nina (曲)
『nina』(ニナ)は、坂本真綾の35作目のシングル。2024年10月10日に配信リリース、同年11月6日にCDシングルが発売された。
「nina」 | ||||||||
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坂本真綾 の シングル | ||||||||
B面 | 世界のひみつ | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | マキシシングル | |||||||
ジャンル | J-POP、アニメソング | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | FlyingDog | |||||||
作詞 | 坂本真綾 | |||||||
作曲 | 白戸佑輔 | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
坂本真綾 シングル 年表 | ||||||||
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概要
編集表題曲の『nina』は作詞を坂本、作曲・編曲を白戸佑輔が担当し、TOKYO MXほかで放送されたテレビアニメ『星降る王国のニナ』のオープニングテーマとして使用された。
白戸はかねてから坂本に曲を提供することを望んでおり、本楽曲で初めて共作した[3]。坂本は『星降る王国のニナ』の原作コミックと脚本を読み込み、リリースの1年ほど前には楽曲が完成していた[4]。運命に翻弄されながらも、自らで道を切り開く主人公をイメージし、『マジックナンバー』[注釈 1]を思わせる明るく元気でかわいい曲調でありながらも、転調を加えるなど意外性も盛り込んだ。タイアップした作品と揃えて曲名を『nina』と名付けたのも坂本の発案である[4]。ミュージック・ビデオでは、カーチェイスで疾走感を表現する映像が制作された[5]。
カップリングの『世界のひみつ』の作曲・編曲のラスマス・フェイバーは、『Waiting For The Rain』[注釈 2]以来9年ぶりに坂本の楽曲を担当した[6]。ラスマスが作った優しい世界観のイノセントな曲に対し、どのような詞を合わせるかにあたって。作曲・ラスマス、作詞・岩里祐穂のコンビは『幸せについて私が知っている5つの方法』などで実績があるが、初めての人と組みたいとの坂本の希望もあり、内村友美に作詞を依頼した。内村は坂本と同年代で、近い時期に母親になったこともありプライベートで交流があった。産後しばらく活動を休んでいた内山は、創作意欲が高まり1日で第1稿を仕上げ[5]、これまで内山が作ってきたSchool Food Punishmentやla la larksの作品とは異なった雰囲気の歌詞が出来上がった[4]。アウトロに台詞を入れたのはラスマスのアイデアである[5]。
初回限定盤には、「京都音楽博覧会2023 in 梅小路公園」に出演した際の映像を収めたBlu-ray Discが付属する。
シングル収録内容
編集# | タイトル | 作詞 | 作曲・編曲 | 時間 |
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1. | 「nina」 | 坂本真綾 | 白戸佑輔 | |
2. | 「世界のひみつ」 | 内村友美 | Rasmus Faber | |
3. | 「nina」(TVサイズ) | |||
4. | 「nina」(Instrumental) | |||
5. | 「世界のひみつ」(Instrumental) | |||
合計時間: |
# | タイトル | 時間 |
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1. | 「Remedy」 | |
2. | 「プラチナ」 | |
3. | 「(MC)」 | |
4. | 「菫」 | |
合計時間: |
脚注
編集注釈
編集- ^ 2009年リリース。北川勝利が作曲・編曲し、テレビアニメ『こばと。』の主題歌に使用された。
- ^ アルバム『FOLLOW ME UP』に収録。
出典
編集- ^ a b c “nina [CD+Blu-ray Disc]<初回限定盤>”. タワーレコード. 2025年2月20日閲覧。
- ^ “nina|坂本真綾”. ORICON NEWS. オリコン. 2025年2月20日閲覧。
- ^ “坂本真綾インタビュー|通算35枚目のシングル「nina」でピュア&フレッシュな楽曲が生まれた理由”. 音楽ナタリー. p. 1 (2024年10月10日). 2025年2月20日閲覧。
- ^ a b c “坂本真綾「明るくて、気持ちが軽くなる曲」ニューシングル『nina』に込めた思い”. 文化放送 (2024年11月13日). 2025年2月20日閲覧。
- ^ a b c “坂本真綾インタビュー|通算35枚目のシングル「nina」でピュア&フレッシュな楽曲が生まれた理由”. 音楽ナタリー. p. 2 (2024年10月10日). 2025年2月20日閲覧。
- ^ @rasmusfaber_jp、2024年11月11日のツイート、2025年2月20日閲覧。