BlackBerry 8707h
BlackBerry 8707h(ブラックベリー 8707h)は、カナダのリサーチ・イン・モーション (RIM) 製のBlackBerryシリーズのスマートフォンである。日本のほか、アメリカ、ヨーロッパ、アジア、豪州と世界中で発売されている。
キャリア | NTTドコモ |
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製造 | リサーチ・イン・モーション |
発売日 | 2006年度2006年9月23日 |
概要 | |
OS | BlackBerry OS(Ver.4.2) |
音声通信方式 | W-CDMA |
データ通信方式 | 3G:W-CDMA 2G:GPRS |
形状 | ストレート QWERTYキーボード トラックホイール |
サイズ | 110 × 69.5 × 19.5 mm |
質量 | 133 g |
連続通話時間 | 3G:165分 GSM:300分 |
連続待受時間 | 400時間 |
外部メモリ | なし |
赤外線通信機能 | なし |
Bluetooth | あり(Bluetooth 2.0) |
放送受信機能 | 非対応 |
メインディスプレイ | |
方式 | 透過型TFT液晶 |
解像度 | 320×240ドット (QVGA) |
サイズ | - |
表示色数 | 約65000色 |
サブディスプレイ | |
なし | |
メインカメラ | |
なし | |
サブカメラ | |
なし | |
カラーバリエーション | |
フェニックスブルー | |
■テンプレート / ■ノート ■ウィキプロジェクト |
→BlackBerryサービス全般については、BlackBerryを参照
概要
編集2006年に、BlackBerryでは初のW-CDMA対応機8707シリーズが、リサーチ・イン・モーションからリリースされたため、同年9月に、初めて日本でNTTドコモのFOMA回線で利用可能となり、日本で初めてBlackBerry Enterprise Service (BES) と共に発売されたBlackBerry端末である。発売当初はOS自体が日本語に対応しておらず、表示言語、入力言語ともに英語(カナダ製のため)となっていたため、NTTドコモUSAのnamiメールという日本語用メールアプリなどが利用されていた。、2007年7月に 日本語の表示および入力機能を備えたOSバージョン4.2.2がリリースされ、OSを入れなおすことで、日本語の入力が可能となった。2008年8月には個人でもプッシュ型のメールやメッセンジャーやネットサーフィン、その他アプリケーションが利用可能なBlackBerry Internet Service (BIS) も開始され、9月にはBES、BIS共に利用可能なBlackBerry Dual Serviceに対応した。
仕様(テンプレート以外)
編集機能
編集- Eメール
- POP3・IMAP4・Exchange Server・Notes等のメールサーバに対応。メールの着信はプッシュ型電子メールとなる。Microsoft Officeファイル・PDF・画像ファイル(GIF・JPEG・PNG)・TXT・ZIPの閲覧が可能。vCardが添付についている場合、vCardデータがアドレス帳に追加可能。
- WebメールもPush発着信可能(Gmail・Yahoo!メール・Hotmail・Livedoor Mail etc)
- インスタントメッセンジャー
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- 1対1 1対n人(BlackBerryメッセンジャーの場合)でのメッセンジャー 着信するとバイブレーションや着信音で通知される。
- BIS・BES共通メッセンジャー
- BlackBerryメッセンジャー
- BlackBerry同士複数人でメッセージの送受信が可能。裏でメールやPINメッセンジャーが動いている。
- PINメッセンジャー
- BlackBerryのPINを使ったメッセージのやり取り
- BES限定メッセンジャー
- Microsoft Office Communicator and Live Communications Server
- IBM Lotus Sametime
- NovellGroupWise Messenger
- BIS限定メッセンジャー
- 通話
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- 国内ではNTTドコモのFOMA2GHzエリアでの通話が可能(プラスエリア非対応)
- 海外ではNTTドコモ(国際ローミング(World Wing))対応
- SMS
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- SMSは国内ではNTTドコモのFOMA2GHzエリアでの利用が可能(プラスエリア非対応)
- 海外ではNTTドコモ(国際ローミング(World Wing))対応 国際SMS利用可能
- PIM&カレンダー
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- スケジュール・アドレス帳・ToDo・メモ帳・BlackBerryカレンダ
- BESはMicrosoft Exchange Server、Lotus NotesのPIM機能と
- BISはGoogleカレンダーとリモート同期
- デスクトップソフトウェアを介しUSBでOutlookやLotus Notes等PCのオーガナイザーとの同期が図れる。(詳細次章参照)
- ブラウザ
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- BlackBerryブラウザ(BES用ブラウザ)
- Internetブラウザ(BIS用ブラウザ)
- (iモード非対応)その他Opera Mini等利用可能
- 地図機能
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- Google Maps・BlackBerry Map等 乗り換え案内 GPS連携等
主な付属品
編集- ACアダプタ(トラベルチャージャー)
- USBケーブル
- 電池パック
- イヤホンマイク
- キャリングケース
保守
編集メーカーブランド端末あんしんサービスがうけられる。そのため、3年間は故障修理無料、破損の場合(全損、水没などを除く。)も修理代金が税別5,000円以内となる。 その他に、ドコモ・スマートフォン・ケアによる、電話での操作・設定方法等のサポートを行っている。
歴史
編集- 2006年6月28日 RBD52UWのテュフ・ラインランド・ジャパン(TUV)による技術基準適合証明の工事設計認証(工事設計認証番号005XYAA0018、005NYDA0070)
- 2006年7月25日 RBD52UWのTUVによる技術基準適合認定の設計認証(設計認証番号A06-0066005)
- 2006年9月26日 法人向けに販売開始。
- 2007年7月 日本語の表示および入力機能を備えたOSバージョン4.2.2がリリースされ、日本語環境で利用が可能となった。
- 2008年8月1日 個人向けにBlackBerry Internet ServiceもNTTドコモより販売が開始された[3]。
- 2008年9月1日 BlackBerry Dual Service開始。あわせてBlackBerryデータ通信パック開始。
関連項目
編集注記
編集- ^ 8707h仕様(NTTドコモ)
- ^ 8707hソフトウェアダウンロード(同上)
- ^ ブラックベリーインターネットサービス(同上)
外部リンク
編集- BlackBerry 8707h リサーチ・イン・モーション・ジャパン