MOA-2011-BLG-262L b
太陽系外衛星候補
MOA-2011-BLG-262L bとは、自由浮遊惑星とされている天体 MOA-2011-BLG-262L の周りを公転しているとされる太陽系外衛星候補である[3]。
MOA-2011-BLG-262L b MOA-2011-BLG-262L b | |
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MOA-2011-BLG-262LとMOA-2011-BLG-262L bの想像図
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分類 | 太陽系外衛星? |
軌道の種類 | 周回軌道 |
発見 | |
発見年 | 2013年[1] |
発見方法 | 重力マイクロレンズ法[1] |
軌道要素と性質 | |
軌道の種類 | 周回軌道 |
軌道長半径 (a) | 0.84+0.14 −0.25 au[1] |
MOA-2011-BLG-262Lの衛星 | |
位置 | |
赤経 (RA, α) | 18h 00m 23s[1] |
赤緯 (Dec, δ) | −30° 45′ 17″[1] |
距離 | 7350.0±350.0 pc |
物理的性質 | |
半径 | 0.2250[2] |
質量 | 0.0566340496492+0.0314633609162 −0.0880974105654 MJ[1] |
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概要
編集MOA-2011-BLG-262L bは重力マイクロレンズ法で2013年に発見された[1]。
MOA-2011-BLG-262L bは、自由浮遊惑星の周りを公転する太陽系外衛星としての初の発見例となる[4]。この発見は、太陽系外衛星を重力マイクロレンズ法で検出できる可能性があることを示している[3]。
特性
編集銀河バルジに位置し、巨大ガス惑星または低質量の赤色矮星を公転する海王星のような天体と言われている[5]。質量は木星の約0.06倍、半径は木星の約0.2倍とされている。しかし、地球よりも質量が小さい可能性もある[4]。ただし、詳しいMOA-2011-BLG-262LとMOA-2011-BLG-262L bの特性などは分かっていない。
脚注
編集- ^ a b c d e f g The Extrasolar Planet Encyclopaedia — MOA-2011-BLG-262L b
- ^ MOA-2011-BLG-262L b、系外惑星データベース.2020年6月18日閲覧。
- ^ a b A Sub-Earth-Mass Moon Orbiting a Gas Giant Primary or a High Velocity Planetary System in the Galactic Bulge
- ^ a b Faraway Moon or Faint Star? Possible Exomoon Found、NASA.2020年6月18日閲覧。
- ^ MOA-2011-BLG-262L b、NASA.2020年6月18日閲覧。