FNSの日 > FNS27時間テレビ (2011年)

FNS27時間テレビ めちゃ²デジッてるッ! 笑顔になれなきゃテレビじゃないじゃ〜ん!!』(FNS27じかんテレビ めちゃめちゃデジッてるッ! えがおになれなきゃテレビじゃないじゃ〜ん!!)は、フジテレビ系列2011年7月23日 18:30 - 7月24日 20:54(JST)に生放送された通算25回目の『FNS27時間テレビ』。タイトルロゴ上の表記では「めちゃ²デジッてるッ!」の後に「-What A digital we are!-」(ホワット・ア・ディジタル・ウィー・アー!)のサブタイトルが入る。

FNS27時間テレビ めちゃ2デジッてるッ!
笑顔になれなきゃテレビじゃないじゃ〜ん!!
ジャンル 長時間特別番組 / バラエティ番組
企画 片岡飛鳥(企画統括)
演出 戸渡和孝(総合演出)
司会者 ナインティナイン岡村隆史矢部浩之
中居正広SMAP
出演者 めちゃイケメンバー
出演者を参照)
ナレーター 木村匡也住友七絵
増田晋DJ.ナイク
オープニング カイリー・ミノーグラッキー・ラヴ
エンディング 同上
製作
チーフ・プロデューサー 佐々木将
港浩一(GP)
加茂裕治小須田和彦小松純也(制作)
プロデューサー 中嶋優一坪井貴史朝妻一山本布美江
制作 フジテレビ / フジネットワーク27社
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2011年7月23日 - 7月24日
放送時間土曜日 18:30 - 日曜日 20:54
放送枠FNSの日
放送分26時間24分/1584分
回数1
公式サイト
番組年表
前作2010(平成22年)
次作2012(平成24年)

特記事項:
番組名の由来・ベース番組は『めちゃ²イケてるッ! -What A COOL we are!-』。
放送時間中に地上アナログ放送が終了する(岩手めんこいテレビ仙台放送福島テレビを除く)。
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概要

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テーマはタイトルにもある「笑顔になれなきゃテレビじゃないじゃ〜ん!!」。2004年(第18回)以来7年ぶりに『めちゃ2イケてるッ!』をベース・メインとし、3月11日に発生した東日本大震災東北地方太平洋沖地震)被災者を始めとする日本中の人を笑顔にする内容を目指した。第18回同様にナインティナインが軸となり、岡村隆史がゼネラルプロデューサー、矢部浩之がアシスタントプロデューサーを務めるとの設定で「岡村が出演者への交渉やオーディションを行う」様子が『めちゃイケ』などで放送された[1]

初報は2011年7月2日の『めちゃ2イケてるッ!』サンナカチャポンで発表された。

第18回は各コーナーが『めちゃイケ』の人気コーナースペシャル版であったり、他番組コーナーでも『めちゃイケ』風の演出が各所にされているという構成だったが、今回は2000年代後半以降の『FNSの日』で見られた演出同様、各番組に『めちゃイケ』メンバーが赴き対決するという構成になった。

放送2日目の正午に地上アナログ放送が終了し、地上デジタル放送へ完全移行(被災地域の岩手めんこいテレビ仙台放送福島テレビを除く)するため、地デジ移行への大イベントを番組内で完了させた。

「3大笑顔企画」として、総合司会の1人である矢部による「27時間100kmマラソン」、宮城県明石家さんま今田耕司・『ピカルの定理』のピカリ隊(ピースハライチ大島麻衣(当時)など)で「復興スマイルライブ」を開催するという企画、岩手県福島県SMAPメンバー4人が訪れ、「出張BISTRO SMAP」と題して料理を振舞うという企画が行われた。さんま・SMAPなどが被災地を訪れる企画は「東北笑顔プロジェクト」と銘打たれる。他に『めちゃイケ』の人気コーナー「歌へた」をFNS社員版で展開し、「歌へた」のプロと称されるオードリー若林正恭等と共演するという企画も放送された。

