FIBA殿堂(FIBAでんどう、FIBA Hall of Fame)は、国際バスケットボール連盟(FIBA)がバスケットボール界の発展及び普及に貢献した選手を称えるために設置した施設である。

1991年スペインマドリード州アルコベンダスに設置。2007年より殿堂表彰を開始し、以降は2009年、2010年、2013年、2015年、2016年、2017年[1]、2019年と行われている[2]

殿堂入り人物

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バスケットボール殿堂にも表彰されている者

チーム

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プレイヤー

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男子

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表彰者 国籍 P. 脚注
2007
アレクサンドル・ベロフ   ソビエト連邦
  ロシア
C
[3]
2007
セルゲイ・ベロフ   ソビエト連邦
  ロシア
SG
2007
エミリアーノ・ロドリゲス   スペイン
SF
2007
ビル・ラッセル   アメリカ合衆国
C
2007
Radivoj Korać   ユーゴスラビア連邦共和国
  セルビア
PF
2007
クレシミール・チョーシチ英語版   ユーゴスラビア連邦共和国
  クロアチア
C
2007
テオフィロ・クルス英語版   プエルトリコ
C
2007
ドラゼン・ダリパジッチ   ユーゴスラビア連邦共和国
  セルビア
SF
[4]
2007
Ivo Daneu   ユーゴスラビア連邦共和国
  スロベニア
PG
2007
ミルザ・デリバシッチ   ユーゴスラビア連邦共和国
  ボスニア・ヘルツェゴビナ
SG
2007
オスカー・ファーロン英語版   アルゼンチン
C
2007
ニコス・ガリス   ギリシャ
  アメリカ合衆国
SG
[5]
2007
フェルナンド・マルティン英語版   スペイン
C/PF
2007
ピエルルイジ・マルゾラティ   イタリア
PG
2007
Amaury Pasos   ブラジル
PF
2007
ドラゼン・ペトロビッチ   ユーゴスラビア連邦共和国
  クロアチア
SG/PG
2009
Bira Maciel   ブラジル
PF/C
2009
リカルド・ゴンザレス英語版   アルゼンチン
SG
2009
オスカー・ロバートソン   アメリカ合衆国
PG
2010
Dragan Kićanović   ユーゴスラビア連邦共和国
  セルビア
SG
[6]
2010
ブラデ・ディバッツ   ユーゴスラビア連邦共和国
  セルビア
C
2010
アルヴィーダス・サボニス   ソビエト連邦
  リトアニア
C
2010
オスカー・シュミット   ブラジル
SG/SF
2013
デビッド・ロビンソン   アメリカ合衆国
C
2013
Zoran Slavnić   ユーゴスラビア連邦共和国
  セルビア
PG
2013
アンドリュー・ゲイズ英語版   オーストラリア
SG
2013
ジーン・ジャックス・コンセイソン英語版   アンゴラ
  ポルトガル
PF
2015
ルペルト・エレーラ・タビオ英語版   キューバ
SG/SF
2015
マイケル・ジョーダン   アメリカ合衆国
SG/SF
2015
シャルーナス・マルチュリョニス   ソビエト連邦
  リトアニア
SG
2015
アントワン・リゴドー   フランス
PG/SG
2015
ウラジーミル・トカチェンコ英語版   ソビエト連邦
  ロシア
C
2016
パナギオティス・ファソウラス英語版   ギリシャ
C
[7]
2016
アキーム・オラジュワン   ナイジェリア
  アメリカ合衆国
C
2016
フアン・アントニオ・サン・エピファニオ英語版   スペイン
SF
2017
ミキ・ベルコビッチ   イスラエル
SG
2017
ペロ・キャメロン   ニュージーランド
PF/C
2017
Valdis Valters   ソビエト連邦
  ラトビア
PG
2017
トニー・クーコッチ   ユーゴスラビア連邦共和国
  クロアチア
SF/PF
2017
シャキール・オニール   アメリカ合衆国
C
2019
Atanas Golomeev   ブルガリア
C
[8]
2019
アロンゾ・モーニング   アメリカ合衆国
C
[8]
2019
ファブリシオ・オベルト   アルゼンチン
C
[8]
2019
ホセ・オルティス   プエルトリコ
C
[8]
2019
Mohsen Medhat Warda   エジプト [8]
2019
Jiří Zídek Sr.   チェコ
C
[9]
2020
Mieczysław Łopatka   ポーランド
SF
2020
スティーブ・ナッシュ   カナダ
PG
2020
モデスタス・パウラウスカス英語版   ソビエト連邦
  リトアニア
SF
2020
佐古賢一   日本
PG
2020
アレクサンドル・ボルコフ   ソビエト連邦
  ウクライナ
PF
2020
Jure Zdovc   ユーゴスラビア連邦共和国
  スロベニア
PG
2021
マチュー・ファイ英語版   セネガル
2021
Panagiotis Giannakis   ギリシャ
PG / SG
2021
Stanislav Kropilák   チェコ
F/C
2021
Oscar Moglia   ウルグアイ
SF
2021
デトレフ・シュレンプ   ドイツ
SF/PF
2021
Sergei Tarakanov   ソビエト連邦
  ロシア
SF/PF
2023
アンジェロ・ビクトリアーノ英語版   アンゴラ
C
2023
ソニー・ヘンドラワン   インドネシア
SF
2023
Wlamir Marques   ブラジル
SF
2023
ズラブ・サカンデリゼ英語版   ソビエト連邦
  ジョージア
PG/SG
2023
カルロス・ロイザガ   フィリピン
C
2023
姚明   中国
C

