JRA賞最優秀障害騎手(ジェイアールエーしょう さいゆうしゅう しょうがいきしゅ)は、JRA賞の騎手部門の1つ。

該当年度中の障害競走における、「勝利度数」、「勝率」、「獲得賞金」、「騎乗回数」の4部門における総合得点で最上位だった騎手が受賞する。

この決定方法は、日本中央競馬会の厩舎関係者表彰における優秀障害騎手賞に準じている。勝利度数のみで受賞者が決まるわけではないため、必ずしも障害リーディングを獲得した騎手が受賞するわけではない。

2016年度までは「最多勝利障害騎手」という名称だったが、2017年度以降、現在の「最優秀障害騎手」に変更された[1]

歴代受賞者

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年度 受賞者 所属厩舎 勝利数
1987年 該当者なし
1988年 臼井武 尾形盛次 13勝
1989年 星野忍 フリー 19勝
1990年 星野忍(2) フリー 12勝
1991年 押田年郎 安田伊佐夫 11勝
1992年 北村卓士 福永甲 18勝
1993年 中竹和也 フリー 12勝
1994年 北村卓士(2) フリー 12勝
1995年 田中剛 フリー 13勝
1996年 北村卓士(3) フリー 13勝
1997年 林満明 フリー 18勝
1998年 田中剛(2) フリー 13勝
1999年 熊沢重文 フリー 16勝
2000年 熊沢重文(2) フリー 17勝
2001年 田中剛(3) フリー 14勝
2002年 熊沢重文(3) フリー 13勝
2003年 嘉堂信雄 フリー 11勝
2004年 熊沢重文(4) フリー 11勝
2005年 横山義行 フリー 13勝
2006年 西谷誠 フリー 13勝
2007年 西谷誠(2) フリー 15勝
2008年 西谷誠(3) フリー 13勝
2009年 五十嵐雄祐 フリー 14勝
2010年 五十嵐雄祐(2) フリー 13勝
2011年 該当者なし
2012年 北沢伸也 フリー 13勝
2013年 高田潤 フリー 14勝
2014年 北沢伸也(2) フリー 12勝
2015年 五十嵐雄祐(3) フリー 11勝
2016年[2] 石神深一 フリー 15勝
2017年[3] 石神深一(2) フリー 15勝
2018年[4] 五十嵐雄祐(4) フリー 13勝[5]
2019年 森一馬 松永昌博 15勝[6]
2020年 森一馬(2) 松永昌博 14勝[7]
2021年 森一馬(3) 松永昌博 10勝[8]
2022年[9] 石神深一(3) フリー 15勝[10]
2023年[11] 石神深一(4) フリー 14勝[12]
2024年 小牧加矢太 音無秀孝 18勝[13]

脚注

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  1. ^ JRA賞 バックナンバー日本中央競馬会、2025年2月8日閲覧
  2. ^ 「2016年度JRA賞」調教師及び騎手部門・受賞者が決定日本中央競馬会、2017年1月3日閲覧[リンク切れ]
  3. ^ 「2017年度JRA賞」調教師及び騎手部門・受賞者が決定日本中央競馬会、2018年1月4日閲覧[リンク切れ]
  4. ^ 「2018年度JRA賞」調教師および騎手部門・受賞者が決定”. 日本中央競馬会 (2019年1月4日). 2020年11月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年1月4日閲覧。
  5. ^ https://db.netkeiba.com/?pid=jockey_select&id=01069&year=2018&mode=r1
  6. ^ https://db.netkeiba.com/?pid=jockey_select&id=01139&year=2019&mode=r1
  7. ^ https://db.netkeiba.com/?pid=jockey_select&id=01139&year=2020&mode=r1
  8. ^ https://db.netkeiba.com/?pid=jockey_select&id=01139&year=2021&mode=r1
  9. ^ 「2022年度JRA賞」調教師・騎手部門の受賞者決定日本中央競馬会、2023年1月4日配信・閲覧
  10. ^ https://db.netkeiba.com/?pid=jockey_select&id=01059&year=2022&mode=r1
  11. ^ 「2023年度JRA賞」調教師・騎手部門の受賞者が決定 MVJは松山弘平東スポ競馬(東京スポーツ)、2024年1月4日配信・閲覧
  12. ^ https://db.netkeiba.com/?pid=jockey_select&id=01059&year=2023&mode=r1
  13. ^ https://tospo-keiba.jp/breaking_news/53519