「27時間テレビ」として放送されたのは、2008年の第22回以来3年振りである。また、2004年の第18回以来、7年ぶりに18:30放送開始となった。これは『もしもツアーズ』を休止させての処置である。FNSの日ではこの年以降、12年連続「27時間テレビ」として放送されている。

出演者

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総合司会

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矢部が総合司会と並行して「27時間100kmマラソン」を行ったため、スタジオメインは岡村・中居のみ。
岡村は前回の「FNSの日26時間テレビ2010 超笑顔パレード 絆 爆笑!お台場合宿!!」は体調不良の為、欠席していた。
中居は通算6回目の総合司会、総合司会担当の最多記録を打ち立てた。

進行

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「27時間100kmマラソン」実況

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めちゃイケメンバー

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めちゃデジ・スマイルズ

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以上の4人は『フジテレビ「パン」シリーズ』の司会経験者でもある。
主にインフォメーションコーナーを担当。

放送時間

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主な放送企画・コーナー

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3大笑顔企画

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歌へた笑顔プロジェクト
各局のオーディションによって選ばれた歌へた自慢がお台場でその実力を披露し、「FNS27」のセンターを決定する。
上位に選ばれた7名は「歌へた神7」としてFNS歌へた祭に参加し、光浦・若林といったプロと共演した。
東北笑顔プロジェクト
地震によって被災した東北3県に対し笑顔になれるイベント。
明石家さんま&ピカリ隊の復興スマイルライブ
宮城県南三陸町志津川中学校特設ステージにて明石家さんま今田耕司・ピカリ隊のサタデー・ナイト・ライブ JPNメンバーによるスペシャルライブを行った。
出張BISTRO SMAP
木村拓哉稲垣吾郎岩手県釜石市で、香取慎吾草彅剛福島県二本松市で出張ビストロを開催。「笑顔になれる料理」のオーダーで、釜石では油淋鶏丼とアイスクリーム、二本松市ではなみえ焼きそばにグラタンとソーセージを添えた物を1000食振舞った。
矢部浩之27時間100kmマラソン
いつも岡村の陰に隠れてナイナイや番組を支えてきた矢部を表に立たせる企画という事で7年前の加藤のリベンジも込めて100kmマラソンを行う。中継に佐野アナ、名誉コーチとして間寛平が同行した。ルートはお台場をスタートし、東京都内(東京タワー・新橋・赤坂・銀座など)を巡り再びお台場に戻る。
7年前と同様に次の様な「妨害」コントが挟まれた。

土曜日(翌6:00まで)

