EDE
EDE(Equinox Desktop Environment)は、軽量なデスクトップ環境で、Windows 9x系のグラフィカルユーザーインターフェースによく似た見た目を持っている。これはシンプルで高速であることを意味する。以前の1.xバージョンは、eFLTKと呼ばれる、手が加えられたFLTKに基づいていたが、後のバージョンでは純粋なFLTK 1.xをベースとしている[1]。
Equinox Desktop Environment 1.x | |
開発元 | Sanel Zukan, Vedran Ljubovic |
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初版 | 1.0 / 2003年1月6日 |
最新版 |
2.1
/ 2014年6月21日 |
プログラミング 言語 | C++ (FLTK) |
対応OS | Unix系 |
種別 | デスクトップ環境 |
ライセンス |
GPL (EDE) LGPL (edelib)[1] |
公式サイト |
edeproject |
歴史
編集Equinox(後に"Equinox Desktop Environment"と改称)は、オープンソースのX Window Systemのデスクトッププロジェクトで、2000年にMartin Pekarによって始められた。2002年9月にプロジェクトはSourceForgeに移っている[2]が、これは主にSourceForgeがSubversionをVCSとして提供しており、コンパイル環境を持つため、FLTKを他のプラットフォームでテストとすることができたからである。
EDE 2
編集EDE2では、eFLTKはFLTK 1.xとedelibと呼ばれるEDE独自のライブラリによって置き換えられた[3]。edelibは、ウィンドウの作成、プログラムの設定の保存、D-Busを経由したコミュニケーション、アイコンテーマのロードなどの機能を持っている[4]。EDE 2はFreeDesktop.orgのガイドラインに従っている[3]。
可用性
編集EDEは、MINIX 3でオプションのパッケージとして利用可能[5]。
また、Linuxディストリビューションにおいては、Arch Linux[6] やSlackwareでもパッケージが利用可能である[7]が、KDE、GNOME、Xfceのような他のデスクトップ環境と同様なほど一般的ではない。
脚注
編集出典
編集- ^ a b “About EDE project”. 20 May 2012閲覧。
- ^ “Migration to SourceForge”. 15 Jul 2012閲覧。
- ^ a b “EDE news archive”. 20 May 2012閲覧。
- ^ “edelib development HowTo”. 5 January 2009時点のオリジナルよりアーカイブ。26 October 2008閲覧。
- ^ “Minix 3 Window Managers”. 14 April 2012時点のオリジナルよりアーカイブ。3 August 2012閲覧。
- ^ “Arch Linux packages available”. 21 December 2012閲覧。
- ^ “EDE Slackbuild”. 26 November 2013閲覧。