BeBox
(BeBOXから転送)
BeBox は、Be社が製造していたデュアルプロセッサのパーソナルコンピュータである。同社のオペレーティングシステムである BeOS が搭載されていたが、短命に終わった。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/a/a4/Samsung_SyncMaster_191T_and_BeBox_20081114.jpg/220px-Samsung_SyncMaster_191T_and_BeBox_20081114.jpg)
BeBox が登場したのは1995年10月 (BeBox Dual603-66) で、1996年8月には 133MHz にアップグレード (BeBox Dual603e-133) した。しかし、Macintosh に BeOS を移植したBe社はソフトウェア専門に転換し、1996年末に BeBox は製造中止となった。販売総数は、66MHz が約1000台、133MHz が約800台である。
ハードウェア仕様
編集初期のプロトタイプには、AT&T の Hobbit プロセッサが2基と、AT&T 9308S DSP が3基搭載されていた。
以下は量産モデルのスペックである。
筐体の前面には CPU の動作状況を示す、左右にそれぞれ1列のLEDがあり、背面には各種の実験に利用できる GeekPort を備えている。