ATS・D1
ATS・D1は、ATSチームが1978年のF1世界選手権用に製作したフォーミュラ1カー。シーズンの終盤2戦に投入され、ケケ・ロズベルグがドライブしたが、ポイントを得ることはできなかった。
カテゴリー | F1 | ||||||||
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コンストラクター | ATS | ||||||||
デザイナー |
ジョン・ジェントリー グスタフ・ブルナー | ||||||||
先代 | HS1 | ||||||||
後継 | D2 | ||||||||
主要諸元[1] | |||||||||
シャシー | アルミニウム製モノコック | ||||||||
エンジン | フォード-コスワース DFV 2,993 cc (182.6 cu in), 90° V8, NA, ミッドエンジン, 縦置き | ||||||||
トランスミッション | ヒューランド FGA400 5速 MT | ||||||||
重量 | 587 kg (1,294 lb) | ||||||||
燃料 | シェル | ||||||||
タイヤ | グッドイヤー | ||||||||
主要成績 | |||||||||
チーム | ATSレーシングチーム | ||||||||
ドライバー | ケケ・ロズベルグ | ||||||||
コンストラクターズタイトル | 0 | ||||||||
ドライバーズタイトル | 0 | ||||||||
初戦 | 1978年アメリカグランプリ | ||||||||
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概要
編集D1のデザイナーはジョン・ジェントリーとグスタフ・ブルナー[1]。ウィングカーとして設計され[2]、アルミニウム製モノコックボディにフォード-コスワース DFVエンジンを搭載した[1]。シーズン始めから使用していたHS1(ペンスキー・PC4の改良型)は戦闘力に欠け、それに代わって投入された[2]。
レース戦績
編集レギュラードライバーのジャン=ピエール・ジャリエとヨッヘン・マスはシーズンをHS1で苦戦していた。D1はオランダグランプリのプラクティスで初めて使用され[2]、ケケ・ロズベルグのドライブで終盤2戦に出走した。アメリカグランプリでは予選15位、決勝はギアボックスのトラブルでリタイアとなった。最終戦のカナダでは予選21位、決勝は完走したものの規定周回数を満たすことはできなかった[1]。
F1における全成績
編集年 | チーム | エンジン | タイヤ | No. | ドライバー | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | ポイント | 順位 |
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1978年 | ATSレーシングチーム | フォード-コスワース DFV | G | ARG |
BRA |
RSA |
USW |
MON |
BEL |
ESP |
SWE |
FRA |
GBR |
GER |
AUT |
NED |
ITA |
USA |
CAN |
0 | NC | ||
10 | ケケ・ロズベルグ | Ret | NC |
注
編集参照
編集- Nye, Doug (1985). Autocourse History of the Grand Prix Car 1966-1985. Richmond, Surrey, United Kingdom: Hazelton Publishing. ISBN 0905138376