LEDプリンター
LEDプリンター(エルイーディープリンター)とはレーザープリンターのレーザー発生部を発光ダイオード (LED) に置き換えたものである。レーザープリンターに比べ小型化が可能である。
歴史
編集- 1979年 沖データが世界初のLEDプリンターの開発に成功
- 2003年 国際電気通信基礎技術研究所(ATR)が10μm間隔で赤色の発光ダイオード(LED)を集積する技術を開発
- 2007年 富士ゼロックス(現:富士フイルムビジネスイノベーション)が高解像・高画質なLEDプリントヘッドを開発
構造
編集特徴
編集レーザープリンターの場合はポリゴンミラー等、走査用の可動部があったが、それらの高精度を要する部品、機構を減らすことができる。構造上小型化が可能になる。一方、一列に並べられた発光素子のばらつきを抑えるため、あらかじめ個々の素子の個体差を減らし一定にするキャリブレーションが必要である。また、縮小露光系を使用しない場合、解像度を高めるためには発光素子の集積度を高める必要がある。
代表的なLEDプリンター
編集- IPSiO SP C711(リコー)
- C301dn(A4カラー)(沖データ)
- C811dn(A3カラー)(沖データ)
- DocuPrint C2250(富士フイルムビジネスイノベーション)
- SPEEDIA N3600(カシオ計算機)
- JUSTIO HL-3040CN(ブラザー工業)