女子

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表彰者 国籍 P.
2007
Liliana Ronchetti   イタリア
SG
[3]
2007
Vanya Voynova   ブルガリア
C
2007
ウリャーナ・セミョーノヴァ英語版   ソビエト連邦
  ラトビア
C
2007
Hortência Marcari   ブラジル
SG
2007
アン・マイヤーズ   アメリカ合衆国
SG
2009
Jacky Chazalon   フランス
PG
2010
シェリル・ミラー   アメリカ合衆国
SF/PF
2010
Natalya Zasulskaya   ソビエト連邦
  ロシア
PF
2013
テレサ・エドワーズ   アメリカ合衆国
SG
2013
マリア・パウラ・シルバ英語版   ブラジル
PG
2015
アン・ドノバン   アメリカ合衆国
C
2016
ミシェル・ティムズ英語版   オーストラリア
PG
2017
Razija Mujanović   ユーゴスラビア連邦共和国
  ボスニア・ヘルツェゴビナ
C
2019
ジャネス・アルカイン   ブラジル
G
[8]
2019
マウゴジャータ・ディデック   ポーランド
C
[8]
2020
イザベル・フィジャカウスキー英語版   フランス
PF
2020
アーグネシュ・ネーメト英語版   ハンガリー
2020
朴信子朝鮮語版   韓国
2021
ハナ・ホラーコヴァー   チェコ
G
2021
ペンカ・ストヤノヴァ英語版   ブルガリア
2021
鄭海霞   中国
C
2022
リサ・レスリー   アメリカ合衆国
C
2022
ロビン・マーハー英語版   オーストラリア
SG
2022
カタリーナ・ポリーニ英語版   イタリア
PF/C
2022
ユルギタ・シュトレイミキーテ   リトアニア
SF
2022
Mame Maty Mbengue   セネガル
C
2023
大神雄子   日本
PG
2023
カトリーナ・マックレイン   アメリカ合衆国
PF
2023
アマヤ・バルデモロ英語版   スペイン
SF
2023
ペニー・テイラー   オーストラリア
SF

コーチ

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男子

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表彰者 国籍
2007
アントニオ・ディアス・ミゲル英語版   スペイン
[10]
2007
アレクサンダー・ゴメルスキー   ソビエト連邦
  ロシア
2007
ヘンリー・イーバ   アメリカ合衆国
2007
ウラジーミル・コンドラシン英語版   ソビエト連邦
  ロシア
2007
アレクサンダー・ニコリッチ   ユーゴスラビア連邦共和国
  ユーゴスラビア
2007
ジャンカルロ・プリモ英語版   イタリア
2007
ディーン・スミス   アメリカ合衆国
2007
Togo Renan Soares "Kanela"   ブラジル
2007
Ranko Žeravica   ユーゴスラビア連邦共和国
  セルビア
2009
ペドロ・フェランディス   スペイン
2009
ピート・ニューウェル   カナダ
  アメリカ合衆国
2010
Evgeny Gomelsky   ソビエト連邦
  ロシア
2010
リンゼイ・ゲイズ   オーストラリア
2010
Mirko Novosel   ユーゴスラビア連邦共和国
  クロアチア
2013
ジャック・ドナヒュー   アメリカ合衆国
  カナダ
2013
チェーザレ・ルビーニ   イタリア
2016
Jorge Canavesi   アルゼンチン
2017
ドゥシャン・イヴコヴィッチ   ユーゴスラビア連邦共和国
  セルビア
2019
Bogdan Tanjević   ユーゴスラビア連邦共和国
  モンテネグロ
[11]
2019
牟作雲   中国 [12]
2020
Svetislav Pešić   セルビア
2020
ルベン・マニャーノ   アルゼンチン
2021
チャック・デイリー   アメリカ合衆国
2021
トム・マーハー   オーストラリア
2021
エットレ・メッシーナ   イタリア

女子

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表彰者 国籍
2007
Lidia Alexeyeva   ソビエト連邦
  ロシア
[10]
2009
ケイ・ヨウ   アメリカ合衆国
2013
パット・サミット   アメリカ合衆国
2015
ヤン・スターリング   オーストラリア
2019
Natália Hejková   スロバキア [8]
2020
タラ・ヴァンダーヴァー   アメリカ合衆国