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グランドオープニング
7年前同様にナイナイ・中居の3人でオープニングトークを行い、タイトルコール後大量の紙ふぶき(スタジオの床から数センチ積もった程)が降る中スタート。進行の西山アナとめちゃデジ・スマイルズの紹介・企画内容の紹介(中継リレーによる各局の歌へた代表発表・東北笑顔プロジェクトの詳細・矢部のマラソンスタート)を行った。
各局中継ではサブタイトルの「笑顔になれなきゃテレビじゃないじゃ〜ん!!」(共通語)を各地域の方言に直した物をテロップ表示し、またそれを各局のアナウンサーが読み上げた。テレビ愛媛では友近が吉川景子アナウンサーに扮して登場した。
とんねるずのみなさんのおかげでした とんねるずVSめちゃイケ モジモジくん大激突スペシャル
とんねるずチーム:とんねるず石橋貴明木梨憲武)・錦野旦バナナマン設楽統日村勇紀)・おぎやはぎ小木博明矢作兼)・有吉弘行・めちゃデジ・スマイルズ(マツコを除く)
めちゃイケチーム:岡村・中居・加藤浩次・よゐこ・オアシズ・ジャルジャル・たんぽぽ・重盛・三中
進行:伊藤利尋高橋真麻
アナログ放送最終日にアナログなゲームとして、寿司ロシアンルーレット・金ダライロシアンルーレット・脳カベでとんねるず軍とめちゃイケ軍が対決。とんねるずチームが勝利した。
  • 1回戦はめちゃイケチームの勝利。
  • 2回戦は先に全滅したチームの負けだが、石橋のトラブルでアクシデントがあった為に引き分けとなった。
  • 3回戦はとんねるずチームがボーナスポイントで逆転勝利。
とんねるずの『FNS27時間テレビ』出演は2004年の第18回以来の7年ぶりとなった。
ホンマでっか!?人生相談 初生SP!
司会:明石家さんま・加藤綾子・マツコ・デラックス(加藤綾子到着まで)
ゲストパネラー:岡村・武田・紗理奈・雛形・敦士・ブラックマヨネーズ磯野貴理子島崎和歌子森泉
相談者:加藤浩次・稲垣・中居・矢部・田原総一朗笑福亭鶴瓶
評論家軍団:尾木直樹池田清彦武田邦彦テレンス・リー植木理恵門倉貴史金子哲雄重田みゆきおおたわ史絵澤口俊之
番組初の生放送。当時レギュラー放送の裏番組だった『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ)の司会である中居・鶴瓶(鶴瓶は番組のファンと公言した)が出演。お返しとしてさんまが『ホンマでっか!?』休止時の『仰天ニュース』出演を約束した。この約束は翌年2012年1月11日に果たされ、仰天ニュースにさんま・ブラマヨが出演した。この日の『ホンマでっか!?TV』は『ザ・ベストハウス123 新春4時間SP』のため休止だった。
すぽると! 美女アスリート合コンSP
司会:国分太一(土曜すぽると!編集長・TOKIO)・本田朋子(土曜日担当キャスター)・江本孟紀(コメンテーター)
スペシャルゲスト:岡村・中居・マツコ
岡村・中居・福徳の男子陣と片岡安祐美伊藤沙月中山明日実の美女アスリート3人によるランチミーティング風3on3合コンを行った。しかし実際には合コンとは程遠く、岡村にだけボールが回らない様に仕向けるミニコントの様な内容だった。また岡村に対しほぼ全員(本田アナ・マツコ以外)がボールをぶつけるという内容に対し岡村を本気でいじめている様に見えたため、ネットを中心に批判が起こった[2]。特に岡村に頭に強くボールをぶつけた福徳が最も批判を受け、それ以降のめちゃイケではこの事について頻繁にイジられている(「また3on3(バスケットボール)する?」と岡村に言われる、「ネットでは頻繁に炎上している」など)。
