Bリーグ中継 (NHK)
B.LEAGUE中継(ビーリーグちゅうけい)は、日本放送協会(NHK)によるB.LEAGUEの試合を扱ったスポーツ中継番組である。
概要
編集NHKでは旧日本リーグ時代より男子バスケットボールトップリーグの実況中継を行っていた実績があり、2016年のB.LEAGUE発足時に放映権契約を締結し[1]、以来毎年中継を行っている。初年度開幕戦となった9月22日のアルバルク東京 vs 琉球ゴールデンキングスをNHK BS1(現NHK BS)で生中継。BSではB1レギュラーシーズン月3試合程度注目カードを生中継、加えてオールスターゲームやチャンピオンシップのセミファイナル第2戦以降とファイナルも生中継している。2019年のファイナルは総合テレビで初めて生中継された[2]。2024年10月6日の千葉ジェッツ vs 宇都宮ブレックスは、Bリーグレギュラーシーズンとしては初めて総合テレビで全国生中継[3]
加えてB.LEAGUEクラブ所在地の各地域放送局では対戦チームのホームタウン向けに適宜ローカル中継を実施している。この場合、広島放送局のように、スコア表示をNHKのものに全面的に差し替えず、B.LEAGUE公式映像のものをそのまま使用し、選手名などの別途表示で対応している事例もある[注 1][注 2]。NHK BSの中継では公式映像のスコア表示と併用するか(この場合NHK独自のテロップの表示方法は広島放送局などの中継に類似)、総合テレビの全国中継と同様に全面的にNHKのスコア表示を使用するかが随時異なる。
2024年10月12日の越谷アルファーズ vs 琉球ゴールデンキングスは初のラジオ中継としてさいたま放送局のFMにて中継された[3]。
また、NHKは天皇杯・皇后杯の放送権も持っており、それぞれ準決勝をBS、決勝をEテレで生中継している。
大相撲の本場所開催会場でもある大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)・愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)で開催される試合の中継については、「企業名などを除いた施設名が定着している場合には、企業名などを除いた名称を使うこともある」扱いで放送法83条を厳格に適用し正式名称で案内する大相撲中継と異なり[注 3]、「繰り返しを避けて抑制的に用いる」基準で命名権名称で案内している他会場からの中継と扱いを合わせて、命名権名称で案内することがある。
解説者
編集担当アナウンサー
編集脚注
編集注釈
編集- ^ 拠点局以外(岡山放送局など)のJリーグ中継で公式映像のスコア表示を流用する場合、2022年時点だと厳密には放送法83条に抵触する『明治安田』のロゴが不可抗力として表示されるため「看板類の映り込み」に準じた扱いとしているが、Bリーグの公式映像には通常時はスポンサーロゴが入っていないため、NHKで流用しても83条に抵触せずに済む。ただしチャンピオンシップでは、スポンサードしている『日本生命』の企業名がスコア表示に含まれるため、テロップ流用時はJリーグ公式映像と同情「看板類の映り込み」に準じた使いで処理している。
- ^ 広島県では民放各局(中国放送・広島テレビ放送・広島ホームテレビ・テレビ新広島)が中継する場合も、実況は各社独自に行うが、スコア表示は実況・解説のクレジットや選手名・ルール・順位などの補足表示を除いて基本的に公式映像のものをそのまま使用している(実況は民放各局は現地に放送席を設置するが、NHKは広島放送局スタジオからのオフチューブか現地かが随時異なる)。
- ^ 大相撲の本場所開催会場の場合、両国国技館と福岡国際センターが命名権を導入していないという事情もある。
出典記事
編集- ^ 『NHKとB.LEAGUE放送権契約締結のお知らせ』(プレスリリース)公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ、2016年4月20日 。2021年1月7日閲覧。
- ^ 『「B.LEAGUE FINAL 2018‐19」 NHK総合(地上波)でのテレビ中継が決定! ~ポストシーズン試合概要発表~』(プレスリリース)公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ、2019年4月9日 。2021年1月7日閲覧。
- ^ a b “Bリーグが前半戦のNHK中継カードを発表…10月6日の千葉ジェッツvs宇都宮ブレックスは全国放送”. バスケットボールキング. (2024年9月19日)