NINIFUNI
『NINIFUNI』(ににふに)は、2011年公開の日本の中編映画(上映42分)。ロカルノ国際映画祭で中編映画としては異例の招待作品に選ばれるなど、ヨーロッパを中心に評価された。タイトルの由来は仏教用語の而二不二(ににふに)。これは「表」と「裏」のように、別のものでありながら繋がっている関係を意味し、本作では人間の「光」と「闇」に焦点が当てられている。
NUNIFUNI | |
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監督 | 真利子哲也 |
脚本 | 竹馬靖具 |
製作 |
西ヶ谷寿一 西宮由貴 紀嘉久 |
出演者 |
宮崎将 山中崇 ももいろクローバー |
撮影 | 月永雄太 |
配給 | ムビオラ(配給協力 日活) |
公開 | 2011年6月11日 |
上映時間 | 42分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
早見あかり脱退前のももいろクローバー(後のももいろクローバーZ)が出演していることも話題となった[1]。
あらすじ
編集強盗事件の犯人の片割れである田中(宮崎将)は、車を盗み、国道沿いを進んでゆく。やがて辿り着いた砂浜では、アイドルグループ(ももいろクローバー)がプロモーション・ビデオの撮影を行っていた。田中は車中で練炭自殺を図るが、何も知らないアイドル・グループは撮影を続ける。
出演者
編集スタッフ
編集出品
編集- 第64回ロカルノ国際映画祭 Fuori Concorso部門招待作品
- チョンジュ国際映画祭 Cinemascape-World Cinema部門招待作品
- 第41回ロッテルダム国際映画祭 Spectrum Shorts部門招待作品
DVD
編集- NINIFUNI(2012年12月21日、バンダイビジュアル BCBJ-4458)
脚注
編集- ^ “「向井秀徳がももクロ作曲したかも」映画「NINIFUNI」対談”. ナタリー. (2012年2月28日) 2013年4月5日閲覧。
- ^ “ももクロ出演映画「NINIFUNI」来年2月より全国上映”. ナタリー. (2011年9月29日) 2013年4月5日閲覧。