この件に関しては放送後の『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)内でも言及され、「コントとしては失敗した」と自ら演出の一環であった事を認め、反省しつつも、“主犯格”と見做した福徳の事を執拗に責め続けたり、ほぼ無関係な中山のブログを炎上させたネットに対して、苦言を呈した[3][4]
なお本田アナ・マツコは本コーナーには参加せず、その間に随時スポーツニュースを担当した。
さんま・中居の今夜も眠れない
出演者:さんま・中居・岡村
いつものさんま・中居に岡村を加えての放送。またインフォメーションも西山アナに加えマツコが参加した(そのため初めてインフォメーションセットに手を加えている)。
ビートたけしが矢部マラソン中継に紛れ込む形で計3度出演。たけしのネタのために貸し切った駐車場を矢部は何周も走っていた(その距離もコースの総距離に含まれている)。
真夜中の恋の若騒ぎ
出演者:中居・今田耕司・めちゃイケメンバー(岡村・加藤・よゐこ・ジャルジャル)・はねトびメンバー(キングコングドランクドラゴンインパルスロバート)・ピカリ隊(ピース・ハライチ・平成ノブシコブシモンスターエンジン)・ホメノビAメンバー(はんにゃロッチ我が家)・FUJIWARA品川庄司フットボールアワー河本準一次長課長
女性ゲスト:各番組の女性レギュラー(オアシズ・紗理奈・雛形・重盛・たんぽぽ・北陽・大島麻衣・渡辺直美夏菜)・明石家さんま(最後のたけし乱入を見届けた流れでギリギリまで参加)
FNSの日恒例のかま騒ぎ。めちゃイケメンバーに加え弟分の『はねるのトびら』・『ピカルの定理』・『ホメられてノビるくんA』メンバー、さらに今田・中居を加えた総勢50名超えで行われた。マラソン中の矢部に代わり司会は西野亮廣が務めた。さんまは「若手をかきまわさない」と言っていたにもかかわらず、コーナーの元ネタの司会である事もあって自制が利かず、結局は西野をほぼ無視し一人でほとんどの時間司会を務めていた。さんまが休養のため退場後に『はねトび』内で言及されてきた山本博の彼女(通称・鬼ギャル)が生出演した。
復活!!殿様のフェロモン2011 アナログ最後のハケ水車SP
司会:今田耕司
殿様のフェロモンチーム:中山秀征・岡村・中居・加藤・よゐこ・武田・フットボールアワー・品川庄司・FUJIWARA
若騒ぎに参加した3チーム(はねトび・ピカル・ホメノビA)が引き続き出演。またプライベートでザブングル松尾も観覧。
アナログ最後の日に今田が切望した「ハケ水車」企画の復活版。ハケの数が12本、ターボ機能搭載の「V12ターボエンジン型ハケ水車」を使用し、自主規制で水着・下着ではなくレーシングスーツ・ヘルメットを着用して顔がわからない状態にしたAV女優小倉もも安西瑠菜東尾真子の3名が出演した。
かつて当番組の放送作家を務めていた作家の岩崎夏海がゲスト出演し、「ハケ水車」は自身のアイデアが採用されたコーナーであることを明かした。
高橋真麻の歌う番組予報
お台場合衆国から「かもめが翔んだ日」に乗せて今後のタイムテーブルが発表された。
2011F1第10戦・ドイツGP予選
実況:竹下陽平 解説:片山右京

