RB・VCARB 01
RB・VCARB 01は、RB・フォーミュラワン・チームが2024年のF1世界選手権参戦用に開発したフォーミュラ1カーである。
2024年中国GP仕様 | |
カテゴリー | F1 |
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コンストラクター | RB |
デザイナー |
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先代 | アルファタウリ・AT04 |
主要諸元 | |
シャシー | カーボンファイバーモノコックとHaloコックピット保護装置 |
サスペンション(前) | レッドブル・テクノロジー製 カーボンコンポジットウィッシュボーン |
サスペンション(後) | レッドブル・テクノロジー製 カーボンコンポジットウィッシュボーン |
エンジン | ホンダ・RBPTH002 1.6L V6ターボ |
トランスミッション | シーケンシャルギアボックス, 油圧制御パワーシフト, リミテッドスリップデフ(RBT製)縦方向搭載 前進8速、後進1速 |
重量 | 798kg |
タイヤ | ピレリ |
主要成績 | |
チーム | RB |
ドライバー |
ダニエル・リカルド 角田裕毅 |
出走時期 | 2024年 |
初戦 | 2024年バーレーンGP |
備考 |
本年よりチーム名が「スクーデリア・アルファタウリ」から「ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム」に変更されたため[1]、RBとしての最初のフォーミュラ1カーとなる[2]。なお、マシン名の"VCARB"は「ヴィーカーブ」と呼称する[3]。
概要
編集現地時間2024年2月8日、アメリカ・ラスベガスで行われた発表会にて初公開された[2]。
チーム名の変更に伴い、カラーリングはスクーデリア・アルファタウリ時代の白とマット塗装の濃紺から、さらにその前身のスクーデリア・トロ・ロッソ時代を彷彿とさせるメタリックブルー中心のものに一新された[4][5]。
フロントサスペンション、リアサスペンションともにレッドブル・テクノロジーから供給される[6]。フロントサスペンションは先代のアルファタウリ・AT04のプッシュロッド式から、レッドブル・RB19同様のプルロッド式に変更されている[7]。
記録
編集(key)
出典
編集- ^ ロイター編集「F1=アルファタウリ、「ビザ・キャッシュアップRB」に名称変更」『Reuters』2024年1月25日。2024年2月9日閲覧。
- ^ a b “ビザ・キャッシュアップRB、角田裕毅が操る2024年マシン『VCARB 01』発表! トロロッソ時代のメタリックブルーへ回帰”. jp.motorsport.com (2024年2月9日). 2024年2月9日閲覧。
- ^ 「角田裕毅の”RB”、突如として呼称とロゴが”VCARB”に変更「そう呼ばなければならない」」『Formula1-Data』2024年5月12日。2024年5月12日閲覧。
- ^ “レーシング・ブルズF1が2024年型F1マシン『VCARB 01』のリバリーをお披露目。ブルー基調に一新 - autosport web”. www.as-web.jp. 2024年2月9日閲覧。
- ^ ビザ・キャッシュアップRB、角田裕毅が操る2024年マシン『VCARB 01』発表! トロロッソ時代のメタリックブルーへ回帰 - motorsport.com 2024年2月9日
- ^ “VCARB 01 | Visa Cash App RB Formula One Team” (英語) (2024年1月29日). 2024年2月9日閲覧。
- ^ 新生レーシング・ブルズF1、『VCARB 01』にプルロッド式フロントサスペンションを採用 - オートスポーツ・2024年2月9日
- ^ “2024 FIA Formula One World Championship Entry List” (英語). Federation Internationale de l'Automobile (2015年3月14日). 2024年2月9日閲覧。