Be Incorporated(ビー・インコーポレイテッド)は、かつて存在したコンピュータハードウェア及びソフトウェア製造企業。BeBox, BeOSを開発販売していた。

Be Inc.
その後 解散
設立 1990年
解散 2001年11月15日 (23年前) (2001-11-15)
本社 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
カリフォルニア州メンローパーク
主要人物
ジャン=ルイ・ガセー, スティーブ・サコマン (創業者)
製品 BeOS, BeBox, BeIA
ウェブサイト beincorporated.com - ウェイバックマシン(2002年3月29日アーカイブ分)

Apple Computerで技術担当副社長を務めたジャン=ルイ・ガセーが、Newtonの開発に携わっていたスティーブ・サコマンらアップル時代のスタッフと共に設立した会社。

Newtonで搭載する予定であった、AT&Tの開発によるCPUHobbit」を複数個使用したプラットフォームを開発し、オペレーティングシステムもBeOSとして新たに開発し、旧来からのしがらみを断ち切ったパフォーマンスの高いパーソナルコンピュータを目指した。BeBoxとして発表したデスクトップコンピュータはIBMMotorolaPowerPC 603eを2つ搭載したものとなった。

しかし、販売は振るわず、ほどなくハードウェア販売を止め、BeOSのみ販売するソフトウェア会社となる[1]。同様な経営戦略をとっていたNeXT社と次期Mac OSへの採用で競合したが、結局アップルはNEXTSTEPを採用したことにより、敗北する。

最終的にパーム社に資産が譲渡された。

脚注

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  1. ^ 米Be社、ハードウェア事業より撤退”. PC Watch (1997年1月31日). 2012年8月20日閲覧。