SEOBOK/ソボク
2021年公開の韓国映画
『SEOBOK/ソボク』(朝: 서복)は、2021年4月15日に公開された韓国のSF映画。日本では、同年7月16日に公開された[6]。2012年の『建築学概論』以来となる、イ・ヨンジュの8年ぶりの監督作で、脚本も自身が手がけている。製作費は160億ウォン。配給はCJエンターテインメント。出演は、コン・ユ、パク・ボゴム、チョ・ウジン、チャン・ヨンナム、パク・ビョンウン、他。
SEOBOK/ソボク | |
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서복 | |
原題表記 | |
ハングル | 서복 |
漢字 | 徐福 |
RR式 | Seobok |
英題 | Seo Bok |
各種情報 | |
監督 | イ・ヨンジュ |
脚本 |
イ・ヨンジュ ヨム・ギュフン イ・ジェミン チョ・ミンソク |
出演者 |
コン・ユ パク・ボゴム チョ・ウジン チャン・ヨンナム パク・ビョンウン |
音楽 | チョ・ヨンウク |
撮影 | イ・モゲ |
編集 | キム・サンボム |
製作会社 |
STUDIO101 CJ ENM |
配給 |
CJエンターテインメント クロックワークス |
公開日 |
2021年4月15日[1] 2021年7月16日 |
上映時間 | 114分 |
製作国 | 韓国 |
言語 | 朝鮮語 |
製作費 | 165億ウォン[2] |
興行収入 |
US$6.8 million[3][4] 2億円[5] |
概要
編集題名の「ソボク」は、作中に登場するクローン人間の名前で、古代中国の人物である徐福から名づけられている[注 1]。徐福は、秦の始皇帝の命を受け、不老の霊薬を求め渡海したと伝わっている。この映画は、徐福の伝説をモチーフに、不死身のクローン人間と死を目前にした男の物語を描く。
あらすじ
編集人類初のクローン人間ソボク(パク・ボゴム)を極秘で移送する任務を引き受けた元国家情報院要員ミン・ギホン(コン・ユ)は、ソボクを奪おうとする勢力から逃れる中、予期せぬ事態に巻き込まれることになる。
出演
編集※括弧内は日本語吹替[7]
- ミン・ギホン(민기헌):コン・ユ(諏訪部順一)
- 元情報局要員。不治の病に苦しんでいる。
- ソボク(서복):パク・ボゴム(小林千晃)
- 人類初のクローン人間。
- アン部長(안부장):チョ・ウジン(片山公輔)
- 情報局要員。ギホンの元上司。
- イム・セウン(임세은):チャン・ヨンナム(夏目あり沙)
- ソイン研究所の責任研究員。ソボクを誕生させた張本人であり、ソボクの成長過程を最も近くで見守る人物。
- シン・ハクソン(신학선):パク・ビョンウン(関口雄吾)
- ソイングループの代表理事。ソイン研究所の研究員。
- キム・チョノ(김천오):キム・ジェゴン
- ソイングループの会長。
- ホ課長(허과장):ヨン・ジェウク
- ペ局長(배국장):キム・ホンパ
- ユン・ヒョンス(윤현수):イ・オンジョン
- ギホンの同期。
スケジュール
編集- 2019年5月にクランクイン、撮影は主に全羅北道全州市にある全州映画総合撮影所で行われた[8]。
- 2019年6月中盤から8月初めにかけては統営市でロケ撮影を行った。
- 2019年10月、6カ月近くの撮影を終え、クランクアップ。
- 2020年10月27日、オンラインでの制作発表会が行われた(新型コロナウィルスの影響)。兵役で入隊中のパク・ボゴムは事前に撮影した映像で参加した[9][10]。
- 2020年12月7日、配給社のCJエンターテインメントが新型コロナウィルスの影響で、予定していた12月の公開日を暫定的に延期する旨を発表[11]。
- 2021年3月3日、CJエンターテインメントが公開日を同年4月15日とし、新型コロナウィルスの影響に伴うコンテンツに対するニーズの急変を受けたプラットフォーム拡大のため、映画館に加えてオンライン動画配信サービス(OTT)TVINGでも同時放映する旨が発表された[12]。
脚注
編集注釈
編集- ^ 漢字の「徐福」の朝鮮語音読みが서복(ソボク)となる。正式な邦題が決まるまで、本作の題名は日本語メディアで『徐福』とも表記されていた。
出典
編集- ^ Mane, Anwaya (March 4, 2021). “Park Bo Gum & Gong Yoo starrer Seo Bok to release on April 15 via theatres and OTT platform TVing”. Pinkvilla. March 4, 2021閲覧。
- ^ Kim, Jae-hee (March 4, 2021). “영화 '서복' 내달 15일 극장-온라인 동시 개봉” [The movie 'Seobok' will be released simultaneously at the theater-online on] (朝鮮語). Donga Ilbo. March 4, 2021閲覧。
- ^ “Seobok (2021)”. Box Office Mojo. IMDb. 1 January 2023時点のオリジナルよりアーカイブ。1 January 2023閲覧。
- ^ “KOFIC, KOBIS (Korean Box Office Information System) The Box office for Seo Bok (2021)”. KOFIC. June 18, 2021閲覧。
- ^ 『キネマ旬報』 2022年3月下旬特別号 p.42
- ^ “コン・ユ&パク・ボゴム主演、映画「SEOBOK/ソボク」7月16日より日本公開が決定”. Kstyle (2021年4月28日). 2021年7月18日閲覧。
- ^ “SEOBOK/ソボク”. クロックワークス公式サイト. 2021年10月13日閲覧。
- ^ “【韓国映画特集】撮影が終了した『徐福』!コン・ユは「きつい撮影だった」と語った”. K-POP、韓国エンタメニュース、取材レポートならコレポ! (2020年4月8日). 2021年3月25日閲覧。
- ^ “コン・ユ、主演映画の製作発表会でパク・ボゴムを激励「ボゴムが一生懸命やってくれたから」|スポーツソウル日本版”. スポーツソウル. 2021年3月25日閲覧。
- ^ “【PHOTO】コン・ユ&チャン・ヨンナム&チョ・ウジンら、映画「徐福」制作発表会に出席”. Kstyle. 2021年3月25日閲覧。
- ^ “コン・ユ&パク・ボゴム主演、映画「徐福」新型コロナウイルスの影響で韓国での公開が延期に”. Kstyle. 2021年3月25日閲覧。
- ^ “コン・ユ&パク・ボゴム主演、映画「徐福」新たな公開日が決定…韓国で4月15日より映画館とオンラインで同時上映”. Kstyle. 2021年3月25日閲覧。