日曜日

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FNS歌へた自慢
司会:岡村(ゼネラルプロデューサー) ゲスト審査員:中居・草彅剛
午前中にめざましを挟む形で前半・後半に分け、各局代表による本戦を行った。『NHKのど自慢』を忠実に再現にしたセット・BGM・生バンド演奏を使用し、岡村はゼネラルプロデューサーとして司会を担当した。
めざましテレビSP
司会:大塚範一・生野・中村光宏軽部真一皆藤愛子・伊藤・加藤綾子 お天気キャスター:長野美郷
ゲスト:岡村・中居 スペシャルキャスター:マツコ
5年ぶりのめざましテレビSP。ココ調「トンデモ通説」特別版として岡村・中居のトンデモ通説の検証、アナウンサー・マツコの原稿読み、たんぽぽのリポートによるMOTTOいまドキ!、きょうのわんこスペシャルを行った。この放送でマツコが宮城に行く事が決定し、マツコはスタジオでの出演はこれが最後となった。なお、同年11月に病気療養に入ることになり、そのまま翌年春に勇退した大塚にとっては現時点で最後の『FNSの日』への出演となっている。
めちゃ2ペケ×ポン 川柳助っ人SP
司会:上田晋也くりぃむしちゅー)・本田 川柳四天王:有田哲平(くりぃむしちゅー)・タカアンドトシトシタカ)・柳原可奈子
「オカ田晋也」(岡村)率いるめちゃイケ軍と川柳四天王の対決。
川柳参観という事で光浦・紗理奈・三中の母・中居の父がめちゃイケ軍として、上田啓介(上田の兄)・三浦雄一郎(トシの兄)がペケポン軍として参戦した。
前年同様にオカ田晋也がセットにあった石ころを50点獲得の「ジャンピングチャンス」、100点獲得の「ボンバーチャンス」として使用して逆転勝利。勝利しためちゃイケ軍の家族にハワイ旅行が贈られた。
岡村が上田の格好をした事に、上田は「同い年(共に1970年生まれ)にしわを書かれてものまねされるのはショック。」だと言った。
笑っていいとも!増刊号生SP
司会:森田一義(タモリ)
アシスタント:いいともAD隊(クルット&ハリー)
月曜レギュラー陣:香取慎吾オードリー若林正恭春日俊彰)・ロンドンブーツ1号2号田村亮田村淳)・柳原
火曜レギュラー陣:中居・さまぁ〜ず三村マサカズ大竹一樹)・タカアンドトシ(タカ・トシ)
水曜レギュラー陣:爆笑問題太田光田中裕二)・山口智充・ロッチ(中岡創一コカドケンタロウ
木曜レギュラー陣:千原ジュニア千原兄弟佐々木希・ピース(又吉直樹綾部祐二
金曜レギュラー陣:関根勤・草彅・劇団ひとり萬田久子
爆笑問題は裏番組の関係で「地上デジタル放送完全移行セレモニー」の移行後から参加。
この他の当時のレギュラーのうち、水曜の秋元才加(当時:AKB48)[注 2]、金曜のベッキーがそれぞれ欠席。木曜の笑福亭鶴瓶はコーナー不参加だった。
恒例の曜日対抗戦形式、岡村は中居と同じ火曜チームとして参加し、「ドヤテクZ」・「アラゆる世代をハンティング」に挑戦した。「テレフォンショッキング」終了後には逆転チャンスとしてこの春の「春のドラマ特大号」でも行われた「ゴルフボール★イッパツ落とし」が行われた。
なお、「ドヤテクZ」のコーナーでは香取が2005年の「25時間テレビ」でも披露した口でハーモニカを咥える芸を披露した。
地上デジタル放送完全移行セレモニー
地デジ完全移行数分前から説明・地デジ移行へのいいともコール・カウントダウンを行い、正午に東北3県を除く全国で地デジ完全移行。それと同時に「地デジでいいとも!」としてタモリ・岡村を加えたいいともAD隊で地デジ移行をイメージした「ウキウキWatching」の替え歌「地デジ化Watching」を歌い地デジ化完全移行を祝した。
完全移行が延期された東北3県の岩手めんこいテレビ・仙台放送・福島テレビとは生中継をつなぎ、アナログ放送が続いている事を説明した。
