GNOME パネル(グノーム・パネル)は、GNOMEデスクトップ環境の、ランチャーやタスクバーといった機能が提供されるグラフィカルシェルである。GNOME 2ではデフォルトのシェルだった。GNOME 3でも利用可能だが、3ではデフォルトのグラフィカルシェルはGNOME Shellに置き換えられた。

GNOME パネル
GNOME 2.30でのGNOME パネル
開発元 GNOME
最新版
3.2 / 2011年9月28日 (13年前) (2011-09-28)
リポジトリ ウィキデータを編集
対応OS Cross-platform
プラットフォーム GNOME
種別 グラフィカルシェル
ライセンス GNU Lesser General Public License
公式サイト wiki.gnome.org/Projects/GnomePanel ウィキデータを編集
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外観

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デフォルトでは、GNOMEデスクトップには、2つのパネルが存在する(1つは画面上部であり、他方は反対側の下部にある)。

上部パネルには、通常「アプリケーション」や「場所」、「システム」といった項目が含まれている。これらの項目の中には、通常のアプリケーションやファイルの場所、システムの設定、管理者用の設定ツールへのリンクも用意されている。上部パネルには、ふつう時計やカレンダー、通知領域などもある。

下部パネルは、デフォルトの設定では空の状態である。これは、画面に現れた各々のウインドウを表示するためである。

カスタマイズ

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パネルのメニューやボタンは、自由自在にカスタマイズできる。新規のメニューやアイコンを追加可能となっており、この機能はMicrosoft WindowsにおけるWindows Explorer(タスクバー)の場合と同じである。

もともと標準で用意されていないアプリケーションをパネルに追加することも可能である。すなわち、パネルの設定は自由度が大きく、ある項目を移動したり削除することもできる。例えば、Microsoft Windowsのユーザーであれば、Windowsのようにスタート・メニューを画面の下部に配置することもできる。通知領域も同様である。不要であれば、上部パネルを削除することも可能となっているため、Windowsの環境に合わせるようにして使用することができる。

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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