Billboard Japan Hot Animation

Billboard Japan Hot Animation（ビルボード・ジャパン・ホット・アニメーション）は、Billboard JAPANによって発表されている日本の音楽チャートである。Billboard Japan Hot 100総合楽曲チャートからテレビアニメ・アニメーション映画のタイアップ楽曲と、アニメ声優による楽曲を抽出し順位化した、Billboardチャートでは世界初のアニメソングチャートである^[1]^[2]。

歴史

Billboard JAPANチャートを音楽マーケットをより反映したチャートにリニューアルする目的で、2010年12月に洋楽楽曲チャート「Digital & Airplay Overseas」とともに提供が開始された。最初に首位を獲得したのは、2010年12月6日付けの寿美菜子の「Startline」であった^[2]。

首位獲得作品

年間

年度	曲	アーティスト	タイアップ	出典
2011年	「T.W.L」	関ジャニ∞	テレビアニメ『クレヨンしんちゃん』オープニングテーマ	^[3]
2012年	「生きてる生きてく」	福山雅治	映画『ドラえもんのび太と奇跡の島〜アニマルアドベンチャー〜』主題歌	^[4]
2013年	「紅蓮の弓矢」	Linked Horizon	テレビアニメ『進撃の巨人』オープニング	^[5]
2014年	「Let It Go〜ありのままで〜」	松たか子	映画『アナと雪の女王』主題歌	^[6]
2015年	「シュガーソングとビターステップ」	UNISON SQUARE GARDEN	テレビアニメ『血界戦線』エンディングテーマ	^[7]
2016年	「前前前世」	RADWIMPS	映画『君の名は。』主題歌	^[8]
2017年	「打上花火」	DAOKO×米津玄師	映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』主題歌	^[9]
2018年	「打上花火」	DAOKO×米津玄師	映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』主題歌	^[9]
2019年	「ハルノヒ」	あいみょん	映画『クレヨンしんちゃん新婚旅行ハリケーン〜失われたひろし〜』主題歌	^[10]
2020年	「紅蓮華」	LiSA	テレビアニメ『鬼滅の刃』オープニングテーマ	^[11]
2021年	「炎」	LiSA	映画『劇場版鬼滅の刃無限列車編』主題歌	^[12]
2022年	「残響散歌」	Aimer	テレビアニメ『鬼滅の刃』遊郭編オープニングテーマ	^[13]
2023年	「アイドル」	YOASOBI	テレビアニメ『【推しの子】』オープニングテーマ	^[14]
2024年	「Bling-Bang-Bang-Born」	Creepy Nuts	テレビアニメ『マッシュル-MASHLE- 神覚者候補選抜試験編』オープニングテーマ	^[15]

記録

連続首位記録
週	曲	アーティスト	年	出典
24	「Bling-Bang-Bang-Born」	Creepy Nuts	2024年	^[15]
21	「KICK BACK」	米津玄師	2022年 - 2023年
21	「アイドル」	YOASOBI	2023年
16	「紅蓮華」	LiSA	2020年	^[11]
15	「ミックスナッツ」	Official髭男dism	2022年	^[13]
14	「怪物」	YOASOBI	2021年	^[12]
14	「ライラック」	Mrs. GREEN APPLE	2024年	^[15]
11	「打上花火」	DAOKO×米津玄師	2017年	^[9]
9	「炎」	LiSA	2020年 - 2021年	^[16]
9	「新時代」	Ado	2022年	^[16]

通算首位記録
週	曲	アーティスト	年	出典
39	「紅蓮華」	LiSA	2019年 - 2020年	^[17]
37	「アイドル」	YOASOBI	2023年 - 2024年	^[17]
21	「KICK BACK」	米津玄師	2022年 - 2023年	^[15]
18	「打上花火」	DAOKO×米津玄師	2017年 - 2018年	^[18]^[19]
17	「前前前世」	RADWIMPS	2016年 - 2017年
17	「炎」	LiSA	2020年 - 2021年	^[20]^[21]
16	「ライラック」	Mrs. GREEN APPLE	2024年	^[22]
15	「怪物」	YOASOBI	2021年	^[23]
	「Cry Baby」	Official髭男dism	2021年	^[24]
	「残響散歌」	Aimer	2022年	^[25]
	「ミックスナッツ」	Official髭男dism	2022年	^[13]