審判員

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表彰者 国籍
2007
Obrad Belošević   ユーゴスラビア連邦共和国
[13]
2007
Mario Hopenhaym   ウルグアイ
2007
Ervin Kassai   ハンガリー
2007
Vladimir Kostin   ソビエト連邦
  ロシア
2007
Allen Rae   カナダ
2007
Pietro Reverberi   イタリア
2007
Renato Righetto   ブラジル
2009
Artenik Arabadjian   ブルガリア
2009
Marcel Pfeuti   スイス
2010
ジム・ベイン   アメリカ合衆国
2010
Konstantinos Dimou   ギリシャ
2013
バレンティン・ラザロフ英語版   ブルガリア
2013
コスタス・リガス英語版   ギリシャ
2015
Robert Blanchard   フランス

功労者

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国内競技連盟

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1932年のFIBA設立メンバー8連盟。

表彰者
2007
  アルゼンチン連盟
[14]
2007
  チェコスロバキア連盟
2007
  ギリシャ連盟
2007
  イタリア連盟
2007
  ラトビア連盟
2007
  ポルトガル連盟
2007
  ルーマニア連盟
2007
  スイス連盟

個人

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表彰者 国籍
2007
Nebojša Popović   ユーゴスラビア連邦共和国
[15]
2007
Radomir Šaper   ユーゴスラビア連邦共和国
2007
ボリスラフ・スタンコビッチ英語版   ユーゴスラビア連邦共和国
  セルビア
2007
Anselmo López   スペイン
2007
Raimundo Saporta   スペイン
2007
ウィラード・N・グライム英語版   アメリカ合衆国
2007
エド・スタイツ英語版   アメリカ合衆国
2007
Decio Scuri   イタリア
2007
アントニオ・ドス・レイス・カルネイロ英語版   ブラジル
2007
ホセ・クラウディオ・ドス・レイス英語版   ブラジル
2007
Abdel Azim Ashry   エジプト
2007
アブデル・モネイム・ワハビー英語版   エジプト
2007
ニコライ・セマシコ英語版   ソビエト連邦
2007
Robert Busnel   フランス
2007
レナト・ウィリアム・ジョーンズ英語版   イギリス
2007
Turgut Atakol   トルコ
2007
マリアン・コズラウスキー英語版   ポーランド
2007
フェレンツ・ヘップ英語版   ハンガリー
2007
August Pitzl   オーストリア
2007
レオン・ブッファード英語版   スイス
2007
ジェームス・ネイスミス   カナダ
  アメリカ合衆国
2007
Eduardo Airaldi Rivarola   ペルー
2007
ディオニシオ・カルボ   フィリピン
2007
植田義巳   日本
2007
尹徳珠英語版   韓国
2009
Al Ramsay   オーストラリア
2009
ルイス・マルティン   アルゼンチン
2010
ジョージ・E・キリアン英語版   アメリカ合衆国
2010
エルネスト・セグラ・デ・ルナスペイン語版   スペイン
2010
ハンス・ヨアヒム・オットードイツ語版   ドイツ
2010
アブドゥライ・シェイェ・モローフランス語版   セネガル
2013
アルド・ヴィターレ   イタリア
2015
Noah Klieger   イスラエル
2016
フアン・アントニオ・サマランチ   スペイン
2016
デビッド・スターン   アメリカ合衆国

脚注

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  1. ^ Dream Team, Shaq and Kukoc headline 2017 Class of FIBA Hall of Fame Inductees.
  2. ^ Mourning, Arcain and Tanjevic among 11 top basketball personalities making up 2019 Class of FIBA Hall of Fame.
  3. ^ a b HALL OF FAMERS PLAYERS.
  4. ^ FIBA Hall of Fame - Drazen Dalipagic's profile”. halloffame.fiba.com. 2007年6月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年6月18日閲覧。
  5. ^ Nikos GALIS (2007 Class)”. FIBA.com. 18 May 2015時点のオリジナルよりアーカイブ。9 May 2015閲覧。
  6. ^ Dragan KIĆANOVIĆ (2010 Class)”. FIBA.com. 18 May 2015時点のオリジナルよりアーカイブ。9 May 2015閲覧。
  7. ^ Fasoulas Inducted to FIBA Hall of Fame”. The National Herald (12 June 2016). 13 June 2016閲覧。
  8. ^ a b c d e f g h Mourning, Arcain and Tanjevic among 11 top basketball personalities making up 2019 Class of FIBA Hall of Fame”. 2020年2月16日閲覧。
  9. ^ 2019 Class of FIBA Hall of Fame: Jiri Zidek”. 2021年7月20日閲覧。
  10. ^ a b HALL OF FAMERS COACHES.
  11. ^ 2019 Class of FIBA Hall of Fame: Bogdan Tanjevic”. 2021年7月20日閲覧。
  12. ^ 2019 Class of FIBA Hall of Fame: Mou Zuoyun”. 2021年7月20日閲覧。
  13. ^ HALL OF FAMERS OFFICIALS.
  14. ^ 8 Founding Federations.
  15. ^ HALL OF FAMERS CONTRIBUTORS.

関連項目

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外部リンク

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