日). 2024年6月28日閲覧。
    27. ^ “EP『timelesz』ツアー会場限定特典 決定！”. Over The Top. ユニバーサルミュージック (2024年6月17日). 2024年6月28日閲覧。
    28. ^ “山下智久、timelesz改名後初EPのリード曲をプロデュース　メンバーから依頼「うれしかった」”. マイナビニュース. マイナビ (2024年5月17日). 2024年6月29日閲覧。
    29. ^ “timelesz、1st EP『timelesz』より“dilemma”アニメーションMV公開”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード (2024年6月21日). 2024年6月30日閲覧。

    外部リンク

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