Bugzilla
Bugzilla(バグジラ)は、Mozilla Foundationが開発、使用してきたウェブベースのバグ管理システム。元々Netscape社が社内で使ってきたシステムであったが、後に公開。極めて初期のバージョンはTclで記述されていたが、オープンソースプロジェクトになってからのソースコードは、Perlで記述されている。現在では、オープンソース、プロプライエタリ問わず、数百のプロジェクトでバグ管理ツールとして選択されている。
MozillaのBugzillaスクリーンショット | |
開発元 | Mozilla Foundation |
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初版 | 1998年9月18日[1] |
最新版 | 5.2[2] - 2024年9月3日 |
最新評価版 | 5.1.2 - 2018年2月16日[3] [±] |
リポジトリ | |
プログラミング 言語 | Perl |
対応OS | クロスプラットフォーム |
サポート状況 | 開発中 |
種別 | バグ管理システム |
ライセンス | MPL |
公式サイト |
www |
Bugzillaでのバグはソフトウェアに対する問題点、要望、議論などのすべてを表し、機能拡張リクエストにも利用される。
NetscapeがNetscape Webブラウザのソースコードを公開する際にmozilla.orgで使うツールとしてTinderbox、Bonsaiと共に公開されたものが現在のBugzillaの原型である。
機能
編集プロジェクト
編集開始に当たって、プロジェクトに応じたさまざまな属性を設定できる。これにより、カテゴリ、コンポーネント別にバグを整理でき、また、非常に多様な問題に対応できる。
登録
編集バグを登録する際に、そのバグにまつわるさまざまな要素を付加することができる。また、登録作業軽減のためのヘルパーも用意され、これにより、初心者でも簡単にバグを登録できる。
バグに関する議論
編集問題点一つに対して、一つのバグを発行し、それについて議論しあう仕組みを持っている。それらを貫くために各種キーワードを登録することもでき、これにより、関連するバグを見つけやすくすることが出来る。相互に依存するバグを登録することで、問題解決に必要な要素を分割して、作業を軽減することが出来る。
バグの検索
編集Bugzillaは、標準でバグをカテゴリ別、ステータス別、登録者別に検索する機能を持っており、これによって、大量のバグの中から、該当するバグを見つけることが出来る。
要件
編集Bugzillaを利用するにあたって必要なソフトウェアは、以下の通りである。
- 対応するデータベースサーバ(MySQL、PostgreSQL または Oracle)。要求されるバージョンはbugzillaのバージョンにより異なる
- 適切なPerl5
- 各種Perlモジュール
- Apacheのような対応するウェブサーバ(CGIが動くウェブサーバであれば使える)
- Sendmail、qmail、Postfix、あるいはEximといった適切なメール転送エージェント
出典
編集- ^ “Bugzilla 15th anniversary”. 2013年9月16日閲覧。
- ^ "5.2"; 閲覧日: 2024年11月6日; 出版日: 2024年9月3日.
- ^ “[ 2018 Feb 16 ] Release of Bugzilla 5.1.2, 5.0.4, and 4.4.13” (2018年2月16日). 2018年2月17日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 公式ウェブサイト
- Bugzilla (@bugzilla) - X(旧Twitter)
- 日本Bugzillaユーザグループ
- Bugzilla-ja - MDC
- Open Directory - Bug Tracking Software
- Bugzilla Installation List Tops 400