テレフォンショッキング 27時間テレビSP
テレフォンアナウンサー:西山アナとめちゃデジ・スマイルズ
メンバー全員での出演は初となるSMAP5人を迎えての「テレフォンショッキング」。翌日のテレフォンゲストとして黒柳徹子を紹介した。
SMAP デジタルライブ
SMAPスペシャルライブで地デジ完全移行後初の企画。スペシャルリミックスバージョン(編曲・小西康陽)で名曲メドレーを行い、中居はマイケル・ジャクソンダンスを披露。しかし岡村の「これで7年前の事(岡村が中居の代わりに踊った事)を水に流す」の言葉から、中居は熱湯風呂に叩き落され、さらに恒例のウォータースライダーの餌食にもなった。その後中居と共に香取も熱湯風呂へ入り、各種PRを行った。
クイズ!ヘキサゴンII クイズパレード!! レディースガチ対決SP
司会:島田紳助中村仁美三宅正治
ヘキサゴンファミリー木下優樹菜スザンヌ里田まい南明奈misono矢口真里クリス松村渡辺正行ラサール石井品川庄司庄司智春品川祐)・FUJIWARA藤本敏史原西孝幸)・アンガールズ田中卓志山根良顕)・上地雄輔つるの剛士フルーツポンチ亘健太郎村上健志)・具志堅用高崎本大海小島よしお山田親太朗岡田圭右ますだおかだ
地デジに完全移行し、やはりきれいな女性陣の絵を見たいのとフジを代表する番組決定戦という事で、レディース風の衣装を着ためちゃイケ女子陣(紗理奈・オアシズ・たんぽぽ・雛形・重盛)とヘキサゴン選抜女性陣(木下・スザンヌ・里田・南・misono・矢口・クリス)との対決。団長はめちゃイケ軍は岡村が、ヘキサゴン軍は藤本が務めた。ご指名タイマンクイズ・障害物競走・本気相撲の3番勝負を行った。
コーナー内で紳助が実行・審査委員長を務める『THE MANZAI 2011[注 3] について紹介し、キングコング(西野亮廣梶原雄太)・博多華丸・大吉博多大吉博多華丸)・スリムクラブ内間政成真栄田賢)・トータルテンボス藤田憲右大村朋宏)・パンクブーブー佐藤哲夫黒瀬純)といった本戦サーキット進出者を集めて紳助に質疑応答を行い、その中で決勝戦の司会をナイナイの2人に任せる事を紳助が公表した。
なお、『ヘキサゴン』の放送が紳助の暴力団との交流(いわゆる黒い交際)の発覚、その後の芸能界引退により9月打ち切り終了となったため、この回が同番組の27時間テレビにおける最後の企画となった。また、第1回(1987年)から出演していた紳助も出演はこれが最後となった。
爆笑!大日本めちゃ2アカン警察 アカン刑事SP
司会:浜田雅功ダウンタウン
審査員:松本人志(ダウンタウン)・中居・三中・めちゃデジ・スマイルズ(マツコを除く)
刑事:岡村・加藤浩次・オアシズ・よゐこ・板尾創路130R)・雨上がり決死隊堀内健ネプチューン)・ケンドーコバヤシビビる大木バカリズムフットボールアワー岩尾望後藤輝基)・山崎邦正FUJIWARA原西孝幸藤本敏史)・博多華丸・大吉博多華丸博多大吉)・板倉俊之インパルス)・ロッチコカドケンタロウ中岡創一)・柳原可奈子
出演者が抱えるアカン事件を暴露する特別編で、また岡村・中居は互いに相手の事件を捜査。さらにはMCの浜田・松本のアカンすぎる事件に関しても捜査を行った。
JRA競馬中継「第47回函館記念」(制作:北海道文化放送
実況:福原直英
解説・配当読み:優木まおみ
みんなのKEIBA 2011の特別版となっていて、メインキャスターの2人が函館競馬場の実況ブースから生中継で出演した。
競馬ファンの蛍原徹の要望により、「アカン警察SP」の時間帯の間に差し込まれた形となった。
ネプキッズリーグ 世界の超人キッズ大集合SP
司会:ネプチューン名倉潤原田泰造堀内健)・伊藤利尋
アシスタント:生野陽子
ゲスト:芦田愛菜鈴木福
『ネプ大リーグ』で行われている「ネプキッズリーグ〜衝撃!!超人キッズ劇場〜」の『FNS27時間テレビ』特別編。

