M1909 76mm山砲
M1909 76mm山砲はフランスのシュナイダー社が開発した山砲である。
M1909 76mm山砲 | |
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ロシア仕様のM1901 | |
種類 | 山砲 |
原開発国 | フランス |
運用史 | |
配備先 |
フランス フィンランド ギリシャ ロシア帝国 ナチス・ドイツ |
関連戦争・紛争 | 第一次世界大戦、第二次世界大戦 |
開発史 | |
開発者 | Danglis |
製造業者 | シュナイダー |
製造期間 | 1909年 |
諸元 | |
重量 |
1,225 kg (牽引状態) combat: 627 kg (射撃状態) |
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砲弾 | 76.2 × 191 mm. R |
口径 | 76.2 mm (3 in) |
仰角 | -6° ~28° |
旋回角 | 50° |
初速 | 387 m/s |
最大射程 | 8,550 m |
概要
編集ギリシャ軍大佐Panagiotis Danglisが1906年に開発した75mm砲に、シュナイダー社が改良を加えた山砲。
ギリシャやフィンランドに輸出された他、帝政ロシアにも輸出され、ソ連発足後もそのまま運用された。
ソ連における運用状況は不明だが、1941年の独ソ戦の序盤でドイツ国防軍がこれを大量に鹵獲、7.62 cm GebK 293(r)として運用していることから、まとまった数が制式武器として利用されていたと思われる。