Fi 157 (航空機)
フィーゼラー Fi 157
ハインケル He 111に吊り下げられたフィーゼラー Fi 157
- 用途:ターゲット・ドローン
- 製造者:フィーゼラー
- 初飛行:1937年
- 生産数:3機
- 運用状況:試作のみ
フィーゼラー Fi 157(Fieseler Fi 157)は、ドイツのフィーゼラー社で設計、製造され、不成功に終わった無線操縦の対空標的用の実物大航空機である。
開発
編集1937年にドイツ航空省(RLM)はフィーゼラー社と無線操縦のターゲット・ドローンの製造契約を締結した。Fi 157は全木製構造の低翼単葉機となり、爆撃機の下面に吊り下げられて空中で射出された。試作機の3機全てが試験中に墜落した。無線誘導の研究のためにFi 158と命名された有人機版が1機のみ製造された。
要目
編集(Fi 157)
- 乗員:
- 全長:6.6 m (22 ft)
- 全幅:7.0 m (23 ft)
- 全高:1.7 m (6 ft)
- 翼面積:
- 空虚重量:494 kg (1,090 lb)
- 全備重量:646 kg (1,420 lb)
- エンジン:1 × ヒルト HM506、160 hp (120 kW)
- 最高速度:350 km/h (190 knots, 220 mph)
- 巡航速度:300 km/h (160 knots, 190 mph)
- 巡航高度:
- 航続距離:370 km (200 nm, 230 mi)
出典
編集- Facts by request: reply to "A 'sporting' target". "Flying Review International". July 1969, p. 65.