フィナーレ

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出張 BISTRO SMAP
サザエさん
ナイナイ・中居・三中が声優として出演(ナイナイ・中居は本人役、三中はカツオと共にオーディションを受ける子供役)。
2011 FNS歌へた祭
司会:岡村・中居・西山
プロの歌へた:若林(オードリー)・村上(フルーツポンチ)・博多大吉博多華丸・大吉)・山口もえ・光浦・松野明美大桃美代子小沢一敬(スピードワゴン)
歌へたのプロによる歌へた披露。武田はサックス、雛形はピアノを演奏。小沢はご本人の槇原敬之とのデュエットを行った。ラストはプロ・歌へた神7(セット後方には歌へた神7以外の「FNS歌へた自慢」出演者全員)による大合唱を行った。めちゃイケメンバーの他、出演した歌へた芸人の相方達、「ペケポン」に出演した光浦・紗理奈・三中の母が観覧した。
タイトルは同局で放送されている年末恒例の大型音楽番組FNS歌謡祭』のパロディ。同番組のスタッフチーム「音組」の全面協力により、グランドプリンスホテル新高輪飛天の間で使用されている本物のセット・オープニング・テロップなどを忠実に再現した。
復興笑顔劇場in宮城
さんま(裏番組出演のためコントの序盤は不参加)・今田・ピカリ隊による復興お笑いライブの開催。最後は駆け付けたマツコ・BEGIN・各地のメンバーも参加し『笑顔のまんま』の大合唱を行った。
グランドフィナーレ
マラソンゴールが近づく中、1週間前に矢部にインタビューしたVTRが流れる。岡村が休養中の時に誰よりも多く悩み苦しみ、特に自分が芸能界に誘った事に対して罪悪感も抱いていたという矢部のインタビューに、普段テレビで涙を流さない岡村[注 4]・歌ヘタのプロまでが涙を流す場面もあった。そして7年前中居が壊した自転車を使って矢部を迎えに行く事に。スタジオでは『涙をこえて』の大合唱を行った。
アナウンス室長福井謙二が立会い、生田竜聖三田友梨佳竹内友佳の新人アナウンサーが提供を読み上げた。毎年、提供読みではその年のダイジェスト映像が流れるが、この回は提供読み時のクレジット画面のバック映像が生中継先の映像(岩手・福島の「出張 BISTRO SMAP」会場、宮城の「復興笑顔劇場」会場、東京の矢部マラソン)だった。
矢部・岡村は合流後、2人で走る事となり、番組終了2分前に揃ってゴール。スタート時に交わした「ゴールしたら全力で抱きしめる」という宣言通りがっちりと抱きしめあって終了となった。

ゲスト

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出演順

視聴率

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ビデオリサーチ調べ・関東地区・世帯

番組全体の平均視聴率は関東地区で14.0%だった。

瞬間最高視聴率は24日 20:52のナインティナインの矢部浩之が100キロマラソンをゴールインしたシーンで29.8%だった(関東地区)。

コーナー別視聴率(下記参照・関東地区)

視聴率 集計時間 コーナー名
12.0% 23日 18:30 - 19:00 グランドオープニング
18.1% 23日 19:00 - 21:30 とんねるずのみなさんのおかげでした とんねるずVSめちゃイケモジモジくん大激突SP
18.9% 23日 21:30 - 23:45 ホンマでっか!?人生相談 初生SP!
15.6% 23日 23:45 - 翌0:30 すぽると! 美女アスリート合コンSP
12.5% 24日 0:30 - 2:30 さんま・中居の今夜も眠れない
07.3% 24日 2:30 - 4:30 真夜中の恋の若騒ぎ
06.4% 24日 4:30 - 5:00 復活!!殿様のフェロモン2011 アナログ最後のハケ水車SP
06.6% 24日 5:00 - 6:00 復活!!殿様のフェロモン2011 アナログ最後のハケ水車SP〜高橋真麻の歌う番組予報〜2011F1第10戦・ドイツGP予選
11.1% 24日 6:00 - 7:30 FNS歌へた自慢
13.1% 24日 7:30 - 8:30 めざましテレビSP
14.4% 24日 8:30 - 10:00 FNS歌へた自慢
13.3% 24日 10:00 - 11:15 めちゃ2ペケ×ポン 川柳助っ人SP
14.1% 24日 11:15 - 12:45 笑っていいとも!増刊号生SP
13.4% 24日 12:45 - 14:45 SMAP デジタルライブ〜クイズ!ヘキサゴンII クイズパレード!! レディースガチ対決SP
13.5% 24日 14:45 - 16:45 爆笑!大日本めちゃ2アカン警察 アカン刑事SP〜競馬中継
14.6% 24日 16:45 - 18:30 ネプキッズリーグ 世界の超人キッズ大集合SP
19.8% 24日 18:30 - 20:54 出張BISTRO SMAP〜サザエさん〜2011 FNS歌へた〜復興笑顔劇場in宮城〜グランドフィナーレ

番組テーマソング

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スタッフ

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[FNSの日 制作実行委員会]

