409 (曲)
「409」(フォー・オー・ナイン)は、ブライアン・ウィルソン、マイク・ラヴ、ゲイリー・アッシャーによる楽曲。1962年にザ・ビーチ・ボーイズのシングルとしてリリースされた。
「409」 | ||||
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ザ・ビーチ・ボーイズ の シングル | ||||
初出アルバム『サーフィン・サファリ』 | ||||
A面 | サーフィン・サファリ | |||
B面 | 409 | |||
リリース | ||||
規格 | レコード | |||
録音 | 1962年4月19日 | |||
ジャンル |
Hot rod rock[1] car song[2] | |||
時間 | ||||
レーベル | キャピトル・レコード | |||
作詞・作曲 | ブライアン・ウィルソン、マイク・ラヴ、ゲイリー・アッシャー | |||
プロデュース | マリー・ウィルソン | |||
ザ・ビーチ・ボーイズ シングル 年表 | ||||
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概要
編集この曲は、ゲイリー・アッシャーのホットロッドへのこだわりに触発されており[3]、タイトルはシボレー・409から採られた。リード・ヴォーカルはマイク・ラヴが担当した。1962年のデビュー・アルバム『サーフィン・サファリ』に収録され、1963年のコンピレーション『リトル・デュース・クーペ』にも収録された。
シングル「サーフィン・サファリ」のB面としてリリースされ[4]、「サーフィン・サファリ」がヒットし、ビルボードのヒットチャートで14位まで上昇、それにつれて「409」も76位を記録した[5]。なお、この曲が1960年に起こったホットロッド・ミュージックの流行の起源とされている[1]。
本作のクレジットは当初、ブライアン・ウィルソンとゲイリー・アッシャーのみであったが、マイク・ラヴの名は1990年代に起こされた訴訟の結果加えられることとなった。
「409」は、1962年4月19日にウェスタン・スタジオで行われたバンドの3回目のレコーディングセッションで収録された。以前の所属レーベルであるキャンディックスは破産しており、バンドはキャピトル・レコードとの契約を結ぶことができた。このセッションはデヴィッド・マークスの初の参加セッションであった。
曲の始めに入るエンジン音はアッシャーの所有するシボレー・348の物であり、ブライアンの自宅で夜中の2時に録音された。
参加ミュージシャン
編集- マイク・ラヴ - リード・ヴォーカル
- デヴィッド・マークス - リズムギター、バッキング・ボーカル
- ブライアン・ウィルソン - ベース、バッキング・ボーカル
- カール・ウィルソン - リードギター、バッキング・ボーカル
- デニス・ウィルソン - ドラムス、バッキング・ボーカル
脚注
編集- ^ a b Breitenstein, Jeff. Ultimate Hot Rod Dictionary: A-Bombs to Zoomies. MotorBooks International. p. 107. ISBN 978-1-61059-235-2
- ^ Hoffmann, Frank W.; Bailey, William G. (1990). Arts & Entertainment Fads, Volume 1. Binghampton: Haworth Press. p. 61-62. ISBN 9780866568814
- ^ “The Beach Boys: 409”. allmusic. Rovi Corporation. 2019年1月26日閲覧。
- ^ Profile at Songfacts
- ^ “Hot 100 - The Beach Boys 409 Chart History”. Billboard.com. Billboard. 2019年1月26日閲覧。