Hs 125 (航空機)
ヘンシェル Hs 125
- 用途:高等練習機・軽戦闘機
- 製造者:ヘンシェル
- 運用者:ドイツ空軍
- 初飛行:1934 年
- 生産数:1 機
- 運用状況:試作のみ
ヘンシェル Hs 125は1930年代のドイツで試作された単発・単座・低翼単葉の高等練習機である。郷土防衛戦闘機計画(ハイマートシュッツイェーガー)における競作機の内の一つである。
概要
編集ドイツ航空省の要求する、非常時には軽戦闘機としても使用できる高等練習機の仕様に従って、ヘンシェル社によって開発された。
同社製のHs 121を低翼機化した機体である。主翼を胴体と固定脚に繋がる張線で支えていた。
1934年夏に最初の試作機が初飛行。
1935年の比較審査において競作機に敗れた。
性能諸元
編集- 全長: 7.30 m
- 翼幅: 10.00 m
- 全高: 2.30 m
- 翼面積: 14.00 m2
- 自重: 695 kg
- 最大離陸重量: 975 kg
- エンジン: アルグス As 10C 空冷倒立V型8気筒エンジン 240 hp ×1
- 最高速度: 280 km/h
- 航続距離: 500 km
- 実用上昇高度: 7,000 m
- 武装: MG 17 7.92 mm 機関銃 ×2 (計画のみ)
- 乗員: 1 名 (操縦士)