〈フジテレビ技術〉

    • 技術プロデューサー:勝村信之、中村有吾、松本英士
    • TD・SW:藤本敏行、石田智男、横山政照、和田篤、河西純、藤本伸一、小林光行、村川正晃、大嶋徹、先崎聡、障子川雅則、佐々木信一、小川利行、西川明音
    • カメラ:長瀬正人、前田正道、辻稔、大山浩文、秋山勇人、宮本直也、樋地秀雄、小出豊、遠藤俊洋、木下鉄也、村野哲也、白石峰郎、西村孝廣、小川経一
    • 映像:斎藤雄一、小川栄治、石井利幸、田畑司、東海林学、高木稔、高橋正直、瀧本恵司、北村智宏、山下悠介、吉田崇、中井章晴、田中昭博、原啓教、竹内貴志、末永丈士
    • 音声:高橋幸則、鈴木岳登、松本政利、森田篤、元山拓巳、本間祥吾、奈良岡純一、河野弘幸、小清水健治、近藤崇宏、左口満寿、鈴木洋介、片山勇、高橋敬、斎藤由佳、佐藤博隆
    • 照明:安藤雄郎、小林敦洋、小田原敬、本沢啓史、藤井梅雄、佐藤博樹、嶺岸一彦、根本進、中村英二、堀江泰輔、八木原伸治、岩村信夫、川田敦史、植松晃一、三好裕治
    • 音響:大島啓光
    • 放送部:山下健児、横田将
    • 回線:小西孝英、吉村理希

〈マラソン中継〉

    • TD:梅川修一、伊澤明男、佐々木肇、島田靖久、古俣智則
    • SW:岩沢忠夫、坂本淳一
    • カメラ:藤江雅和、吉川和彦、細野太郎、松井光太郎
    • VE:橋本靖、福田立基、平洋太、松本賢二、鈴木貴裕、澤田将人、高木浩司
    • 音声:山田公次郎、竹下博英、福田暁史、藤田勝己、古橋淳二、佐藤博隆、大関満朗
    • 照明:堀田耕二、穴田健二

〈東北中継〉

    • TD:菅野恒雄、菊池謙、田原健二
    • カメラ:小林知司、瀬田学、若林茂人、高橋智明(OX
    • VE:山田享、佐久間英樹(FTV)、古川毅、白波孝大
    • 音声:澤津地武志、松尾浩司、小幡一網
    • 照明:宗像徹馬、浅沼弘二、小林直貴
      • フジテレビ・オール技術スタッフ

〈フジテレビ美術〉

関連番組

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  • FNS27時間テレビ 全国行脚SP - 7月19日 19:00 - 20:54(『カスペ!』枠・テレビ大分を除く)
  • FNS27時間テレビ2011 直前SP - 7月23日 13:00 - 15:00(東海テレビ関西テレビは15:00 - 17:00に時差ネット。富山テレビ高知さんさんテレビでは未ネット) - 上記番組を再編集した物を放送。
  • デカパン - 7月18日 - 21日深夜5分枠(フジテレビ・一部ネット局のみ) - マツコ・デラックスとナインティナインによる事前番組。

脚注

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注釈

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  1. ^ フジテレビはテレビアニメ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の製作局であった。
  2. ^ 当日西武ドームで実施のAKB48コンサートの関係上。なお、秋元は2012年3月で『いいとも!』レギュラーを卒業したため、27時間テレビのいいともSPに参加することは一度もなかった。
  3. ^ THE MANZAI』については、実行・審査委員長を務める予定となっていた紳助が1か月後の8月23日に芸能界引退を表明したため、紳助が務める予定だった審査委員長は空席とし、新たに最高顧問としてビートたけしを迎えることとなった(現在も継続)。
  4. ^ 余談だが、この時岡村は「テレビで泣いたらさんまさんに怒られるんです」と言って笑いを誘っていた。

出典

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外部リンク

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フジテレビ系列 FNS27時間テレビ
前番組 番組名 次番組
FNS27時間テレビ
めちゃ2デジッてるッ!
笑顔になれなきゃ
テレビじゃないじゃ〜ん!!
(2011年)