出典

^ “About charts”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク,プランテック,Prometheus Global Media) 2017年10月5日閲覧。
^ ^a ^b 『ビルボードジャパン新チャート提供開始のお知らせ』（プレスリリース）阪神コンテンツリンク、2010年12月1日。オリジナルの2017年10月5日時点におけるアーカイブ。2017年10月5日閲覧。
^ “Hot Animation 2011年年間チャート”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク,プランテック,Prometheus Global Media (2011年). 2017年10月5日閲覧。
^ “Hot Animation 2012年年間チャート”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク,プランテック,Prometheus Global Media (2012年). 2017年10月5日閲覧。
^ “Hot Animation 2013年年間チャート”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク,プランテック,Prometheus Global Media (2013年). 2017年10月5日閲覧。
^ “Hot Animation 2014年年間チャート”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク,プランテック,Prometheus Global Media (2014年). 2017年10月5日閲覧。
^ “Hot Animation 2015年年間チャート”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク,プランテック,Prometheus Global Media (2015年). 2017年10月5日閲覧。
^ “Hot Animation 2016年年間チャート”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク,プランテック,Prometheus Global Media (2016年). 2017年10月5日閲覧。
^ ^a ^b “【ビルボード年間Hot Animation】DAOKO×米津「打上花火」が上半期のアノ曲を抑え首位”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク,プランテック,Prometheus Global Media). (2018年12月7日) 2024年12月21日閲覧。
^ “【ビルボード 2019年間 Hot Animation】あいみょん『クレヨンしんちゃん』主題歌が首位、リリースから2年経過の「打上花火」が2位”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク,プランテック,Prometheus Global Media). (2019年12月6日) 2019年12月9日閲覧。
^ ^a ^b “【ビルボード 2020年年間HOT Animation】人気止まらぬ『鬼滅の刃』 LiSA「紅蓮華」が堂々1位”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク). (2020年12月4日) 2020年12月6日閲覧。
^ ^a ^b Mariko Ikitake (2021年12月10日). “【ビルボード 2021年年間HOT Animation】LiSA×『鬼滅の刃』強し、「炎」が堂々1位”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク) 2020年12月10日閲覧。
^ ^a ^b ^c Maiko Murata (2022年12月9日). “【ビルボード 2022年年間Hot Animation】Aimer「残響散歌」がヒゲダン/Ado破り首位今年も『鬼滅の刃』主題歌が制す”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク) 2022年12月10日閲覧。
^ Maiko Murata (2023年12月8日). “【ビルボード 2023年年間Hot Animation】2位とは2倍以上のポイント差、アニメ『【推しの子】』OPのYOASOBI「アイドル」が圧倒的成績で年間制す”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク) 2023年12月9日閲覧。
^ ^a ^b ^c ^d Haruki Saito (2024年12月6日). “【ビルボード 2024年年間Hot Animation】史上初“24連覇”達成、Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」が年間制す”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク) 2024年12月21日閲覧。
^ “【ビルボード】Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」、LiSA「炎」&Ado「新時代」と並ぶアニメ9連覇”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク). (2024年3月27日) 2024年3月29日閲覧。
^ “【ビルボード】YOASOBI「アイドル」が通算37度目アニメ首位 Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」2位へジャンプアップ”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク). (2024年1月24日) 2024年12月21日閲覧。
^ “【ビルボード】DAOKO×米津「打上花火」がアニメ・チャート通算17回目の首位地上波初放送で『君の名は。』楽曲が続々チャート・イン”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク). (2018年1月10日) 2024年12月21日閲覧。
^ “【ビルボード】DAOKO×米津「打上花火」がアニメ・チャート26週ぶり首位、ロングヒット曲が続々と浮上”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク). (2018年7月11日) 2024年12月21日閲覧。
^ “【ビルボード】LiSA「炎」2週連続、16度目のアニメ首位”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク). (2021年2月17日) 2024年12月21日閲覧。
^ “【ビルボード】LiSA「炎」が3週ぶりにアニメトップ、優里「インフィニティ」が上昇”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク). (2021年3月10日) 2024年12月21日閲覧。
^ “【ビルボード】Mrs. GREEN APPLE「ライラック」通算16週目のアニメチャート首位獲得”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク). (2024年12月18日) 2024年12月21日閲覧。
^ “【ビルボード】YOASOBI「怪物」アニメ1位に返り咲き”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク). (2024年12月18日) 2024年12月21日閲覧。
^ “Billboard JAPAN Hot Animation（12/8公開）、Official髭男dism「Cry Baby」再びトップに King Gnu「BOY」が最高位2位 | Musicman”. 音楽業界総合情報サイト | Musicman. 2022年1月3日閲覧。
^ “【ビルボード】Aimer「残響散歌」5週連続アニメ首位、『SPY×FAMILY』星野源は2位デビュー”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク). (2022年4月13日) 2022年6月28日閲覧。

外部リンク